三河黒松の植替えと針金掛けをしました – 2020年1回目

三河黒松の植替えと針金掛け - 完成 黒松 (クロマツ)
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ずっと気になっていた軸切り挿し芽をした三河黒松、ようやく植替えをすることにしました。これはうちにある中で一番年長さん、もうすぐ4歳になる黒松なのですが、まだまだ小さいのです。

今回植え替える三河黒松

今回のお題はこちら。

他にもあるのですが、今回はこの3本を植え替える予定。ついでに針金を掛けて少し姿を整えます。

植替え1本目

まずはこちら。

下3分の1しか針金が掛かっていませんが、それもなんとも面白みのない螺旋状です。ここをもう少し面白い形にしたいのです。幹は真ん中あたりから切ってしまい、下側の葉が固まって出ているあたりを一番上にしてここから枝が出てくるのを待つつもりですが、今は取り敢えず全体を使うという前提で整枝してみます。

まずは鉢から出してみました。そこそこ立派な根です。先端は白く成長が始まっているみたいです。ここから丁寧に用土を落としていきます。

むむっ?根元に針金が見えます。針金を外した後の残りでしょうか。あとで外しましょう。

根元です。見事な片根になっちゃいましたが、それなりにがっちりしているので、この根元は土の上に出して見どころのひとつとしたいところ。

かなり立派な細根で、かつ用土が湿っていたこともあり、用土を落とすのに苦労しました。爪楊枝を使って少しずつ、丁寧に用土を落としていきました。

そうそう、針金もなんとか取れました。根にかなり食い込んでいたようで、なかなか外れませんでした。この長さからして芽の形を作った時の余りのようです。根を束ねていた訳ではありませんでした。

少し針金の痕がついてしまいました…

そこそこ用土が落ちたところで、針金を掛けていきます。

今回は1.5mmの太い方を使いましたが、それでも根元あたりはなかなか自由に曲がらない太さになってしまってします。単調な螺旋に少し変化を付けてみましたが、それ程変わっていないかも知れません。

葉があるところはなかなか難しい。出来るだけ葉を避け、葉と葉の間を縫うように巻いていきました。

何枚か葉を落としてしまいましたが、しかたないですね。

上の方もいくらかゆすりをつけてみましたが、葉が多くなかなか思うようには曲げられませんでした。植え付けはこんな角度でしたいと思っています。

では植え付けていきましょう。

朱泥鉢の底に用土とマグアンプを入れ、松の位置と角度を調整します。鉢の壁に当たっている部分は指などで出来るだけ下に押し下げておきます。

少しずつ用土を入れ、爪楊枝の先でつついて根と根の間にしっかり流し込みました。今回は細根の量が半端ないので、根の間にも爪楊枝を突っ込み、かなり入念に用土を流し込みました。それでも正直きちんと入ったか自信がありません。

だいぶ入ったでしょうか。もう少し用土を足しておきました。

最後にバケツの水に浸け、しっかり揺すって微塵を洗い流して終了です。お疲れさまでした!

出来上がったのがこちら。やっぱりこんな形になっちゃいました。

根元はこんな感じです。ちゃんと用土を被せたつもりだったのですが、バケツの水の中で揺すっているうちに細根が浮き出してしまいました。これくらいであればあまり心配せずとも良いかな、と思いこのままにしておくことにしました。

とはいえむき出しのままというのもなんだか嫌だったので、薄くですが水苔を被せておきました。

本日はここまで

と、水苔を被せているとなんと!雪が降ってきました。道理で寒かった訳です。風も強くかなり冷え込んだので、残り2本は諦めることにしました。植替えはあまり遅くなってもまずいので、次回出来る時には残った黒松を全部やっつけてしまおうと思います。

黒松 (クロマツ)
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