紅梅(コウバイ)と宮様楓(ミヤサマカエデ)、藤(フジ)の種を蒔きました!ついでに草木瓜(クサボケ)も!

唐楓 (トウカエデ)
当ページの一部リンクには広告が含まれています。
Facebookはじめました!

まだ手元に何種類も種があるのですが、早いところ蒔いてしまわないといけません。ずっと気になっていた紅梅を蒔いてしまうついでに、ミヤサマカエデと藤も蒔いてしまうことにしました。クサボケの種もたくさんあるのですが、こちらは根伏せの苗を作るために水苔に蒔いてみます。

種蒔きの準備

まずは紅梅から。昨年近所の公園にある梅の木の周りに大量の身が落ちていました。台風か強風で落ちたものと思われますが、つい癖で5個ほど拾ってきたものです。

実はだいぶ前に取り除いて、種だけにして置いておきました。これを割って中身を取り出すわけですが、かなり硬そうです。

木製のブロックの上に置いて、カナヅチで叩いて割ります。このブロックはドリルで穴を開ける際の土台として使っているものなので、穴ぼこがたくさん開いています。こういう木製ブロックはホームセンターとか、お店によっては百均にも置いてあるところがありますね。

こんな感じで置いてカナヅチで叩きましたが、2つ目以降は縦ではなく横向きに置いて割りました。この種、両手を膨らませて合わせたような形状をしているので、いずれにしてもこの分かれ目のところを上にして叩くと割れやすいようです。

1個目です。ついうっかり力を入れすぎて潰してしまったか!?と思ったのですが、どうも中の身の様子がおかしいです。この種は残念ながらちゃんと成熟していなかったようです。なんとなくカビが生えているようにも見えますしね。

この時点では他の種がどうなっているか分からなかったので、これ以降はかなり力を抜いて軽く何度も叩くようにしてみました。弱すぎるといつまで経っても割れないので、少しずつ慎重に力を加えていきました。

2つ目。いい感じに割れてくれました。このあと指でそーっと中身を取り出します。

うまいこと取り出せました。こんな感じで他の種も割って中身を取り出していきます。

うまく割れるとこんな風にぱっくり2つに割れます。

結局最初のひとつ以外は全部きれいな種が入っていました。これを水に浸けて一晩置いておきます。周りにあるのはミヤサマカエデの種。さすがにこれは間違いようがないので、一緒に水に浸けちゃってます。

続いてこちら、藤の種です。先日入手した種はスカスカでハズレだったのですが、別のところで種を入手する機会があり、なかなかいい種が入っていたのです。大きさはまちまちなのですが、痩せ細っている種はなかったのでちょっと期待しています。

予想はしていましたが、大きいのも小さいのも全部沈んでくれました。だからといって全部発芽するとは思っていませんが、ちょっと期待してもいいかも?

そしてこちら、クサボケの種です。50個くらいあるでしょうか。これを真面目に蒔いているとどれだけ場所があっても足りないのと、根伏せ素材を作りたかったので、この種は水苔の苗床に放り込んでおくことにしました。

これも間違いようがないので、藤の種と同じ器に入れておきます。一晩と言いますが、結局約24時間浸けておくことになりました。

紅梅とミヤサマカエデ、藤の種蒔き

種を水に浸した翌日午後、種蒔きをしました。今日はちょうど成人の日、風もなくあったかくて穏やかな1日になりました。

前日に水に浸けた種。様子を見てみましょう。

ミヤサマカエデと紅梅。全部沈んでくれています。

藤とクサボケの種。こちらもほぼ全部沈んでくれているようです。種蒔きの準備はOKです。

まずはこちらから、ミヤサマカエデです。そこそこ数はありますが、小さな朱泥鉢に蒔いてしまいます。固まって生えてきたら寄せ植えなり株立ちなりにできそうな気がしていて、今シーズンの種蒔きはその辺を目論んでいます。いつものように朱泥鉢の底に根腐れ防止剤(ゼオライト)を入れ…

