唐楓(トウカエデ)を全部鉢上げしました!今回も石付き盆栽に挑戦!

イロハモミジの軸切り挿し芽を石に付ける 唐楓 (トウカエデ)
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先週に続いて、トウカエデの鉢上げです。今回残りを全部鉢上げしてしまうことにしました。ついでに挿したイロハモミジも1本ありますので、そちらも鉢上げしてしまいます。今回も具合の良さそうなものを石に付けてみることにしましたが、作り方は我流なのでうまくいかないかも!?

鉢上げするトウカエデを掘り出す

今回、残っているトウカエデ(と、イロハモミジ一本だけ)を全部鉢上げしてしまうつもりなのですが、根の様子を見てどんな風に植え付けるかを決めようと、先に育苗トレーから全部出してしまうことにしました。

これが取り出し前の様子。何ヵ所かブロックが空いているところは既に鉢上げしてしまったものです。

まずはこの辺からいきましょうか。これは11本束ねて挿したものですが、3本しか残りませんでした。やっぱり束ねて切って挿す、というのは効率がよろしくないようです。

がぼっと抜けてくれました。

用土を落としたところ。立派な根ですがこれで3本分です。

糸で束ねた上側からも発根しています。これは後で切り落とすつもり。

さて、じゃんじゃん取り出していきます。

これは育ちはイマイチなのですが、根が太くて四方に出ているんです。

廃棄しようかとも思っていたのですが、根が四方に出ている上しっかり太いので、これもちゃんと鉢上げすることにしました。

これは太根3本、下向きに生えちゃってます。こういうのは最初のやつとまとめて株立ちを目指すことにします。

抜いた苗はメネデール100倍液に浸けておきます。植え付ける前に1時間ほど浸けてメネデールを吸わせておきました。

トレーの下に根が出てしまっているものは、こうやって根を挟まないようにして取り出しましたが、鉢底ネットが引っかかったりして多少根を傷めてしまったものもあります。まあ大丈夫と思いますが。

こういうのはちょっと困ります。石に付けるしかないかな?

1ブロックだけミヤサマカエデがありますので、トウカエデと混ざらないようにこちらへ。

いろんなのがあって面白いのですが、一番最初に鉢上げしたもののように四方に横に広がるのはなかなかありません。

そしてこちら、イロハモミジです。

えらく立派な発根です。太根も細根もほぼ満遍なく出ていて、ちょっと感動。トウカエデよりもゆっくりめでしたが、イロハモミジの方が根張りがいいんでしょうか。たまたま?

こんなんどうですかね?

ようやく…

全部取り出せました。1時間ほどメネデールに浸けた後、いよいよ鉢上げです。

ミヤサマカエデの石付き盆栽

まずは一つは成功させたい石付き。トレーから出すときに使えそうな根をチェックしていました。

こちらのミヤサマカエデ、根が走っていて鉢底から長く伸びていたので、目を付けていました。上も根もよく育っているんですが、3本出た太根、2本がほぼ同じ方を向いているんです。これでは八方根には程遠いので、これを…

この石に付けてみます。これは表側で…

こっちが裏側。

薄っぺらい石です。

爪楊枝で細根をよく解しました。向きがイマイチですがまあまあ発根してくれているようです。

出来るだけ石の凸凹に根を這わせたいので、霧吹きで芽と石を濡らしながら爪楊枝で位置を整えていきます。まあ、そう思い通りにはなりませんけれど。

表に2本、裏に1本太根を通します。これが太ってしっかり石を噛んでくれればいいのですが。

裏側はまあいいとして、やっぱりなかなか石に密着しないんです。霧吹きで濡らすことで細根は石に張り付いてくれますので、爪楊枝で位置を整えてこのまま鉢に入れてしまいましょう。

根を傷めないように、ほんの数ミリだけ浮かせて保持し…

少しずつ用土を入れていきます。

やっぱり隙間が空いてしまいますが、用土が石に押し付けてくれることを期待します。なかなか難しいですけれど。

見えない裏側はなんだかいい感じです。

用土は多めに入れました。

根元は若干細根が出てしまっていますが、まあ大丈夫でしょう。

上からジョウロでたっぷり水をかけるのはいつもの通り。下から出てくる水が透明になるまでしっかりかけました。

すこーしだけ根が露出してしまっていますが、これくらいなら大丈夫じゃないかな?

