先日のクサボケの種まきに続いて、今日はトウカエデとヤマモミジ、三河黒松の3つを蒔きました。トウカエデとヤマモミジは神様から頂いたものということで、大層な名前をつけています。
今回新しく買ったもの
いつものペヤングの容器も用意しているし、今後使うつもりではあるのですが、今回は苗床用に新しいものを購入してみました。ついでにいろいろ買ってしまいした。
こちら、アップルウェアーさんの育苗コンテナ6型というもの。大きさが265×183×77mmとちょっと小さいかと思ったんですが…
以前使っていた(今も使っていますが)大和プラスチックさんの盆栽皿13号にぴったり2つ収まります。下から流れ出る微塵などを盆栽皿が全部受けてくれるので、ベランダが汚れにくい。これは悪くないかも?
今回は種蒔き用土も新しいものを使ってみよう、と思い立ち…
こちら、プロトリーフさんの「さし芽・種まきの土」というのを試してみます。今までのようなピートモス主体の挿し芽・種まき用土とは違い、赤玉土や鹿沼土が主体の用土です。今回は 5Lのものを購入しましたが、2Lでよかったかも?
鉢底石ということで一応こちらも買ってみましたが、今回はこれは使わず今までのものを使うことにします。
苗床の準備
では、早速苗床の準備です。
育苗コンテナーに根腐れ防止剤を敷き詰めます。少し厚め、コンテナーの横のスリットが隠れるくらいまで敷きましたので、結構な量入れることになりました。敷き詰めたら上から水をたっぷりかけて細かな微塵を洗い流します。最初はびっくりするくらい茶色い水が出てきますが、しばらくすると透明になります。
洗ったあとはこんな感じ。この上に先程の「さし芽・種まきの土」を入れていきます。
一旦7分目くらいまで入れてみました。
赤玉土・鹿沼土主体ですが、かなり目の細かな用土ですね。粉末のような微塵もたくさん含まれています。これ、いつものように上から水をかけてしまうと細かい微塵が全部洗い流されてしまうので、(用土の袋にも書いてあるのですが)下から水を吸わせることにします。
こんな風に下に置いた盆栽皿にたっぷり水を入れ、しばらく待ってみます。
こんな風にじわじわと、下から水が染み込んでいきます。これなら微塵の流出は最小限に押さえられそうです。
15分くらい?待っていると、ほぼ全体に水が染み込みました。これで苗床の準備はOK。ここに種を蒔いていきます。
種まき
昨日の夜、種を水に浸けておきました。12時間くらい?
左側が御楓(トウカエデ)と三河黒松、右側が御紅葉(ヤマモミジ)です。
残念ながら御楓(トウカエデ)はほとんど沈みませんでした。47〜8個ありましたが、沈んだのは5個だけです。発芽は厳しいかもです。三河黒松の方は8〜9割は沈んでくれたので、まあ大丈夫でしょう。沈んだ沈まなかったに関わらず、全部蒔いてしまいます。
こちらは御紅葉(ヤマモミジ)。こちらもあんまり沈んでいませんが、御楓よりはマシかな?9個沈みました。当然こちらも全部蒔きます。
ではでは、早速蒔いていきましょう。
まずは御楓から。苗床の左側1/3を御楓のスペースとし、沈んだものを一ヶ所にまとめて「置いて」いきました。
指を使うと指にくっついたりして非常にやりずらいので、ピンセットを使いました。今回いろいろ買ったついでに、前から欲しかったコテ付きのピンセットも買ってみました。
ポイントはここ。お尻の方にコテが付いています。今回は使いませんでしたが、鉢上げの時に用土を均したり、苔を貼り付ける時に押し付けたりと、活躍する場面はいろいろありそうです。
種をいくつかまとめて用土の上に置き、ピンセットで適当な位置に並べていきました。このピンセット、結構大きくてバネの力も強いので、繊細な作業にはあまり向かないかも知れません。
ちまちまと種を蒔いていきました。基本軸切り挿し芽をするつもりではあるのですが、何本かは軸きりも植え替えもせず、このままここで育ててしまっても良いかな、と思っています。曲がりを付けて自由に伸ばし、短期間で思い切り太らせてみたいのです。
一番上右から3個、2列め右から2個が沈んだ種。まあこのあと用土をかけてしまえば分からなくなってしまうのですが、念のため。
御楓は終了です。奥から蒔いていきましたが、手前の方はかなり適当になっています。手前はみんな沈まなかった種なので発芽するかはかなり怪しいですが、一応全部蒔きました。
続いて御紅葉。御楓は左側に蒔きましたので、御紅葉は右側に蒔くことにします。
御紅葉もあんまり沈んでいませんね。
右から2列、9個が沈んだもの。残りは御楓と同様に適当に並べていきました。
さて最後に三河黒松です。こちらは逆にほとんどが沈んでくれたので、隙間を開けつつ適当に置いていきました。
全部の種を蒔き終わりました〜!蒔いた、というか置いただけですが。ここに用土をかけて終了です。
ということで、先程の挿し芽・種まき用の土を種が隠れる程度にかけ、表面を均してみたところ。用土は8分目くらいまで入れたイメージです。種が隠れる程度、というよりは少し多めに入れているかも知れません。
こちらもさっきと同様、上から水を掛けるのではなく、盆栽皿に水を張り下から吸わせました。
一部用土の色が茶色くなってきているので、既に水が上がり始めているのが分かります。あと今年は!初めて「名札」を使ってみます。こちらもついで買いしたものです。
道具を片付けて一服していると、もう表面までしっかり水が上がってきました。
今後の作業とかプランとか
基本発芽したものは軸切り挿し芽をしてやろうと思っているのですが、トウカエデとヤマモミジについては数本ずつ、ここでこのまま育ててみようと思っています。自由にニョキニョキと伸ばして1〜2年でそこそこ太くなってくれるんじゃないかという皮算用です。
トウカエデもヤマモミジもまだたくさん種があるので、いろいろな実験はそちらの種でやるとして。こちらの御楓と御紅葉は出来るだけ大事に育ててみようと思っています。
今回購入した用具などまとめ
用土類は具合が良ければリピートするかも?ということで…
まとめておきました!
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