昨年春から何度か蒔いたもみじですが、まったく、一本も発芽してくれませんでした。1年がかり、種類や環境によっては2年後、3年後に発芽するケースもあるということでそのまま灌水だけしていたのですが、ようやく1本だけ発芽してくれました!
発芽したもみじの芽
蒔いたのはこの苗床。左半分には軸切り挿し芽をしないでほっておいた赤松が植わっていたのですが、先日ザルに植え替えてしまい今は更地です。右半分がもみじゾーン、その間には五葉松の種を蒔いてあります。
ちなみにここにはまきゴケもしてありました。ぜんぜん芽が出ないので取っ払って捨ててしまったのですが、何か生えてきました。これがまきゴケをしたものかたまたま生えてきた苔なのかは分かりませんが、そのまま置いてあります。
そしてこれが生えてきたもみじの芽です!
まだ殻も取れていないし、全高1cmにも満たない小さな芽ですが、何としても育って欲しいものです。
もみじの種類
実はこの苗床、3種類のもみじが蒔いてあります。今回発芽したのがなんなのかまだわかりませんが、殻の大きさからしておそらく山もみじなんだろうと推測します。
ここには他に、しだれもみじと野村もみじの種が蒔いてあります。しだれもみじは葉が細くギザギザしており、その名の通り垂れてくれます。野村もみじは通年葉が赤いもの。庭木などで見たことがあるかも知れません。
本葉が出てくればどのもみじなのか分かります。ちょっと探してみるといろいろな情報があり、なかなかに奥が深いです。いろいろやってみたくなりますね。
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