松ぼっくりから採取した黒松の種を蒔きました!

一晩水に浸けた黒松の種の水気を切る 黒松 (クロマツ)
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11月末に松ぼっくりから採取した黒松の種、いろいろバタバタしていてなかなか蒔けずにいましたが、冬休みに入りましたのでようやく蒔くことが出来ます。年末年始はいろいろな種を蒔いて過ごすことになりそうです。

黒松の種蒔きの準備

種の準備はいつもと同じ、一晩水に浸けるだけなのですが、種を採取した後水沈選別をしたので、浮いたもの・沈んだものでそれぞれ分けて水に浸けています。

左のガラスの器に入っているのがもともと沈んだ種です。最初はぜんぜん沈まなかったのでちょっと焦ったのですが、一晩で無事全部沈んでくれました。右側は沈まなかった種なのですが、なぜか今回は結構沈んでくれました。

沈まなかった種は分けておきます。左側、まだ器に入っている種は全部沈んでいるので、結構な数になりそうです。

沈んだ種を集めてざっと水気を取っておきました。ちゃんと数えてはいませんが、100個以上ありそうです。

早速種を蒔いていきます。鉢の準備をしますが、今回はペヤングとかではなく、新しい苗床を使います。

小さめのプランターです。もともとは室内でハーブとかを育てるためのものですが、使っていなかったのでこれを利用します。

これを使うことにした理由なのですが、これから春先〜梅雨の季節までかなり強い風が吹くのです。ですので、晩冬〜春先までは室外で寒さや暖かさに当てますが、発芽が始まったら室内に取り込んで風に当てないようにしようという魂胆です。写真には写っていませんが、ちゃんと水を受けるお皿もついています。幸い今のマンションには出窓があるので、そこに置いておく予定です。

このプランターに鉢底石の代わりの根腐れ防止剤(ゼオライト)を敷きます。

この間買ったこれ、プロトリーフさんの根腐れ防止剤です。

鉢底の穴が見えなくなるまで薄く敷き、流水にしばらく当てて鉢底から出てくる水が透明になるまで微塵を洗い流します。

洗ってきました。

ゼオライトもしっかり水を吸ってくれました。ここに用土を入れていきます。

下の方から出来るだけ均等になるように入れていきます。

一旦7分目くらいまで入れました。用土はもちろん先日購入したプランテーションいわもとさんの「盆栽混合土(厳選5L)」です。

ここに黒松の種をパラパラと蒔いていきます。以前は綺麗に並べていたのですが、最近はかなり適当、ランダムに蒔いています。

本当はこのプランターの半分に黒松の種、もう半分に楓の種を蒔こうかと思っていたのですが、黒松の種が思ったよりも多く、このプランターは黒松で一杯になってしまいました。

この上に1cm程度、用土をかけます。

用土を被せた後、スコップのお尻でざっと表面を均します。

最後にジョウロで水をかけます。下から出てくる水が透明になるまでたっぷりかけました。ただ、この用土は硬質赤玉土を使っているせいか、普段よりも早く水が透明になった気がします。おそらく細かな微塵が少なかったのでしょう。

種を蒔くだけなのでこれで終了です。お疲れ様でした!

沈まなかった種も蒔く

沈まなかった種も前回同様水苔に蒔いておきます。

水苔の苗床の様子です。といっても芽が出ている訳でもなく、何も変化はありません。

袋の結び目を解くと中の水苔ボールが割れて隙間が出来ますので、ここに沈まなかった種をパラパラと蒔いていきます。

こんな感じ。どこから何が出てくるか分からなくなりますが、そもそも芽が出るかも分かりませんのでかなり適当です。水苔の中に入っていればいいのです。

手で包み込むようにもう一度水苔を丸めて袋の口を縛ります。水苔の苗床に蒔くのはこれだけ。気軽に出来ますね。

袋は盆栽棚に吊るしておきます。2〜3本でも芽が出たら儲けもんですね。

今後の管理とか

当面はこのままですが、先ほども書いたように、発芽が始まったら風にやられないように室内に入れてしまうつもりです。そこそこ育ったら何本かは軸切り挿し芽に挑戦するつもり。去年は結局一本も成功しなかったので、改めて挑戦です。

種子:黒松
遊恵盆栽 楽天市場店
黒松 (クロマツ)
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