ゴールデンウィークの初め頃に、懸崖鉢に植え替えた黒松に針金を掛けたのですが、そのうちのひとつが枯れてしまいました。ちゃんと水もやっていたしひと月ほど元気だったのですが、突然枯れてしまいました。なんでだろう…?
枯れた際の状況
朝ふと見ると、葉がなんとなく細ってきている気がしたのでよくよく見てみました。

葉が細っているのですが、幹もハリがなくなってシワシワになっているのがよく分かります。先端の方はまだ緑色なんですが、指で触るとふにゃふにゃ、グラグラでした。

先端の方に全然水が行っていませんね。一度こうなっちゃうともう復活は難しいでしょう。
ダメ元で対策
9割あきらめつつ、考えられることをしてみました。
幹を切る
根元だけ残して大きく幹を切ってしまいました。

この辺で切りました。下の葉っぱもだいぶ枯れてきているので、あまり意味はないかもしれませんが。

普通なら樹液(松ヤニ)が一気に染み出してくるはずなのですが、全く出てきませんでした。

だいたい半分くらいの位置で切り落としています。
水苔をどける
どちらかというと幹よりも根に問題があるのではないか、と思い、根元に敷いてある水苔を取ってしまいました。

根元に細根がたくさん出ていたので、それをカバーする意味もあってたくさん水苔を敷いていたのですが、これのせいで根にしっかり空気が入らず、根腐れを起こしてしまった可能性があると思い、水苔をどけてみました。

思ったよりも細根がたくさん出ていました。

この部分だけでも水苔を置いてもよかったかも知れません。

水枯れが怖くて頻繁に水をやり過ぎたのかも知れません。おそらく根腐れなんじゃないかと思うのですが、原因がよく分かりません。同時に植え替え、針金を掛けたもう一つの方は今の所元気なのです。黒松はこうやって突然枯れてしまうから怖いです。
結構、というか一番お気に入りだった一本なので、ちょっとがっかりなのですが、仕方ありません。復活してくれるのを祈るしかないです。
この後数日で枯れてしまいました…
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