【2021年播種1回目】草木瓜(クサボケ)の種子を蒔きました!

用土に1cmの穴を開ける 草木瓜 (クサボケ・シドミ)
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まだ三ヶ日ということで、昨年末に入手したクサボケの種だけ先に蒔いてしまうことにしました。特に変わったことはしていませんが、三ヶ日に蒔く、というのがなんとなく縁起が良さそうだったので。

クサボケの種まき

ただ種子を蒔くだけなんですが、クサボケは今年の本命ということで、ちょっとだけ特別扱いです。

まず鉢はこの素焼き鉢を使います。なぜか前からうちにあります。もしかしたら素焼き鉢ではなくて朱泥鉢かもしれません。大きさは写真の通り、ちょっと大きめです。この写真では鉢底ネットは置いてあるだけですが、いつも通り針金で留めます。

こんな感じ。もっと太い針金でもよかったかな?

まず一番底には鉢底石の代わりの根腐れ防止剤、ゼオライトを敷き詰めます。敷き詰めたら上から水をたっぷりかけて、鉢底から流れる水が透明になるまでしっかり微塵を洗い流します。

そして今回使う用土はこちら↓

挿し芽・種まき用の土、です。いつもは挿し芽にだけ使っているのですが、種まきにもいいようなので今回はこちらをチョイス。

風が強くて用土が飛んでいきそうなので、霧吹きでちょいちょい水を含ませてやりながら用土を入れていきました。

八分目まで入れたら上から霧吹きでじゃんじゃん水をかけるのですが、なかなか吸い込んでくれません。あー、そうだったな…

こんなになるまで水をかけているのですが、それでもこのすぐ下は乾いたまま。

そうそう思い出しました、こうやって指でぎゅうぎゅう押さえつけるんでした。けっこう深くまで指が沈んでいくのです。かなりふわふわな用土です。

こんな風になりました。これで用土全体が水を含んでくれているはず。

では、種の方を見てみます。昨日の晩から水に浸けてあります。

こんな感じ。あれ?これは採取した時に水に浸けて、沈んだものだけのはずなんですが、沈まないものがありますね。乾燥しちゃったんでしょうか?まあいいや、沈まないものも一緒に蒔いてしまいましょう。※以前選別した時に沈まなかったものは後日別に蒔くつもりです。

いつもの竹串がどこかに行ってしまったので、マドラースプーンの柄の部分で1cm程度の穴を開け…

そこに種を落とし込んで、マドラースプーンの柄を使って押し込みます。

ぽこぽこ空いている穴が種を蒔いたところ。こんな感じで全部蒔きました。場所が少し足りなかったので、沈まなかったものはひとつの穴に2つ蒔いたりもしています。

最後に霧吹きで水を掛けながら、マドラースプーンで用土を押さえて穴を塞いでいきます。本当は上から用土をかけたりした方が良かったのかも知れませんが、まあ大丈夫かな。

蒔き終わりました〜!最後にマドラースプーンでぎゅうぎゅう押さえたせいで、さらに土の量が減ったように見えます。もうちょっと多くても良かったかな?

あとはこれを盆栽棚の一番下に置いておきます。今の季節なら2〜3日に一度水をやるくらいでいいかな?この写真のように、午後は少し陽が当たって風がなければあったかい位置ですが、日当たりはそれほど良い訳ではありません。発芽したらまた置き場所を考えます。

これからしばらく寒い時期が続きます。発芽は早くても3月後半、おそらく4月くらいになるんじゃないかな?でも、だいぶ前に一度だけ入手したクサボケ、濡れた新聞紙に包んで冷蔵庫で保存していたのですが、発根していました。なのでもしかしたらもっと早く発芽してくれるかも知れませんね。

発芽まで先は長そうですが、楽しみにしておきましょう。

草木瓜 (クサボケ・シドミ)
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