黒松(クロマツ)の松ぼっくりから種を採取しました!

一個の松ぼっくりから採取した黒松の種赤松 (アカマツ)
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先月末に入手した黒松の松ぼっくり、1週間後くらいに開き始めていたのですが、一部ほぼ開き切ったように見えましたので、いよいよ種の採取です。といっても難しいことは何もありませんが。さて、どれくらい採取出来るでしょうか?

採取後2週間経った黒松の松ぼっくり

早速松ぼっくりの状態を見てみます。採取後約2週間経っています。

松ぼっくりはこんな感じです。左側のは後から追加したものなので、ようやく開き始めた感じですね。種が溢れないように立てて置いておいたのですが、松ぼっくりが開くにつれ倒れたりしてしまいました。そのせいでちょっと種が溢れちゃってます。

まあ気にしません!

まずはこの辺からいきましょう。

開いたカサの中に羽根のようなものが見えますが、これが黒松の種です。これを取り出します。

やり方はちょー簡単。逆さにして振るだけです。逆さにしただけでばらばらと落ちてきますが、ウロコの間に引っかかってしまうこともあるので、逆さにしたまま軽くトントンと叩いてやるとさらに落ちてくるはず。

いっぱい落ちてきました〜!

下の方(木にくっついていた方)に何枚も羽根が残っていたので、ピンセットで引っ張ってみました。

と、採れたのはこんなの。ちゃんと種になり切れなかったもののようです。これはさすがに発芽しないと思いますので捨てちゃいます。

落ちてこない羽根の中には、こんな風にちゃんと種になっている、少なくともそう見える種もあります。

全体的に見ると、ばらばらと落ちてこない種はちゃんと種になっていないケースが大半なので、いちいちピンセットで取り出して確認するほどのこともないと思います。落ちてきた種はOK、落ちてこなかったやつはNG。ざっくりそれでいいと思いますが、あくまでも松ぼっくりがしっかり開いている、ということが前提です。ちゃんと開いてないと種が引っかかって落ちてきませんからね。

ダメだった種。

一番大きな松ぼっくりだったのですが、結構な数の種が採取出来ました。数えたところ48個ありましたよ。

こんな風に羽根が取れちゃったものもありますが、この後羽根は取ってしまうので、これはこれでいいのです。

こんな風にどんどん種を取り出していきます。これには42個入っていました。

これはハズレ?小さな松ぼっくりだったせいか、6個しか落ちてきませんでした。この後もう一個落ちてきたので7個採れました。

先端の方がまだ開ききっていないようでしたので、これはこのままもう少し置いておきます。後いくつか採れるかも知れませんので。

こんな感じで松ぼっくり7個から種を採取しました。一番多くて48個、一番少ないので7個。だいぶ個体差がありました。

採れた種をまとめました。溢れていたのも合わせると、全部で188個。これら全部から発芽する訳ではない(むしろ発芽しない種の方が多い?)と思われますが、これだけあれば少なくとも10本や20本は発芽してくれるだろうと思っています。

これをジップロックに入れてもう少しだけ乾燥させます。乾燥した後バサバサと振れば羽根だけ簡単に取れるはず。

ダメだった種を撮ってみたのですが、この左側、丸く穴が空いているところに種が入っていたのです。もみじなんかに比べると、とっても簡単に羽根が取れます。

ところで赤松の松ぼっくりは?

おんなじ時期に採取してきた赤松の松ぼっくりも見てみます。

こんな感じ。うーん、開ききっているのかいないのか、よく分からないですね。

黒松の松ぼっくりとの大きさ比較。半分くらいの大きさかな?この赤松の松ぼっくりが小さいのか、赤松の松ぼっくりってそもそもこんな大きさなのか。よく分かりません。

逆さにして振ってみましたが、何にも落ちてきませんでした。ガックリ。

中を覗くと羽根のようなものは見えるんですけどねぇ。まだ開ききっていないのかな?ということで、赤松の松ぼっくりはもうしばらく置いておくことにしました。

今後の管理とか

こんな風にして、開ききっていないものも含めて保存します。さらに松ぼっくりが増えていますが、もうこれくらいにしておきます。

もうしばらく置いておいて、乾燥したところで羽根を取ります。紙袋かなんかに入れてシャカシャカと振れば簡単に取れると思います。取れた種を水に浸けて水沈選別しますが、以前やった時は沈まなかった種からも発芽しましたので、一応全部蒔くつもりです。沈んだものはちゃんと鉢なり苗床に、沈まなかったものはまたビニール袋に入れた水苔にでも蒔いてみましょうか。

今年は黒松とトウカエデの種は入手出来ました。あとはヤマモミジくらいかな〜?赤松も種が採れたらやってみたいと思っていますが、ちょっと難しいかも知れませんね。あ、あとクサボケの種もありました。これだけあれば十分すぎです。

来年は実生はこれくらいにして長寿梅の挿し木とか出来れば取り木もしたりしようと考えています。ぼちぼちいろいろな準備をしないといけないですね。

【11/28追記】黒松の種をさらに採取しました!