これで1本目終了。どんどんやっつけてしまいましょう。

イロハモミジの石付き盆栽

続いてイロハモミジです。根が立派なのでそのまま鉢に植え付けようかとも思ったのですが、石付きにすることにしました。

八方に広がって細根も十分に出ており、申し分ありません。

付ける石はこちら、これが表です。いかにもここに根を這わせろ、と言わんばかりの溝が掘ってあります。

こちらは裏面。これにも溝が掘ってありますね。こちらにも根を這わせましょう。

先に裏側を決めてしまいます。細根も一緒に溝に入れ、下の方でバラすようにします。

表側はこんな感じに、ふんだんに出ている太根を石の形に合わせて這わせました。

で、中央の割れ目に用土を押し込み、根をしっかり石に密着させることを目指します。霧吹きで用土を濡らすと落ちにくくなります。

裏側も同様に。用土を押し込んで根を石に密着させます。うまくいくかどうかは分かりませんが、何もしないよりマシかと。

こんな感じに、出来るだけ石の形に合わせて沿わせるように頑張ってみました。まあ、浮いちゃってるんですけども。

こちらも、石の下の根を潰さないように数ミリ持ち上げた状態で用土を入れていきます。いつもの朱泥鉢では石が途中で引っかかってしまうため、プラ鉢に植え付けます。

少しずつ用土を入れていきます。

根元はこんな感じ。密着には程遠いですねぇ。太れば少しはマシになるかも知れませんが。

石がほとんど隠れるくらいまでたっぷり用土を入れました。これくらい大きな鉢だと余裕がありますね。

根元はこんな感じ。だいぶ根が露出してしまっているので…

用土を足しておきました。これも水やりで流れてしまうかも知れませんが、様子を見ながらやっていきます。

イロハモミジはこれでおしまい。ちょっと期待している一本です。

トウカエデの株立ち仕立て

続いて株立ちをやってしまいます。

まずはこの糸を切って、枯れてしまったトウカエデの軸を外します。

上の方から出ている根は切ってしまいます。

これは発根イマイチですかね?

これはまずまず。でも束ねていたせいか、根が下向きに伸びてしまってますね。こういう弊害もあるんだなぁ。

後々のために発根部分を拡大した写真を残しておきます。こんな風に発根するんですねぇ。ちゃんと八方に出てくれています。

この3本に合わせる苗を選びます。成長がイマイチなもの、小さなものから選びました。

元々の3本が背が高いので、これを中心に据えて…

背が高めのものから合わせていきます。外に行くに従って背の低いものを添えます。

位置が決まったら木綿糸で位置を修正していくわけですが…

向きを直そうと捻った一本、折ってしまいました…とほほ…

6本では具合が悪いので、もう一本持ってきて…

木綿糸で束ねました。あんまりぎっちりではなく、緩めに巻いています。

鉢にうまく入るよう、根を切ります。実際はもうちょっとだけ切っていたと思います。

この時点で出来るだけ根が八方に広がるように爪楊枝でほぐしたり広げたり。

これを鉢に入れ、用土に押し付けないようにほんの数ミリだけ浮かせた状態で、爪楊枝で根を八方に広げます。これだけたくさん根があるとまずまずきれいに広がりますね。

根はこんな感じ。位置の調整はキリがないので、適当なところで妥協。こうやって改めて写真を見ると、軸があっちゃこっちゃ向いてしまっています。後で直せるなら直しますが、難しいかもなぁ。

用土を足して爪楊枝でつついて根と根の間に用土を入れてきました。

最後にたっぷりと水をかけて微塵を洗い流しました。

なんだか思ったより広がっちゃったかなぁ?糸で縛る時にもうちょっとしっかり巻けばよかったかも?ここまで来たらもう半分諦めて、後はトウカエデたちに任せましょうか。

トウカエデの石付き盆栽

続いてはこちら。

立派な根です。上の成長はイマイチなのですが、この根は立派。このまま植え付けてもいいんですが、せっかくなのでなんとか活用出来ないかと手持ちの石を取っ替え引っ替えしたところ…

こんな感じに合う石がありました。根元から比較的水平に根が出ているので、それがうまくはまるような平たい位置があるものです。

どうしても根が浮いてしまうので、先ほどと同じように用土を使って押し込みます。鉢に植え付けるまでの短時間位置を合わせてくれていればいいのです。

裏側もこんな風に。凹みに根が沿うように、用土を押し付けています。

根元はこんな感じ。少し浮いていますが、これくらいなら根が太ればしっかり密着してくれるんじゃないかと思っています。

全体はこんな感じ。まずまずなんじゃないかな?

