先日朱泥鉢から出てきたボケと思われる芽、昨日今日と暖かかったおかげかさらに伸びてきました。他にも芽が出てきたものがあるので見てみます。
最初に生えてきたボケ
一番最初に生えてきたボケです。双葉が一枚枯れてしまったもの。
これが今朝の様子です。枯れてしまった双葉(左側)は開く様子がなく、本葉の成長の邪魔になりそうでしたので切り落としてしまいました。本葉は思っていたより成長しているようです。そして根元。何か生えてきてる…？
まずはボケの写真。本葉が出来てきているのですが、さすがにそうすぐには開きません。もうしばらくの辛抱です。
そしてこちら。新しい芽が出てきています。こんなにスペースがあるのに何もボケのすぐ下から出てこなくてもいいのに。殻の形からすると、モミジかカエデのようですね。この鉢には何を蒔いたか忘れてしまったのですが、おそらく沈まなかった種をひと鉢にまとめて蒔いておいたものと思われます。だとすると他にもいろいろ出てくるかな？
と！なんと、この同じ鉢にもうひとつ…
向こうの方に白いのが！
何かは分かりませんが、軸の太さからするとモミジ類には思えません。タイミングも一緒だし、これもボケかな？もうしばらくしたら正体が分かるでしょう。
ボケを３つ蒔いた鉢
既に２つ発芽しているボケの鉢です。
これが３月６日の状態。まだ軸だけしか見えません。
これが昨日(3/9)に撮った写真。もうちょいです。軸が白い方は頭が出てきました。
そしてこれが今朝の状態。白い方は完全に立ち上がってくれましたが、まだ帽子をかぶっています。この調子なら赤い方も明日には立ち上がっているでしょう。
モミジやカエデに比べるとかなり太い軸です。もう数日で双葉が開いて、それにともなって殻も勝手に外れると思います。
こちらは赤い軸の方。なぜかこれだけ軸が赤いです。双葉(の裏)も赤いですね。周りの土をぐわっと跳ね除けて立ち上がっているので、小さな穴が出来ています。力強いです。
教科書を読んだところ、ボケは特に軸切り挿し芽をしろ、とは書いてありませんでした。ちょっとホッとしました。ただ、ある程度伸びたら土から掘り出し、根を露出させた状態で数本まとめて植え付けろ、とのことでした。土の上の軸はどうしても真っ直ぐになってしまいますが、根はそれなりに曲がりが付いているから、だそう。１〜２本残してまとめて植え付けてみましょう。
網伏せからも新芽が
先日のとは別の網伏せにも芽が出てきました。先日水苔を剥がしたら白カビが生えていたやつです。
こいつです。双葉の形からするとカエデかイロハモミジかな？
グネグネ、とまではいきませんが、ちょっと曲がりっぽいのがついています。網と用土の間には隙間がないように、という風に覚えていたのですが、だいぶ水苔を減らしてしまったのでこれはかなり隙間？空間？があります。それでもとりあえず曲がってくれているので、一旦このまま置いておくことにします。それにしてもこの双葉、こんな状態で開けるのかしら？
軸が網の形に合わせて食い込んでいるように見えます。
さすがに網の跡が軸についちゃうことはないと思うのですが、それにしても結構な力で下から押し上げているのを感じます。これは余計なことはせず、しばらくこのまま様子見です。以前の経験からすると、この後本葉が出てくる時に、本葉の先端が網の目に刺さり、そのまま網の目から上に生えてきてしまう可能性があります。そうなったら一度網を持ち上げて芽を外し、網をちょっとだけ、芽(本葉)を押さえ込むようにずらしてやることが必要になってきます。これからはちょいちょい見てやらないといけないかもです。
ボケは軸切り挿し芽しなくてもいい、ということだけでもだいぶ気が楽になりました。ただ、もう少ししたらモミジ類の軸切り挿し芽が始まりますので、早めに挿し床を準備しないといけません。
おまけ
なんとなく綺麗だったので。
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