ちょうど1ヶ月前にザルに植え替えたり鉢上げをした赤松ですが、成長の具合を確認してみました。行ったり来たりですが少しずつ春が近づいているのがよく分かります。赤松も春を感じているでしょうか?
ザルに植え替えた赤松
まずはザルに植え替えた赤松です。根の処理がかなり適当でしたが、枯れたりはしていないかな?
これが現状です。枯れた葉っぱがいっぱいくっついていますが、これは前年葉をほったらかしにしているだけです。折を見てきれいに落としてあげないといけないですね。
見えづらいですが、先端に芽が膨らんできています。ちょっとゆっくりかな?そのすぐ下にはポチッと脇芽が見えています。ここから枝が伸びてきてくれれば嬉しいんですが、どうでしょうね?
植え付けた時は斜めになっていたのですが、先端がぐいーん!と上を向いてきています。うまいこと根がついてくれたかな?
こちらも上を向いています。とりあえず、このまま枯れてしまうことはなさそうなので安心しました。
先端はこんな感じで新芽が膨らんできています。ただ、まだ「ローソク芽」を形成するほど大きくないのが残念ですが、こんなもんでしょう。日当たりが悪いのが要因なのか、赤松だからなのかは分かりませんが、通常より時間がかかる気がします。気長にじっくり育てていくしかないですね。
一番背の高い子は先端がこんな感じにもしゃもしゃですが、塊のような新芽は出来ていません。成長にはそれ程影響はないと思いますが、もうちょっとがんばって欲しいところ。
鉢上げした赤松
鉢上げした方はどうでしょうか?
こちらはこんな感じ。ヒョロヒョロです。
先端はこんな感じ。新芽が膨らんできています。下には脇芽が付いてます。
脇芽拡大。実際は1mm程度でまだまだ小さいですが、ここから枝が伸びてきてくれることを期待しています。
こちらはもう一本の方。これも植え付けた時は斜めだったのですが、先端が上を向いてくれています。
こちらも脇芽が出来ているのですが、茶色くなっちゃってます。枯れちゃったのかな?
こちらの赤松もまだまだ細すぎるので、もう1年くらいここでこのまま育てて太らせないといけないです。
軸切り挿し芽をした赤松
赤松は何十本も挿し芽したのに全部枯れてしまったのですが、一本だけ生き残ってくれました虎の子です。
ひょろひょろとも伸びていません。チビ苗のままです。でも、枯れる感じもありません。
先端には新芽が出来てきています。よく見ると少しだけ伸び始めているのかな?
下には脇芽がいくつも出来ています。チビ苗ですが意外に力強いのかも?
こちらの赤松も針金を掛けたりするのにもうしばらく時間がかかりそうですが、意外にしっかり育ってくれるかも知れません。
ひとつ気になっているのが、これを挿し芽した時の用土。ピートモスです。けっこうしっかりした土なので細い根が伸びられずにいるんじゃないかと感じています。実際どうかはわかりませんが。こちらも折を見ていつもの配合用土に植え替えるか、ザルを使って根が自由に伸びられるようにしてやろうかと考え中。ザルはもう置き場がないので、茶漉しでも使いましょうか。
赤松、どれももうしばらく時間がかかりそうです。根気のいる種類です。
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