いろいろ大変だった2021年ももう終わりです。来年もウィズコロナな生活が続きそうですが、おかげで盆栽をいじる時間が少し増えるかも知れません。ということで、今年最後の種蒔き、赤松とトウカエデの種を蒔きました。赤松は購入したもの、トウカエデは去年と同じ場所で拾ったものです。
赤松とトウカエデの種まき
残念ながら赤松の松ぼっくりからは種をほとんど採取できませんでした(2つぶだけ)。なので赤松はヤフオクといつもの種屋さんから購入しています。
まずはトウカエデの方。準備とかはいつもと一緒なので割愛。前日から水に浸けておきましたが、沈んだものの水分をざっと取っておきます。
赤松の方も水に浸けておきました。でかい種はついでに蒔こうとしているエゴノキの種です。エゴノキの種はペンチで割れ目を入れていますが、殻が一部取れてしまったものもあります。エゴノキはあんまりやる気がないので(笑)、鉢は用意せず水苔に放り込むつもりです。
苗床は昨日と同じ室内用ミニプランター。鉢底石としてプロトリーフさんの根腐れ防止剤を入れています。
根腐れ防止剤をざっと水で流したら、盆栽用土を7分目くらいまで入れて…
まずはトウカエデの種です。パラパラとランダムに蒔きました。右側のスペースには赤松を蒔きたいので、トウカエデは左に寄せて蒔いてます。
こんな感じで敢えて粗密ができるようにしています。
続いて右側に赤松。こちらも適当にパラパラと蒔きましたが、何しろ粒がかなり小さいので、それなりにスペースは取れているかな?
ちょっと分かりづらいですが、トウカエデと赤松の間には少しスペースを空けています。おそらくトウカエデの方が強いので、赤松の苗が負けてしまいそうだったので。
あとは種が隠れるようにしっかりと用土を足し、下から出てくる水が透明になるまでたっぷりと水をかけておしまいです。
もうひとつの赤松
プランターに蒔いたのはヤフオクで買った種なのですが、京都産とのことでした。で、種屋さんから買ったのとは別にしたかったのでそちらは別の鉢に蒔きました。
使うのはこちらの朱泥鉢。
取り敢えず7分目まで用土を入れます。鉢底にはもちろん根腐れ防止剤を入れてあります。
パラパラっと種を蒔きました。沈んだのは13個。これをこの鉢に蒔きます。
用土をかけて水で微塵を洗い流し、名札を刺しておきました。これで今年の種蒔きは終了です。
沈まなかった種とエゴノキは水苔の中へ
沈まなかった種とエゴノキは水苔の中に蒔きます。
昨日は風が強かったので、飛ばされないように気をつけました。
めんどくさかったのでエゴノキは1ヶ所にごろっと。
赤松は昨日蒔いた黒松とはちょっと離れた位置に蒔いておきました。
そうそう、沈まなかったトウカエデの種も水苔に蒔いておきます。かなりの数があるのでひとつふたつは発芽してくれるのではないでしょうか。
今後の管理とか
当面やることもないので、表面が乾いたらたっぷりと水をやる、その程度です。発芽が始まったらこちらのプランターも室内に入れて管理するつもりですが、お天気と相談です。気温よりも強風を避けたいのでこうするつもりですが、風さえなければ屋外の方がいいに決まってます。
黒松も赤松もトウカエデも、小さいうちに何本かまとめて小さな林のようにしたいと思っています。そこまでになるのに2〜3年かかりそうですが、来年は出来るだけ枯れないでいて欲しいものです。
年末のご挨拶
ということで、大雪の中でこの記事を書いています。この作業をしたのは冷たい強風が吹く昨日だったのですが、がんばって種蒔きしてよかったです。今日だったら雪が積もってたかもしれません(笑)
今年一年こんな拙いブログを読んでいただき、ありがとうございました。コメントもいくつももらって参考にさせてもらいましたし、やる気も出ました。相変わらずへっぽこなので盆栽と呼べるようなものは未だにひとつもありませんが、来年もぼちぼちのんびりやっていこうと思っています。
みなさま良いお年をお迎えください♪
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