今年はたくさん種をまいてたくさん発芽してくれたものの、次から次へと枯れてしまい、少々凹んでいます。おそらく根腐れなんだろうとは思いつつも、これまでこういうことはほとんどなかったので原因がイマイチよく分からない。で、コメントで頂いたアドバイスを活かしてみることにしました。
全く我流の盆栽用土
根腐れを起こすというのは用土の中が水分過多になっているということだと思うのです。で、先日の「根腐れ防止剤」であるゼオライト、それとコメントでアドバイス頂いた炭を混ぜることにしました。コメントで頂いたのは「竹炭」なのですが、ちょうどくん炭が手元にあったのでこちらを使ってみることにします。くん炭というのは籾殻を炭にしたもの。竹炭に比べるとかなり粒子が細かくなると思います。
ベースはいつもの盆栽用土。遊恵盆栽さんのものです。ミニ盆栽用です。
これに、くん炭を加えます。
これくらい。横から見ると…
これくらい。量を測ったとかはしてません。なんとなく目分量です。
そこに根腐れ防止剤=ゼオライトをふたつまみほど加えました。配合としてはなんとなく、配合用土7:くん炭2:ゼオライト1、くらいの感じですが、正しいかどうかは分かりません。ゼオライトは鉢底石として鉢の底にも敷くので、あんまり入れていません。あ、くん炭もゼオライトもホームセンターとかで手に入ると思います。
これをマドラースプーンでわしゃわしゃ混ぜておきました。
接写するとこんな感じ。くん炭もゼオライトもそんなに多くは入っていません。
これを百均のジップロックに入れて保存しておくことにしました。おそらく朱泥鉢2つ分?3つ分?程度しかありませんが、まあ実験としては十分な量だと思います。
ちょっとだけ考察、というか覚書
アドバイス頂いたのは竹炭なのですが、根の活性化効果がある、とのこと。まあ同じ炭だからいいだろう、とくん炭を使ってしまいましたが、どうでしょうか。余計な水分を吸ってくれたりする効果はあると思うし、少なくとも害にはならないだろうと思っています。
ゼオライトも余計な水分や悪い成分を吸着してくれるとのことなので、根腐れ防止には多少は効果を発揮してくれると思っています。何しろ「根腐れ防止剤」として売られているんですからね。
実はこの記事を書く前に、この用土を使ってひとつ植え替えをしていて、問題(というほどのものでもないのですが)があったので書いておくと。いつも用土を締めるために最後にバケツの水に浸けるのですが、その時くん炭がブワッと浮き上がって来てしまいます。大きな問題ではないのですが、見た目がちょっと汚くなりました。苗の根元や鉢の内側に沿って細かい黒い炭の粒が付くのです。最後に霧吹きでくん炭を吹き飛ばす、というか用土に落としてやったので綺麗になりましたが、これが竹炭(を砕いたもの)であればもっと粒が大きく、うまく用土に混ざってくれるのでは?という気もしています。
全くの思い付きで作ってみたオリジナル配合用土。どれくらい効果があるものでしょうか??
コメント
こんにちは!
うちは基本は赤玉小粒、日向砂小粒、朝明砂小粒、日向土を2:1:1でつかってます
ゆうさん、こんにちは!
ははぁ、砂系ですか。実は私も川砂とか入れた方がいいのかな、と考えていました。これから暑くなるのであまり排水が良すぎても土がすぐに乾いてしまうし、かといって土の中の湿度が高すぎても蒸れてしまうし、と悩んでいるところ。配合用土以外に入っている以外は使ったことがないので、少し調べてみます。
日向土は水をじわじわと放出する軽石みたいなもので川砂と違って水持ちが少し良いので水捌けと赤玉程ではないですけど水持ちを持たせる事が出来、うちでは重宝してます
特に深山霧島などのや高山性のツツジを多く育ててる私はこれがないと愛知の夏では鹿沼土オンリーだと蒸れてしまい弱るので定番です
ゆうさん、こんにちは。
日向土もある程度保水はしてくれるんですね。これから暑くなると用土の水分がどんどん蒸発してしまうだろうなぁ、と思うとやはり川砂はちょっと怖いかな、とも思うのです。しばらくは赤玉中心の配合用土にゼオライト・くん炭を混ぜたものでやってみようかと思います。と言ってもまだそれをちゃんと使っていないのですが…
鉢底にゼオライトを敷くだけでもだいぶ違う気がしますね。なんとなくですが。