豆柿の苗に針金を掛けてみました!

針金を掛けた豆柿の実生盆栽 豆柿(マメガキ)
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今年の元旦に種を蒔き、4月には発芽してくれた豆柿。基本根伏せで作るための素材な訳ですが、かといって上の部分は全部捨ててしまうのももったいない。ただ、軸が茶色くなったものはえらく硬そうなので、軸がまだ緑のものに針金を掛けてみることにしました。

種蒔き7ヶ月後の豆柿の様子

ちょうど種を蒔いてから7ヶ月経ったところですが、豆柿、どんな感じでしょう?

こんな感じです、って、よくわからないですね。

葉がだいぶ傷んでいたり、枯れちゃったのもあるんですが、まあまあ元気ではあります。

軸はこんな感じ。もう木質化が始まってるんでしょうか。でも、太って表皮が割れ始めているのはよいですね。

試しに指でちょっと曲げてみましたが、なかなかに硬いです。あまり大きな曲は付けられないかもしれません。意外に粘ってくれる気もしますが、ポキッといってしまうかも?

枯れたものを抜いてみました。この鉢は根伏せ用の根を作ろうと、結構な量の鉢底石(軽石)を用土に混ぜているんです。根がその隙間を縫って複雑に曲がってくれることを期待してのことなんですが、残念ながら途中で切れちゃいました。残っている根を見る限りでは上手く曲が付いているとも付いていないともいえない感じですね。ただ、かなり上の方から八方に細い根が出てくれているので、根伏せの素材になるごぼう根を切ってもどうにかなりそうな気がします。

みんな表皮が茶色くなる中、一本だけ軸がまだ緑のがあります。今回はこれに針金を掛けてみます。

豆柿の苗に針金を掛ける

時期的にどうなの?と思いましたが、ざっと調べると8月でも針金を掛けていい、というか、8月ごろがいいという情報を見つけたので、やってみます。まあ時期ではなくとも今やっちゃわないとどんどん硬くなりそうなので、一本ダメにするつもりで掛けちゃいます。

硬さとかよく分からなかったので、1.5mmの太いアルミ線を使います。

下の方から掛けようと少しだけ用土をどかしてみたところ、すぐに細根が見えました。これだったらごぼう根をガッツリ切っても上を活かせるかも?

根元に針金を挿してラジオペンチで押さえます。鉢底石が混ざっているので針金がなかなか入っていきませんが、がんばって結構深くまで挿しました。

これくらいまで巻けたらあとはペンチなしでいけるかな?

あんまり大きな曲を付けるのも怖かったし、そもそも豆柿に合わないよね?ということで、これくらいの微妙に緩い曲でやめておきました。

針金が曲の「外側」にあるのが基本中の基本のはずなんですが、いっつも内側になっちゃいます。最初は外側にある、はず?つもり?なんですが、いつの間にかこうなっちゃうんですよねぇ。

ちょっと表皮が割れちゃってますが、これくらいなら大丈夫でしょうか。

針金で軸を潰しちゃった、ってところはなさそうです。まあ緩い曲だから大丈夫か。

ちょっと表皮が剥がれちゃったところもありますが、これくらいならまあ大丈夫でしょう。というか、中はまだまだ緑色ですね。ということは、全体が茶色くなったやつでもあんまり太くならないうちなら曲を付けられそうです。他のは秋、涼しくなって葉が落ちたら曲を付けることにします。

今後の管理とか

実はもう一本、軸が茶色くなったけれど一番細いものにも針金を掛けたのですが、なぜか写真がありませんでした。まあそのうちまた出てきますので、お楽しみに!といっても大して曲げているわけではありませんが。

最初に書いた通り、これはあくまでも根伏せ用の素材ですので、本当に欲しいのはグネグネ曲がっているはずの太根なんです。ただ、太根を切った後上のところを捨ててしまうのももったいないので、今のうちに曲げておこうという魂胆です。とはいえ針金掛けに失敗して枯らしてしまっては元も子もないので、曲を付けるにしてもかなり緩くするか、数本は何も手を付けないものも残すかも知れません。

豆柿の盆栽って作例とか解説がほとんどないので、似たようなもんだろうと老爺柿の解説を読んでやっています。桃栗三年柿八年と言いますので、実がなるのを見られる気がしませんが、ぼちぼちやっていきましょう。

豆柿(マメガキ)
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