【ザル栽培】姫五葉松をザルに植え替えました

姫五葉松のザル栽培 - 植替え完了 五葉松 (ゴヨウマツ)
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昨年の2月初め、つまり去年の今頃蒔いた姫五葉松、もともと成長がかなりゆっくりだったのですが、あの事件以降ギリギリ枯れていない程度でなんとかここまで持ちこたえてくれました。用土もだいぶ減ってしまっているので、この際植え替えることにしました。棚のスペースも少ないので下段の一番日当たりがいいところに置くということにして、ザルに植え替えることにしました。

姫五葉松の現状

たくさん発芽してくれたものの、今残っているのは4本です。

こんな感じです。用土は少ないし斜めっちゃってたり。でも枯れる風でもなく、頑張ってくれています。

まだ所謂「本葉」が出てきていないみたいです。先端にはローソク芽(っていう程成長していませんが)が出来ています。

途中には葉芽が出来ているようなので、今年はここから本葉がしっかり出てくれることを期待しています。

これなんかは先端あたりにたくさん芽が付いてくれています。暖かくなって一斉に芽吹いてくれたら嬉しいですね。成長も加速しそうです。

この一本は途中にもたくさん芽が付いてくれています。期待出来る一本です。

これは調子があんまり良くない一本。先端の葉が枯れ込んできています。途中に出来ている葉芽もちょっと枯れているような?ここから持ち直してくれるでしょうか?

先端をクローズアップしてみました。やはりちょっと厳しそうですね。

考えていても仕方ないので、早速ザルに植え替えます。

姫五葉松のザル栽培に挑戦

ザルの準備

ザルは先日赤松(黒松だったかな?)を植え替えて空いたもの、用土も基本それを再利用します。

ちょっと用土の量が多すぎるので、用土を減らします。途中、根とかゴミがあったら取り除きますが、多少残っていても問題ないです。

これくらいまで減らし、バケツの水に浸けてしっかり水を吸わせました。

用土を縁の方に寄せ、真ん中を凹ませます。このスペースに植えるつもりです。白いツブツブはいつものマグアンプです。元肥です。これでほぼザルの準備はOKです。

姫五葉松の準備

次は姫五葉松の方、鉢から出さないといけません。

プラ鉢なので結構歪みます。こんな風に鉢をモミモミして用土をほぐしてやります。

ある程度ほぐれたら鉢をひっくり返して用土ごと鉢から出します。写真には写っていませんが、この時右手を五葉松の軸に当てて支え、折れたり傷んだりしないようにします。

うまいこと抜けてくれました。大して成長していなかったのでゴボウ根一本に少し細根が出ている程度かと思っていたのですが、意外にもしっかりとした根が出てくれていました。

だいたいこんなもんです。特にバケツの水で余計な用土を落としたりはしていません。このまま植え付けていきます。

姫五葉松のザルへの植え付け

では植え付けていきましょう。

まず1本目。根を広げるように位置を整えます。

位置が決まったら先ほどまで姫五葉松が植わっていた鉢の中に残った湿った用土を根の上に乗せ、五葉松が動かないようにします。五葉松の外側(ザルの縁側)にも用土を置いて五葉松が動かないようにします。

2本目も同様に。用土が湿っているので重く多少の粘りもあり、五葉松自体もまだ小さいので結構固定されます。

こんな感じ。ザルの真ん中に穴(窪み?)を作りましたが、その左半分だけ埋まっています。

これを繰り返して4本植え付けました。さらに鉢に残っていた湿った用土を全体的に上に乗せ、指で押さえて隙間をなくしていきます。この時に姫五葉松の角度も少しずつ調整して真っ直ぐになるようにしました。

そうしたらいつものようにバケツの水に浸け、軽く揺すります。もともと用土が湿っていたということもあり、用土はほとんど動きませんでしたが、中の隙間にきちんと流れ込んだんじゃないかと思います。

これで植替え作業は終了です。お疲れさまでした!

置き場所と今後の管理

盆栽棚の上のスペースを減らすという目的もあっての植替えでしたので、置き場所は棚の下の段、向こう側の日当たりが多少マシなところに置くつもりです。ただ風が結構当たる上、ザルなので用土が乾きやすいため、灌水には気を付けます。

もともと植わっていたよりは深く植え直しました。これから一年はこのザルが住処になります。うまく落ち着いて暖かくなって成長が始まったら、成長度合いによっては針金を掛けてもいいかもしれませんが、この太さであれば針金を掛けるのは来年の今頃でもいいかも知れません。

まずは枯れずにこのまましっかりと根を張ってくれるよう、注意して見ていきます。

五葉松 (ゴヨウマツ)
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