7分目くらいまで配合用土を入れて種をパラパラと蒔きました。いつも通りです。

さらに種が隠れるくらいまで用土を入れ、上からジョウロで優しく水をかけます。下から出てくる水が透明になったらOK。特に変わったこともしていません。いつも通り。

続いて紅梅の種です。やり方は上記のミヤサマカエデと全く同じ。若干用土の量が少ないかも知れませんが、これは種が大きいため。カエデよりも深く植えないといけないかな、と思ってこうしています。

その後も同様に、用土をかけて水かけて。

鉢が小さい、ということもあったのですが、あえて3つしか蒔いていません。残ったこのひとつは実験的に用土には蒔かず、湿らせたキッチンペーパーに包んで冷蔵庫に入れておくことにしました。詳しくは後述します。

続いて藤の種。ひとつ弾けそうなやつがありました。たまたまと思いますし別に発根している訳でもないのですが、中身がみっちり詰まっている証拠でしょう。一日たっぷり水を吸って膨れているんだと思います。

さすがに朱泥鉢では小さすぎるので、大きい緑のプラ鉢に蒔いています。大きめのやつから選び、隙間に小さいのを置いてみました。全部で12個。またたくさん余っていますが、残りは先程の紅梅と合わせて冷蔵庫行きです。

一旦鉢に蒔く分はこれでおしまいです。カエデは別にして、紅梅と藤は芽が出てある程度大きくなったらバラして植え替えるつもりです。

さて、残った紅梅と藤の種です。きれいなキッチンペーパーに並べました。左上が紅梅、あとは全部藤です。

キッチンペーパーを縦横三つ折りにして種を包みました。

これをきれいなジップロックに入れてしっかり封をします。一度使った袋だとカビ菌とかいろいろついていそうだったので、新しい袋を使っています。

これを冷蔵庫の中に入れて保存しておくのですが、冷蔵庫に入れる前に指に水をつけてもう少しキッチンペーパーを湿らせておきました。あまりびしょびしょにする必要もないのですが、ある程度多めに湿気があった方が良さそうな気がしましたので。

以前藤の種を入手したとき、同じように新聞紙に包んで冷蔵庫に入れておいたところ、うまいこと発根してくれました。今回もそれを狙ってやっています。蒔くところがもうあんまりないというのもあるんですけどもね。

クサボケの種蒔き

ほってもおけないので、クサボケの種も蒔いてしまいます。苗床は水苔です。

一旦水を捨てます。かなりの数がありますね。

苔玉を開きます。既にいろんな種を蒔いてしまっていますが、まあ気にしないでおきましょう。

あんまり密にならないように、クサボケの種をばら撒きました。こんな風に蒔いちゃったのであっちこっちからクサボケが生えてきそうですね。

もう一度、水苔が丸くなるように両手で形を整え、口を閉めました。

このクサボケ、根伏せの素材を作るために水苔に蒔いています。芽が出始めたら数日〜1週間に一回この袋ごと置く位置というか角度を変え、ぐるぐる回すようにしてやります。根っこは下に向かって生えようとするのと、水苔があって真っ直ぐに伸びることは出来ないので、結果自然に曲がりのついた根が作れる、ということらしいです。いつまでもここに植えていても真夏は群れてしまって耐えられないと思うので、どこかのタイミングで植え替えは必要になってくるんじゃないかと思います。

今日の種蒔きはこれでおしまい。お疲れさまでした!

今後の管理とか

当面氷土が乾いたらたっぷり水をやる、それだけです。水苔の方はビニール袋で口をしっかり縛ってあるので水やりはほとんど必要ないですが、それでもだんだん水分が飛んでしまうので、様子を見て水をやります。

春になって芽が出てくるまでもうしばらくかかりますが、楽しみに待ちましょう。

唐楓 (トウカエデ)草木瓜 (クサボケ・シドミ)藤 (フジ)
シェアお願いします♪
フォローお願いします♪
いいね!お願いします♪

コメント