【2021年播種5回目】野村紅葉(ノムラモミジ)と枝垂紅葉(シダレモミジ)、蝋梅(ロウバイ)と百日紅(サルスベリ)の種を蒔きました!

一晩水に浸けたノムラモミジ、シダレモミジ、ロウバイとサルスベリの種 盆栽全般
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先週に引き続いて種まきです。今日はノムラモミジとシダレモミジ、ロウバイ、サルスベリの残りを蒔いてしまいました。種まきも終盤ですが、寒さに当てないといけないとはいうものの、こんなに寒いと少し心配です。

寒すぎて霜柱が!

これは昨日の朝の話ですが、あまりに寒かったようで鉢に霜柱が立っていました。

今気付きましたが年号が2020年になってる!あとでマジックで修正しておきました。

なんだか用土が盛り上がっているなぁ、発芽にはまだ早過ぎるのになぁ、と思いながら見てみると…

サルスベリを蒔いた鉢にもっこもこに霜柱が立っています。これ、大丈夫なのかな?種が凍ってダメになったりしないかしら?

ヒメシャラの鉢にも霜柱が立っています。前日の晩に水をやったのがいけなかったかな?

クサボケの鉢にも…

育苗コンテナーにも!

しばらくすると溶けてしまいましたが、種がけっこうなダメージをくらっているのではないかと心配になりました。自然界でも霜柱くらい立つので大丈夫なはずではありますが、どうでしょうかね?

こちらは今朝の写真。霜柱はすっかり溶けてなくなっていますが、用土は持ち上がったまんまです。ここらの鉢は上から水をかけるのではなく下から給水しているので、ほっとくとずっとこのまま?

ということで、スコップのお尻でぎゅうぎゅうと表面をならしました。

ほっといても大勢に影響ないだろうしそのうち自然に平らになるだろうし、そのままにしといた方が種に空気が届きやすくなるかも?と思いますが、ならしちゃったのでまあいいでしょう。

ノムラモミジとシダレモミジ、ロウバイの種蒔き

ノムラとシダレ、あとロウバイは先日作った改良型ペヤングカップの苗床に蒔きます。

右のガラスのがロウバイとシダレモミジ、真ん中がノムラモミジ。左のはサルスベリです。モミジ2種類は種の数も少ないし、ほとんど沈んでくれませんでした。まあダメ元ってことでいつもの通り全部蒔いちゃいます。ロウバイは今回とりあえず12個蒔くことにしましたが、11個沈んでくれました。優秀です。サルスベリはたくさんありすぎ!何個あるか数えてませんが、なんとなく1/3くらいは沈んでくれたようです。これでひとつも発芽しない、ということはさすがにないでしょう。

では早速、鉢の準備をしていきます。

ペヤングと緑の角プラ鉢(ちょっと大きめ)に根腐れ防止剤を入れるのですが、これまで気前よく使いすぎてしまったようで、少し足りない気がします。まあ多少なりとも入っているので、まあこれでよしとしましょうか。来週以降の作業用に追加で買っとかないといけないですね。

まずはペヤングの方に遊恵盆栽さんの盆栽用配合用土を半分くらい入れ、元肥にマグアンプをぱらっと数つまみ入れました。

さらに用土を7分目くらいまで入れて、まずはこれ、ロウバイの種を12個並べました。一番手前のどっちかが沈まなかったやつですが、一緒に蒔いてしまってます。かなり密だし全部発芽しちゃったらこのまま育てるのは厳しいですが、基本軸切り挿し芽をするつもり。発芽して軸切りするまで我慢してもらいましょう。

次は左上にノムラモミジの種を蒔きます。一番上、小さい種1列3個が沈んだもの、手前の大きい種はひとつも沈んでいません。それでも発芽するかも知れないということで、ダメ元で全部蒔きます。

その手前に6個、これはシダレモミジの種です。偶然ですが、これも奥の1列は沈んだもの、手前の3つは沈まなかったものです。

忘れてましたが、もみじの種を蒔く前に、全体的に薄く用土を足しています。右側のロウバイの種が見えなくなるくらい。もみじの種はロウバイに比べて小さいので、少しだけ浅い位置に蒔きたかったのでこうしました。とはいえまあ誤差の範囲ではあります。

あ、真ん中縦のスペースが空いていますが、これはまた来週、最後に残ったものを蒔くために空けているのです。乞うご期待!

最後に全体に用土をかけておしまいです。あとでプラ鉢と一緒に底から水を吸わせます。

プラ鉢の方には根腐れ防止剤であるゼオライトの上に、少しだけ軽石(鉢底用のゴロ)を追加しました。

軽石が見えなくなるくらいまで薄く用土を足し、元肥のマグアンプをこちらもひとつまみ。この上にさらに軽石を薄く敷き、用土を足して…を繰り返しました。前回同様、軽石が邪魔をするせいで根がまっすぐ伸びられず、軽石の間をクネクネと曲がりながら伸び、自然な感じの根伏素材が作れるんじゃないかという目論見です。以前まったく同じことをやった時はなぜか根がいい具合に曲がらずまっすぐ伸びてしまったので、今回は少し念入りにやったつもりです。

サルスベリ。まずは浮いている種が邪魔なので、キッチンペーパーにとります。

かなりの量ありますね。捨ててしまうのも忍びないな。

これは沈んだ種をマドラースプーンですくってみたところ。粒は小さいですが水を吸ってプリプリです。ちょっとは期待してもいいかも?

まずは沈んだものを適当にばらけて蒔いてみました。濡れていると羽根と羽根がくっついですぐに塊になってしまうのですが、爪楊枝などを使って出来るだけ固まらないように重ならないようにしたつもりです。まあ多少固まっても問題ないでしょうけど。

手前に出来たスペースに、沈まなかったものをまとめてばらっと蒔いておきました。これはまあ生えてこないだろうという前提なのですが、これだけあれば少なからず発芽してくれるとは思っていますので、たくさん出てきちゃったら間引きをして一部を別の鉢に移すことも考えてます。

最後に上まで用土をかけておしまいです。

いつも通り盆栽皿にたっぷり水を注ぎ、下からじっくりと水を吸わせます。ペヤングの方、底の穴が少しだけ持ち上がっていて上の方にあるので水を吸ってくれるか心配でした。そのため、爪楊枝を挟んでほんの数ミリだけ底を持ち上げ、水が隙間に流れ込んでいくようにしています。

これで本日の作業はおしまいです。お疲れさまでした!

今後の作業とかプランとか

こちらも基本、今年はこのまま育て、来年の年明け〜春頃に鉢上げをしていろいろやろうと目論んでいます。ということで、今年は当面ただ水&肥料をやるくらいになるかな、と思います。サルスベリは根伏素材が欲しいので、この鉢も2〜3年は植え替えせずにこのまま育てるつもりではありますが、形がいいものは針金を掛けるものが出てくるかも知れません。

新しい土地ですので、まずは一年。きちんと枯らさずに年を越せるようにがんばりたいところです。

※しばらくしたらじわりと水が上がり始めました。夕方までにはしっかり全体に水が回っているでしょう。よかったよかった。

盆栽全般
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