失敗続きの黒松の軸切り挿し芽ですが、いくつかのサイトで「軸が赤くなったら挿す」という表記を見つけました。最後に残った2本の黒松の苗、軸が赤くなってきたので挿してみることにしました。だいぶ成長しているので時期的にはかなり遅いのですが…
軸切り挿し芽する黒松の苗
このまま育てようかと悩んでいた黒松の苗なのですが、やはりやってみないと分からない、ということで、軸切りしてみることにしました。
こちらのペヤングに生き残ってくれた2本です。
軸が赤くなってきた…というか、木質化が始まっただけのような気もしますが…
こちらはそれ程「木質化」って程でもないのですが、軸が黄緑色から少し黄色?っぽくなってきています。どちらも上の方がだいぶ伸びてきているので、本来の軸切り挿し芽の時期ではないのですが、もしかしたら?と試してみることにしました。
黒松の軸切り挿し芽
ではやってみます。
このままだと明らかに葉が多すぎるので、まず下の方の葉をみんな切り落としてしまいます。
既に本葉の芽が出来始めていますので、こういうところの托葉=一枚だけの葉は残すことにしました。
こんな感じに。先端の葉も…
切っちゃいました。何枚か残ってれば大丈夫かな?
いつもなら一旦掘り出すのですが、用土を崩してしまいたくなかったのでハサミで切っています。
切り口を綺麗にするためにもう一度カミソリで切りなおしました。
これをメネデールに浸けておきます。今回は20時間くらいだったかな?
一晩経ってこんな感じ。これ、やっぱり木質化していますよねぇ…?
これにシャバシャバのルートン水溶液を浸けて…
今回はプリッキーヌちゃんの鉢に間借りしました。この鉢の用土は「挿し芽・種まきの土」なので、用途としてはベストなのです。本当は根が出るまではペットボトルを被せるとか直射日光に当てないとかしたかったのですが、これでやってみます。
根元の用土を押さえて固定しました。ギュウギュウ押すとそれなりに安定しますね。
念の為回転防止の針金を掛けてみました。
もう一本の方も同様に、こっちは調子の悪いエゴノキの挿し木の鉢に間借りしています。こっちはペットボトルで蓋をしてあるので、日陰に置いておけばちょっとはマシでしょうか?
結果… ダメでした!
と、この作業をしたのがちょうど1週間前の6月21日だったのですが、残念ながらどちらも枯れてしまいました。やっぱり時期的に遅すぎたみたいです。
こちらはプリッキーヌの鉢に挿した方。
カラッカラになっちゃってます。
エゴノキの方に挿したもの。エゴノキの挿し木も枯れちゃってますが…
黒松もダメでした。
来春もまた挑戦するつもりですが、次回はこの「挿し芽・種まきの土」に挿し芽してみようと思います。
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