明けましておめでとうございます♪ 縁起担ぎに五葉松、そして豆柿の種を蒔きました! – 根伏せ用の苗の作り方

豆柿の種を蒔く 五葉松 (ゴヨウマツ)
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明けましておめでとうございます。今年もへっぽこながら盆栽を続けていきますのでどうぞよろしくお願いします。さて、先日蒔いた五葉松の種の残りがまだたくさんあったので、縁起を担いで元旦に蒔いてみます。あとずっとやりたかった豆柿の種も入手したので、こちらも蒔いてしまいます。

五葉松と豆柿の種蒔き

まずは豆柿から。本当は老爺柿がよかったのですが、種がなかなか入手できません。今回豆柿の種を入手できましたので、こちらで挑戦です。

購入した種はこんなの。柿の種っぽいですね。まあ柿なんだけど。

左のガラスの方に入ってるのが豆柿の種。昨晩水に入れた瞬間に全部沈みました。優秀!右側は五葉松の種ですが、こちらもほとんど沈んでくれています。沈まなかったのはひとつだけ。

なんだかどっちも泡が出てますが、まあいいでしょう。

今回はこの黒いプラ鉢を使います。五葉松は数があるのでこれでは小さい気もしますが、発芽してある程度しっかりしてきたら朱泥鉢か何かに植え替えるつもりです。

まずは豆柿から。豆柿は根伏せが出来るとのことなので、グネグネと自然に曲がった根を採ることを目標にしてみようと思います。ですので、以前クサボケでやった時のように、鉢底石用の軽石を大量に用土に混ぜることにしました。根伏せができる種類のものであれば何にでも応用できる、根伏せ用の苗の作り方です。

まずはこんな感じに。一番下にはいつもの根腐れ防止剤(ゼオライト)が入っています。四隅のスリットがゼオライトで隠れるように少し持ち上げ、ゼオライトが隠れるくらい少しだけ用土を入れました。このスリットから空気が根に供給されるので、ここを盆栽用土で塞がないように、多少目の荒いゼオライトを当てるようにしています。

もうだいぶ前に買った軽石です。ホームセンターとか百均で買えると思います。

先ほどの鉢にごろっと入れます。量は横のスリットを見てみてください。そんなにたくさんではありません。

さらに鉢底石が隠れるくらいに盆栽用土を入れます。鉢底石の隙間にも流し込む感じで。

さらに鉢底石を入れて…これを繰り返します。といっても3回くらいかな?

この辺まで来ました。最後は盆栽用土になるようにします。ちょっと入れすぎたかな?

ここに適当に種を蒔きます。種が大きいので思ったよりスペースを取ってしまいました。まあこれならどうにかなるでしょう。弱い子はやられちゃうかも知れませんが。

最後にしっかり種が隠れるくらい用土をかけ、名札を刺して完成です。五葉松の方もやってから、ふたつまとめて水をかけます。

では続いて五葉松。

こちらは簡単。鉢底に根腐れ防止剤を敷き、7分目まで用土を入れて種を蒔きます。かなり密になってしまいました。こちら、芽が出てある程度しっかりした時点で数本ずつバラして植え替えるつもりですが、五葉松は発芽率があまり高くないらしいのでこのままいくかも知れません。

用土をかけて名札を刺しました。

最後にジョウロでたっぷりと水をかけ、用土の微塵を洗い流します。鉢底から出てくる水が透明になればOK。これで2022年最初の種蒔きは終了です。お疲れさまでした!

今後の管理とか

豆柿の方はぐねぐね曲がった根っこを根伏せにしたいので、少なくとも2〜3年はこのまま植えておくつもりです。と、今思いついたのですが、豆柿こそ水苔に蒔いてやったらよかったかも知れません。まあいいか。五葉松はまずは発芽してくれることを祈るばかり。5年くらいは親指か人差し指程度にしか成長しないようなので、こちらも根気よく付き合っていかないといけないです。

豆柿なのですが、雄木と雌木があるとのこと。種は10粒蒔いたので、さすがに両方出てきてくれるんじゃないかと思っているのですが、花が咲かないと雌雄区別がつかないかも?桃栗三年柿八年ということなので、ちゃんと実が見られるのかどうか自信がありませんが、五葉松と同様気長にお付き合いしていくつもりです。

ということで、枯らしても枯らしても、今年もめげずに続けていきます。どうぞよろしくお願いします!

五葉松 (ゴヨウマツ)豆柿(マメガキ)
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