まったく持ってノータッチのロウバイですが、そこそこ芽が出てきてくれています。ある程度成長すると突然枯れてしまったりするのであんまり余計なことはせず、ほったらかしにしてあるのですが、そろそろ針金掛けでもした方がいいかも?
種蒔きから4ヶ月目のロウバイの様子
種を蒔いたのが今年、2021年の1月31日。今日が5月30日なのでちょうど4ヶ月目です。
まずはこちら、鉢植えの方です。これは去年、確か9月ごろ、種をいただいてすぐに採り蒔きしたもの。
採り蒔きした後、11月下旬に発芽した一本。双葉のまま冬を越し、春先に新芽が伸びて来ていたのですが、残念ながら枯れてしまいました。
こちらは今年になって発芽したもの。もう1ヶ月?2ヶ月?経つでしょうか。中央からは軸が伸びて葉が展開しています。
先端には次の本葉も準備されているので、取り敢えずは調子良さそうです。
ピンボケしてますが、軸はこんな感じでちょっと間延びしています。特に軸切り挿し芽をした訳でもないですし、こんなものかな?根元から双葉まではそれ程長くないので、ロウバイの軸切り挿し芽は必ずしも必要ではない気がしています。軸切り挿し芽したら比較的根が付きやすいような気はしています。
ロウバイは幹の途中からでもどんどん芽が吹いてくるらしいので、あんまり難しく考えないことにします。
そしてもうひとつ、こちらの蒔き床に蒔いたロウバイ。ここには確か12個?蒔いたはず。今現在、発芽してちゃんと育っているのは3本です。
これ、明らかに自分の双葉で本葉をぶった斬ってしまった感じですね。
ロウバイは双葉がバカでかいので、密に蒔くとこういうことになっちゃいます。この一本は向こう側のロウバイの後に生えて来たものなんですが、双葉が引っかかってちゃんと水平になっていないのです。出来ればもっとスペースを取って蒔くか、2〜2.5号くらいの鉢に一粒ずつ蒔くべきですね。
違う角度から。どうにも窮屈そうで申し訳ない。本葉がある程度展開してきたら、双葉は切ってしまいましょうか。
この子は次の葉が伸び始めている上、その根元にはさらに次の芽が準備されているので、このまま枯れてしまうということはなさそうです。
これは反対側のもう一本です。つい最近双葉が開いた末っ子です。こっちも双葉が干渉していますが、どうにかなりそうかな?
上の写真にもチラッと写っていますが、こんな風に発芽はするもののうまく殻が外れず、双葉が展開できないまま枯れてしまった芽もいくつかあります。
こちらもそうですね、だいぶ前に発芽はしたけれど、殻がうまく外れずにそのまま枯れてしまいました。
ロウバイではこうやって殻が外れずにそのまま枯れてしまうケースが結構多い気がします。殻を手で外そうとしても、結構しっかりくっついていることもありました。何となくなんですが、芽が出てきたら水を多めにやって殻を常に湿った状態にしておくと、比較的外れやすくなる気がします。
今後の管理とか
しばらくこのまま育てようと思っているのですが、軸がしっかり木質化して太くなってしまうとかなり硬くなり、針金が効きにくくなりそうなので、どのタイミングで針金を掛けるか悩み中。さすがに今はまだ早いと思いますが。
取り敢えず当面このまま、秋に一本ずつ朱泥鉢に植え替えて、針金はそれからかな、と思っていますが、さてどうしましょうか、状況を見ながら考えようと思っています。
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