昨日マユミの発根らしき根を確認出来たのですが、そのせいかどうしてもロウバイの発根具合が確認したくなってしまいました。本当は挿し芽を動かすのはご法度なんですが、ガマン出来ませんでした。そしてまたひとつ、新しいロウバイの芽も出てきてくれましたよ!
新しいロウバイの発芽
全くノーマークだったペヤングの苗床なのですが、昨夜ふと見てみると見慣れない芽が。以前サルベージしたものの蒔くところが無くて、苔と苔の隙間に埋めておいたロウバイが発芽してくれたようです。
こちらが今のペヤングの苗床。これは去年から使っていて春先に苔を移植したものです。苔の具合はさておき。もともと黒松が5本出ていたのですが、一本また一本と倒れてしまい、今は2本しか残っていません。そして我が家で唯一の生き残りのトウカエデも今のところ元気にしています。トウカエデは植え替えたいのですが、枯らしてしまうのが怖くて実行していません。
そして真ん中チョイ右寄り。新しい芽が出てきてくれました。蝋梅です。これは以前サルベージした際、プラ鉢に蒔き切れなかったものを苔と苔の隙間に突っ込んでおいたのですが、どうもそれが発芽してくれているみたい。
まだ色も淡いし、今までのものよりも気持ち小さい気もするのですが、それでも立派な芽が出てくれました。これ、植え替えるかこのままここで育てるか難しいところです。ロウバイの種はまだあるので、これからもっと出てきてくれるかも知れません。
ロウバイの軸切り挿し芽の発根を確認
先にも書いた通りマユミの発根を確認出来たのでロウバイがどうなっているかどうしても知りたくなってしまいました。軸切り挿し芽は原則絶対に軸を動かしてはいけない、ということがいろんな場所に書いてあるので今までガマンしてきたのですが、表土をちょっとどかして様子を見るくらいなら…と。ガマン出来ませんでした。
今はこんな感じで挿してある訳ですが…根元の用土を爪楊枝でちょっとだけどかしてみます。
おおお…!
おおおおお…!!!
ぶっとい根っこが何本か確認出来ました!無事発根してくれてます!よかったー!
※当然ですが、この後用土を寄せて元に戻した上で(むしろ少し多めに用土を盛りました)、霧吹きでしっかり水をかけて用土を締めておきました。
ちなみに植え付けた時はこんな感じでした。根が傷んでいたと思って完全に根を落とした状態で挿していましたね。これでもしっかり発根してくれているので一安心。マユミのようにペットボトルの外側から確認出来るようになるにはもうしばらく時間がかかりそうですが、目視でしっかりと発根が確認出来たのでかなり安心しました。
ただこの写真を見る限り、「八方根」という名の通り八方に広がっている、というよりは下に向かって生えています。根が出てきたと分かると途端に贅沢を言い出しちゃうんですが、ある程度下に伸びたら今度は八方広がりになって欲しいものです。まあ、あんまり下向きに束で生えるなら根上りも視野に入れますが。夢が広がりんぐです。
ただこの挿し芽、発根している部分と双葉の付け根までが1cm程度しかないんですね。これは助かります。ネットでいろいろ調べていると、「ロウバイは本来庭木に使うもので、大きくなってしまうために盆栽には向かない」なんて記述もありました。確かに軸がごんぶとなので大きくなるんだろうな、という想像はつくのですが、双葉から上があんまり徒長しないように願うばかりです。いずれにしてもどこかの時点で軸を切り飛ばしてコケ順を作らないといけないのですが、葉と葉の間は出来るだけ寸詰まりになってもらいたいものですね。
今後の管理
ペヤングの方はある程度双葉が開いた時点で朱泥鉢に植え替えてしまおうと思っています。このペヤングに植わっているものは調子が良さそうに見えても突然枯れてしまうことがままあるので。先日の配合用土を使い、細かい根があんまり出ないうちにさっさと植え替えちゃいます。
ペットボトルの軸切り挿し芽の方なんですが、これは少なくとも年内は植え替えしないつもりです。これからもっとあったかくなって根が伸び始めたら、上に向かってぐんぐんと伸びてくるんじゃないかと思っているのですが、その頃には完全に蓋を取り外しておいても問題ないだろうと思っています。
あ… 新しく出てきたロウバイの芽も軸切り挿し芽できるタイミングですね…またよからぬ考えを思いついてしまった… どうしよう、枯れるリスクもあるけれど、一度成功しているロウバイの軸切り挿し芽。リスクと引き換えに八方根を狙ってみるか、それとも安全策を取るか。あんまり考えている時間はありませんね。
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