先週の話です。今年発芽して何本か残った豆柿、夏に1本だけ針金を掛けてみました。ダメ元だったんですがまあまあいけていたので一安心。もう一本葉が全部落ちたので針金を掛けてみました。が、みなさんもうお気づきの通り、やってしまいましたよ…
豆柿の様子
今年の元旦に種を蒔いた豆柿。11ヶ月経った様子を見てみます。
太いのが4本、細いのが2本なんですが、細い2本はどうやら枯れちゃってるようです。右下に見切れている1本は7月末に針金を掛けたもの。一枚また一枚と葉が落ちて行ってまして、左端のは葉っぱが全部落ちたのでこいつに針金を掛けようと目論んでます。
残った葉っぱはまだ元気に見えるのですが、もう少ししたらポロポロと落ちちゃうんでしょうね。葉が全部落ちたら針金を掛けようと思います。
針金を掛けたやつも葉は残っていませんが、先端には芽があるので、春にはまた新しい葉が出てきてくれるんじゃないでしょうか。
豆柿に針金を掛ける
早速針金を掛けていきます。
針金を掛けるのは左奥のやつ。けっこう太いんですが、曲がってくれるはず。
出来るだけ下の方から針金を掛けたいので、まずは根元の用土を少しどけます。
かなり浅いところからもう根が出てきているので、ほじくり返さずに針金を掛けてしまうことにします。
今回も1.5mmの太い針金でいきます。まずはここまで巻いてしまいました。本当は「曲げながら巻く」らしいんですが、こっちの方がやりやすいもんで。
で、グネグネと曲げていってるうちに、「パキッ!」という嫌な手応えが…
茶色くなっている硬いところが思ったよりも曲がってくれたので油断したんでしょうね、緑のところ、折ってしまいました。
半分?1/3?くらいはまた繋がっているのでここからどうにかリカバーできないかな、と思うのですが、折れたところから先はちょっと厳しいかも知れませんね。
折れたところにはとりあえずトップジンMを塗って保護。まあここから先は諦めた方がいいかも知れませんけども。
と、ここまで書いて、曲げたところの写真を全然撮っていないのに気が付きました。よほどパニクってたんだろうと思います。ということで、何枚か撮ってきました。
こんな感じです。根元あたりをぐっと曲げてあるので、まずまずいい感じに曲げられたと思ってます。
拡大。後々もっと曲を追加したいところですが、まず第一弾としてはこれくらいでいいんじゃないでしょうか。折っちゃったのが本当にもったいないです。
折れたところはこんな具合ですが、折れたとこのすぐ下にもその下にも芽当たりがあるので、来年はこの辺からやり直せたらいいなぁ。
先端の芽はこんな感じ。正直生きてるのか枯れてるのかよく分かりませんが、萎びたりしてはいないのでもしかしたらまだ大丈夫かも?
茶色くなったところは硬い、緑のところは柔らかい、という先入観を持ってうっかり折ってしまいましたが、ほんと、気をつけないといけません。実際に曲げてみた感覚では、むしろ茶色くなったところは粘っこくて折れないけれど、緑のところは硬くて脆い感じです。次回以降はこれを念頭に置いて曲げてやろうと思います。
今後の管理とか
この豆柿たち、根伏せ素材にしようと思って育てているので、来年もう一年はこの鉢にいてもらうつもり。なので、来年3月後半〜4月ぐらいで木が太り始めたら針金は外してしまうつもりです。3月末までで5ヶ月なので、そこそこ形がついてくれるんじゃないかなぁ、と思ってます。
来年はがっつり肥料をやって、わがままに太らせましょうかね。とにかく根が太ってくれないと話にならないので。リスクを見て一本くらいは曲も付けずに根だけを育てる、というのもありかとも思いますが、やっぱり曲げたくなっちゃうんだろうな。
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