【ご相談】イロハモミジの針金掛けと強剪定のタイミングはいつ?

芽当たりが見えているイロハモミジの節 山もみじ (ヤマモミジ)
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昨年年明けに種を蒔いたイロハモミジ。軸切りしたのが1本、してないのが1本。どちらも今年春に鉢上げしたところ、一気にデカくなってしまいました。これの軸をバッサリ切って(いわゆる”叩く”)、動き出した芽を芯にしようかと思っているのですが、いろいろタイミングが分からないんです。

イロハモミジの様子

ヤマモミジ、って思ってたんですが、おそらくイロハモミジです。

こんな感じ。左の細い方が軸切り挿し芽をしていないイロハモミジ。植え替えの時にごぼう根は切っています。右は軸切り挿し芽をしたイロハモミジ。同じような高さに見えますが、軸切りした方が軸も太いし背も高いです。

やりたいことと分からないこと 〜 針金掛けのタイミング

やりたいのは、どちらも来年2月ごろ?早春に最初の節を残して軸を切ってしまいたいのです。節にある芽当たりからの発芽を期待してのこと。

分かりづらいですが、この写真のちょうど真ん中辺にある節を残して、その上を切ってしまおうと思っています。春先であればそこから芽が吹いて枝になってくれるだろうと目論んでのこと。ただ、根元からこの節までがかなりまっすぐなんです。若干の曲がりはありますが、曲がっているのかどうか、っていうくらい緩いものです。

ここに今のうちに色気を付けておくために、今針金を掛けて形を作りたいのですが、この時期に針金を掛けるってOKなんですかね?

ネットを調べてみると、1) 6月に針金を掛けてもよい、という人と、2) 針金掛けは秋に葉が落ちたあと、という人がいるんです。グネグネ曲げるつもりは全然なくて、今の緩い曲がりを活かして、それをもうちょっと強調するくらいを考えているんですが、それくらいなら大丈夫ですかねぇ?

小さいこちらも同様。ちょうど名札のてっぺんあたりで切ってしまっても、その辺の節にある芽あたりから発芽〜枝になってくれるんじゃないか、と期待しているんですが、いかんせん根元から節までが真っ直ぐなんですよね。もうほんの少しでも曲がりが付いていた方がいいと思うんです。

どうでしょうかね、6月中なら針金で曲げても大丈夫なんでしょうか?

やりたいことと分からないこと 〜 強剪定のタイミング

もうひとつ、強剪定、つまり軸を下の方でバッサリ切ってしまうはいつがいいんでしょうか?

これも人によっていうことがいろいろで、今切ってしまっていい、という人と、春の芽出し前という人がいるんですね。

太い方の最初の節です。既にちょろっと芽が出ているので、この芽の上で今切ってしまっても、ここから新しい軸が生えてきてくれそうな気がします。

ちなみにこれは同じ大きい方の根元。用土のすぐ上にも芽あたりが見られるので、場合によってはここまで切り詰めるのも可能なんです。

こちらは細い方の一番下の節。こちらにも芽当たりがいくつか出ていて、この上でバッサリ軸を切ってもここから新しく軸が出てきてくれるような気がしているんです。いつ切るかは別にして。

質問まとめ

分からないことのまとめです。ぜひアドバイスをくださいませ。

  1. 太い軸、6月(今)針金を掛けてもよいか?そんなにキツくは曲げませんが。
  2. 軸を強剪定する(叩く)のは今でよいか、来年早春(2月ごろ)まで待つべきか?

2本あるから一本バッサリ切ってみるのもひとつとは思いますが、出来るだけ枯らしたくないので… ぜひぜひ、アドバイスいただけるとありがたいです!

山もみじ (ヤマモミジ)
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まめぼん 〜mamebon〜

コメント

  1. さとる より:

    両方ともおととしタネ撒きして去年育てた二年生ですね。
    春先から有機肥料で体力つけたかにもよりますが、上をバッサリ切るとおそらく枯れます。モミジは春に芽摘みして枝数増やさないと、どうしてもヒョロヒョロと長くなってしまいます。去年の夏ですが・・・このまま伸びると困るので上から二段枝ごと切ったら下の葉が次々と弱り、今年の春に葉芽が出ず枯れました。(樹勢次第ですが)一旦伸びた上の枝葉は切れないのです。

    軸切りした四方根の苗木は、将来的に根張りのある「背の低い大木」にさせたいので日々芽摘みを。軸切りせず片根になっている苗木は「根元の曲」を活かして網伏せでよくある根上がりに。初年度の選択が後々の将来像を決めるというわけです。
    叩いて強剪定、取り木など短くする手段はありますが、作業中の美観がよくないので棚のスペースが限られたベランダ盆栽ではオススメしません。いまの見た目で12月の紅葉を楽しむ方がいいですよ。

    針金かけですが、モミジは針金跡がつきやすいです。かける時よりも外す時の方が気を使いますね。慣れないと幹を締め付けてしまい水枯れすることもあります。
    そのどちらにも対処した針金かけは幾つかあるのですが、幹の背に太めの針金を添えて麻紐で巻くやり方をオススメします。
    作業しやすいように五段目以下の枯れている葉はハサミで切って、針金が滑る場合はテープで固定させてから麻紐かけるといいでしょう。お好みですが、文人っぽくするのであればフワッと軽く。懸崖なら曲げてから一気に下げて、根上り風にするのであれば浅鉢に植え替えして横に曲げるといいでしょう。

    • ふうらい より:

      さとるさん、おはようございます。そう、どちらも今年2年生です。
      上、切ったら枯れますか。これ以上伸びられても困るので、まさに一番上2〜3節を切ろうと思っていたのですが、このままにしておいた方がいいですね。先端に小さな芽がまた出てきているので、それを欠くだけにしておきます。
      後回しにしていたら、いつの間にかえらく伸びてしまい困っていて、手っ取り早く小さくしようと叩こうと思っているのです。今年軸切りしたやつは来年きちんとお世話しないといけないですね。これだけ大きくなってしまうといくら曲げても小さくはならないと思うので、やっぱり来春早々には叩いてしまいます。叩いて残った軸もいくつかに切って挿し穂として使おうと思っているので。根が出てくるかどうかは分かりませんけれど、今年の肥培次第でしょうかね。今年たっぷり肥料をやっておきます。
      針金痕が一番気になっています。今回は(以前黒松でやったように)ラフィアを二つ折りにして、軸に巻いてから針金を掛けようと思っています。そんなに大きな曲がりをつけるつもりはないので、ちょっとでも食い込みそうだったらすぐに外してしまうつもりでいます。
      針金を添えて麻紐、というのは初めて聞きました。そんなやり方もあるんですね。それだと芽を潰しちゃったりしませんかね?でも、太めの針金を2本くらい添わせてやればうまいこと曲がりそうです。何かの折にやってみようかと思います。