残っていた・追加した黒松の松ぼっくりがほぼ開き切ったので、種を採取することにしました。水沈選別もやってしまいます。

松ぼっくりはこんな感じです。下の方には前回種を採ったものも一部残してあります。早速種を取り出していきましょう。

逆さにしただけでポロポロと落ちてきますが、さらにお尻を指で弾いて引っかかっている種を取り出します。

この松ぼっくりからは26個の種が採れました。

こちらは一番大きな松ぼっくりだったかな?48個採れましたよ。

こんな感じで逆さにしては指で弾いて、種を採っていきました。最終的に200個くらい採取できました。

これを紙袋に入れて口を閉じ、シャカシャカと振って羽根を取ろうとしましたが…

あんまり上手いこといきませんでした。外れてる種もあるんですが、羽根が取れていないのも多くあります。結局ひとつひとつ指で外していきました。もみじなんかとは違ってポロッと外れるので、そんなにストレスではありません。時間はかかるしめんどくさいけど。

そんなこんなで採れた種。前回のものと合わせて水沈選別してやります。

小さなコップか何かに水を張り、種を落としてやります。しっかり沈む種、ぜんぜん沈まない種、中間で浮いたり沈んだりしている種といろいろです。

写真は撮っていないのですが、しばらくしたら沈んだ種がどんどん浮いてきてしまいました。なんでそうなったのか分かりませんが、しばらく置いておいたらまた沈むかな?と思ってほっておきました。

1時間のタイマーをセットしておいたのですが、タイマーが鳴ったあとそれを止め、そのまま忘れてしまいました。

気付いたのは夜。4〜5時間経ったでしょうか。ほんとならこのまま朝まで浸けておいて、翌日に蒔いてしまうのがいいんですが、時間がなさそうなので一旦水から上げることにします。

横から見るとこんな感じ。

結構な数沈んでくれました。

まずは浮いている種をキッチンペーパーに取り、水分を吸収させます。その後そーっと水を流して、沈んでいる種もキッチンペーパーで水を切ります。

キッチンペーパーでざっと水気を切った後、ティシュペーパーに移しました。種が重ならないようにひろげ、一晩乾燥させておきます。

こちらは沈んだ種。色黒で太っているような気がします。沈まなかったものとほとんど変わりませんけど。

こちらは沈まなかった種。白い種はひとつも沈みませんでした。ただこの中には、種を取り出そうとして水をかき混ぜた時に、ゆっくりと沈んで、またゆっくりと浮いてくるという微妙な種も混ざっていましたので、捨てずに水苔に蒔いてみようと思っています。沈んだからといって絶対に発芽するというものでもないですし、同様に沈まなかったから絶対発芽しない、ということもないのです。こちらの種はビニール袋に入れた水苔に蒔いて、棚に吊るしておきます。もしうまく発芽したら網伏せに似た効果を得られ、芽がクネクネと自然かつ面白い形に曲がってくれることを期待しています。

翌朝、乾かした種をそのままティッシュに包み、ジップロックに入れておきました。これで種の採取・選別はおしまいです。お疲れさまでした!

【11/28追記】今後の管理とか

来週末くらいには蒔いてしまおうと思っています。うちのあたりは冬〜春にかけてアホほど強風がふくので、今年は発芽したばかりの苗は比較的日当たりのいい出窓に置いておこうと思っています。

沈まなかった種は上記の通り、ビニール袋に入れた水苔に入れておきます。以前もやりましたが、水に沈まなかった種は捨てずに全部そのビニールの水苔に蒔いておくことにします。発芽しないとは思いますが、うまいこと発芽してくれたら自然な面白い曲がりが付くんじゃないかと思うのです。

黒松以外にもまだ種がいろいろありますので、そろそろ選別・種蒔きを進めていこうと思っています。

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