エゴノキに針金を掛けました!2020年1回目

針金で曲がりを付けたエゴノキ 野茉莉 (エゴノキ)
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いつも参考にさせて頂いているキミのミニ盆栽びよりさんに、「針金掛けは6月〜7月ぐらいが良い」との記述があり、ニョキニョキ伸びすぎてどうしようかと困っていたエゴノキに針金を掛けてしまうことにしました。今のままでは本当に真っ直ぐでどうしようもなかったので。

エゴノキの現状

これは先週、6月20日の話ですが…

エゴノキはこんな感じです。枯れてしまったものもありますが、基本みんな元気。元気は元気なのですが、ひたすら真っ直ぐ上に向かって伸びるのみなので、これでは盆栽にはなりません。軽くでもいいのである程度針金を掛けてしまおうと思います。

これは枯れてしまったもの。作業の邪魔になるのでハサミで根元から切っちゃいました。

根元が茶色くなり、木質化が始まってしまっているようです。早めに曲がりを付けないと、硬くなって曲がらなくなってしまいそうです。

エゴノキに混じってひっそり生えているヤマモミジ。もしかしたらイロハモミジかも知れませんが… これは今年は触らないでおきます。

先週6月20日に針金を掛けたのはこの一本。一番端っこに生えている、結構大きなやつです。

上の方は既に枝が何本か出てきています。背が高すぎるのでどこかの時点で短く切り戻さないといけないのですが、それはまあ、また後で考えましょう。

エゴノキの針金掛け(6月20日)

では、針金を掛けていきます。エゴノキに針金を掛けるのは初めてなので、粘っこいのか脆いのかも分かりませんが、まずは練習あるのみ。

出来るだけ下から針金を掛けたかったので、用土を少し退けました。根が見えてしまってますね。ちょっとやり過ぎたか?

根元に適当な長さに切った針金を刺します。出来るだけ深く底の方まで。長さは全体の1.5倍くらいにしてみましたが、長過ぎて作業に手間取りました。もうちょっと短くても良かったのですが、途中で足りなくなる方が怖かったのでそうしてます。

根元をラジオペンチでしっかり掴み、動かないようにして針金を巻いていきます。もう1〜2回巻くと多少安定するのですが、こうしないと針金がどんどん動いて用土を荒らし、根も傷めてしまいます。

ある程度巻けたら根元を押さえてどんどん巻いていきます。芽を潰さないように避けながら巻いていきますが、エゴノキは左右交互に芽が出てくれているので比較的やりやすいですね。

この辺まで巻いた段階で少しずつ曲がりを付けていきました。若干ミシミシいいましたが、ちょっとしっかり目に曲げています。

この後一旦上の方まで巻いてしまいました。途中から出ている枝は躱して巻いています。ここからさらに曲がりを付けていきます。

あっ!ちょっと裂けちゃった!ヤッチマッタかも知れません。

取り敢えず、こんな感じの半懸崖風味にしてみました。いつもこんな感じだな。ちなみにこれは「裏」側で、本当な右に向いて半懸崖になるように意識してます。

枝はこんな風に逃がしていますが…

もう一本細い針金を立て、曲がりを付けています。

芽はこんな風に逃がしています。枝の方は特にですが、捻ると裂けたり折れたりしてしまいそうだったので、針金があまり軸に密着してしません。よろしくはないですがまあいいかな?

一旦これくらいで止めておくことにしました。幹も枝もそのうちどこかで切り戻すつもりなので、先の方は相当適当というか、あまりしっかりは曲げていません。これを眺めていて根元の方にもう少ししっかりした曲がりが欲しいな、と修正していたら…

パキッ!という嫌な音が…ヤッチマッタようです…

これくらいなら復活してくれるかも知れないと、トップジンMを塗っておきました。ちょっと厳しいかなぁ?

今後の管理など

管理はこれまでと同様、灌水程度なのですが、どこかのタイミングで上の方を切ろうかなどうしようかな、と悩み中。まあしばらくはこのまま置いておいて太らせるのがいいのかも知れません。

折っちゃったところがかなり下の方(というか一番下?)なので、それだけが心配ではありますが、ヤッチマッタものは仕方ありません。頑張ってくれるように祈るばかりです。

野茉莉 (エゴノキ)
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