用土を入れていきますが、明らかにこれ、背が高いですよね?

どう頑張っても根本が用土の上に出てしまいます。いけるかと思ったんだけどダメでした。

とりあえず、いけるところまで用土を盛ってみました。

水をかけるとやっぱり用土が崩れてしまいますね。まあ当たり前ですけど。

いろんなところで根が露出しています。これではいかんと…

根が露出しているところには細かくちぎって水を吸わせた水苔を敷き詰め、根を保護しました。

これで完成。これもしっかり根が太ってくれたらかっこよくなってくれるんじゃないかと思ってるんですが、まずは枯れずに育ってくれることが第一です。頑張ってくれい!

残りのトウカエデを鉢上げ

残りを鉢上げしちゃいます。集中した作業が続いてけっこう疲れていたので、残りはやっつけ感が強いです。

まずはこちら。浅鉢に植えつけます。まずは長く伸びた根を…

鉢に合わせて切り詰めて…

いつものように根を八方に広げて用土を入れて固定します。やっつけ、というか、慣れてきた気がします。

まずまずいい具合に仕上がったと思います。

最後はこれ、確かミヤサマカエデ。育ちが悪いし廃棄でもいいかと思ったんですが、せっかくなので。

根もイマイチ、三方ですね。

まあ、せっかく発根してくれたので、ここからの巻き返しに期待しましょう。

わからなくなるので名札をさしておしまい。お疲れさまでした!

今後の管理とか

根が落ち着くまで1ヶ月くらい、最低でも2週間くらいと踏んでいますが、当面の間は風の当たらない日陰に置いておくことにします。梅雨に入って湿度が高いのはいいんですが、気温も30℃越えの日が出てきそうなので、直射日光は避けないといけないですね。木漏れ日程度なら当たってもいいと思いますが。

今回は石付きを3つに株立ちひとつと、いろいろ盛りだくさんでした。石もいいやつから使ってしまってますが、これからイロハモミジとか黒松・赤松も石に付けたいので、ある程度いいのを見繕って取っておく必要がありそうです。

石付きなんですが、根を全く切らないかほとんど切っていないので、実は浅鉢に植えたものより生存率が高いかも知れないな、なんて思っています。実際に石を表に出して見られるようになるには3年とか4年とかかかると思いますが、ちゃんと根が付いたらまずは針金で上の形を作っていくことにします。

先に鉢上げしているトウカエデも今のところなんとか保っているので、この調子で頑張ってもらいたいところです。

唐楓 (トウカエデ)山もみじ (ヤマモミジ)
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コメント

  1. さとる より:

    かなりの発根力でやっぱり鉢上げした方がよかったですね
    これだけ旺盛なら月イチで肥料あげても根は痛まないだろうしほっといても真夏超えたら10cm以上大きくなってると思いますよ
    気になるのはカエデ類の葉の痛み方ですかね。束になってるカエデは様子見ながら切った方がいいです。うちのも下葉が痛んでいたので完全にカットしました。元気なカエデは切ってもまたすぐ生えてくるので心配ないですよ。肥料あげて樹勢強めるといいでしょう
    逆にモミジは夏に切ると樹勢弱めてしまうので葉焼けしていても冬まで温存の方向で。私は去年全葉刈りして枯らしてしまいました。

    • ふうらい より:

      さとるさん、こんばんは。
      そうなんです、根はモリモリ生えてくれているんですが、葉がかなり傷んでいるんです。風でやられたんだろうと思ってはいるのですが、同じような環境にあるイロハモミジの方はそんなでもないんです。カエデの方がデリケートなのかも知れませんね。でも、まだまだ細いカエデなので、葉刈りは躊躇してしまいます。
      今週末あたりから、鉢上げした順番に施肥を始めようかと思います。一番最初の2本のうち一本は芽が少しずつ伸び始めたので、根っこが安定したのかも知れません。
      ネットで調べると紅葉は今の時期に葉刈りをしろという人が多いのですが、さすがに今年は葉刈り出来ないと思います、若すぎるので。カエデも今年葉刈りするのは怖いんですが、施肥して肥料が効いてきたらやってみても良いかもですね。様子見ながらですね。
      モミジは夏の葉刈りに弱いんですね。そういうリアルなアドバイスは本当にありがたいです。