4月半ばに実生のロウバイに針金を掛けました。まだ1年しか経っていないのにかなり太く固くなってしまったのでなかなか針金が効きませんでしたが、真っ直ぐ棒一本よりは多少ゆるっとしていても曲がりがついていた方がいいだろう、とやってみましたが、さてその後どうでしょうか？
針金掛け3週間後のロウバイの様子
今のロウバイの様子はこちら。
今回もほぼ出オチですが、ダメっぽいです。
これ、一番太かったやつ。実は針金を掛けた翌日には芽が枯れ始めていたのですぐに諦めたのですが、やっぱりダメっぽいです。
こちらの一本も芽が枯れてしまいました…。ここからの復帰はまあ無理なので、諦めでしょうかね。他に芽が出ていればいいんですが、ラフィアを巻いちゃってるのでどうだか。
これもダメ。元気な芽が写真の中央あたりから出ていたのですが、いつの間にかなくなっていました。先日吹いた暴風にやられて吹き飛ばされてしまったものと思われます。そこから先は折れて枯れてしまってたんですが、この芽があったことで期待していたのに。ちゃんと室内に取り込んでおけばよかったです…
こちら、一番いい感じに曲げられた、と気に入っていたのですが、これも暴風で葉が枯れてしまいました。まだどこか途中から芽が拭いてくる可能性もなきにしもあらずなのですが、まあ厳しそうです。
こちらも…
先端の葉がやられてしまったのですが…
途中から新しい芽が吹いてきてくれています。ありがたい！これが本当に虎の子のひと芽なので、風に飛ばされないように気を付けるようにします。
枯れてしまったロウバイの針金を外す
枯れてしまったやつ、もしかしたら芽が吹くかも？と思い、針金とラフィアを外してしまうことにしました。
まずはこの太いやつから。面倒でしたが、セオリー通り針金はちょっとずつ切って外しました。
ラフィアも外しました。この辺は細くなっちゃっていて、この辺は完全に枯れてしまってますね。
下の方はまだ枯れてしまったわけではないようです。難しいとは思いますが、もしかしたら芽が吹いてくるかも知れません。諦めずもう少し様子を見ることにします。
なんかポツッと出てないかなぁ、と探してみたのですが、芽当たりはなさそうですねぇ。
次のも針金とラフィアを外しました。と…！
むむ…！？
なんか芽が出てます！これはもうこの芽に賭けるしかないです。小さいし、この芽がどこまで持ちこたえてくれるか怪しいですが、頑張ってもらいましょう。
次の一本です。
んん〜、裂けちゃってますねぇ…。でも、
これも芽がついていました。芽の付け根も避けちゃっているのでちょっと厳しいと思いますが、これが大きくなってくれればいいんですけどね。
こいつもダメ元で…
針金とラフィアを外しておきました。
根元を見てみましたが、芽はないようです。ただ、ポツポツと芽当たりっぽいものもあるので、もしかしたらどこかから芽が出てきてくれるかも知れません。
最後はこれです。これは下の太いところはラフィア＋1.５mmの太い針金なんですが、ちょうど芽が出ているあたりからは1.０mmの細い針金を巻いています。
芽のすぐ側を針金が通っていてすごく気になるのと、この芽を生かすなら細い針金は不要、ということで…
細い針金だけ外しました。うっかり芽を落としそうで怖かったのですが、かなり慎重に作業してどうにかうまく外せましたよ。
出てきた芽のすぐ上にももうひとつ芽が出てきてるっぽいんですが…
んー厳しそうですね。軸の方が明らかに枯れてしまってます。
ここ、折れてしまっているところから上は不要、うっかり手か何かを引っ掛けて倒してしまうのが嫌なので…
この辺で切っちゃいました。本当はもうひとつ下で切ってもよかったのですが、枯れ込みが元気な芽のところまで来てしまうのも怖かったので、芽がしっかりするまで、芽の上がしっかり枯れるまで、このままおいておくことにします。
断面はこんな感じ。まだ緑色してますが、枯れていく途中なんだろうと思います。※ここにはあとでカットパスターを塗っておきました。
ここも針金とラフィアを外してしまおうか、ちょっと悩みました。結局当面は外さないでおくことにしましたが。芽が伸びていないのでしばらくの間は太るということはなさそうですし、針金を外せばかなり元の形に戻ってしまいそうなので、もう少しこのまま置いておいてしっかり形をつけることにします。
ということで、イマイチうまくいかなかったロウバイの針金掛け。もう少し早くやっちゃった方が良かったのかも知れません。
今後の管理とか
まずは灌水と施肥ですかね。写真は撮っていませんが、化成肥料を一粒ずつ置いておきました。あんまり肥料をやると枝が間延びしてしまうので肥料はあんまりやりたくないのですが、今はまず芽をしっかりさせてもらうのが先なのです。
我が家の天敵の強風・暴風、ちょっとでもヤバいな、と思ったらさっさと室内に取り込むように気を付けます。
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