長寿梅の挿し木、2本追加しました!

挿し床に挿した長寿梅の挿し穂 長寿梅 (チョウジュバイ)
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先日挿し木した白・赤長寿梅の他にも何本か赤花の長寿梅があるのですが、挿し木するのをすっかり忘れていました。時期的にちょっと遅くなりつつあるのですが、形のいいところを挿し木してしまおうとチャチャっと挿してしまいます。もうちょっと挿せそうなところがあるので、週末にもう少しやるかも知れません。

長寿梅の親木と挿し穂の準備

今回挿し枝を採る長寿梅の親木はこちら。

根っこの方に針金が巻いてあります。根上りにしようと太い根を束ねたものです。こちらは早々に植え替えをして根の様子を見て、場合によっては根伏せにしようと目論んでいます。

根っこのあたりは緑のぬるぬるだけでなく苔も生えていますね。これはクリーニングしつつ、苔はどうにか活かせないものか。植え替えの時にまた考えましょう。

この辺、完全に枝枯れしちゃってますね。諦めるしかないです。

この辺は元気そう。というか、もう芽が動き出しちゃってますね。早くしなければ。

ということで、ここで切りました。切り口のところギリギリで切ってしまったので、この昨年伸びてきた枝は枯れちゃうかも知れません。そのすぐ下にも芽が出てきていますので、最悪こっちは大丈夫でしょう。

こんな素材が採れました。

軸の上の方は枯れちゃってるっぽいので、右に伸びる一番上の枝は枯れちゃってる可能性が高いです。その下、左に伸びている枝は芽がたくさん吹いてきているので、こちらは大丈夫。

もうひとつ下、この写真だと右上に伸びる枝は昨年の徒長枝と思います。こちらも芽と芽の間隔が詰まっていて、素材としては良さそうです。これをこのまま挿そうかと一瞬悩み…

2つに分けることにしました。どちらも小さいのでちゃんと発根するか微妙ですが、うまく根が出てくれたらいい具合の素材になりそうです。

長寿梅の挿し木

ではいつも通り挿していきます。

切り口をナイフで整えて…

メネデール100倍液にドボン。

もうひとつの挿し穂も断面を整えて…

メネデールにドボンです。この状態で1時間ほど水を吸わせます。どちらも用度に挿さる部分が非常に短いのが気になりますが、まあ仕方ないですね。ちゃんと根がついてくれたらどちらもそこそこいい形になりそうです。針金は掛けたいところですが、ハサミで作ってもなんとかなるかも知れません。

親木の方、枝を採った断面はカットパスターで保護しておきます。

最初に「枝枯れしてるかも?」と言ってた枝、念のために折ってみました。生きていれば粘って折れないはずですが、パキッと折れてしまいました。断面も明らかに枯れていますので、これで諦めもつくというものです。

ここは枝の付け根で枯れたところを落としてしまい…

カットパスターで保護しておきます。傷にはなるでしょうが、ある程度は巻いてくれると思っています。

さて1時間経った挿し穂です。しっかり水を吸ってくれたようで沈んでいます。

新しい鉢を作るのもなんなので、こちらの鉢の空きスペースに挿すことにしました。全部発根して葉っぱが出てしまうとかなり混んでしまうのでそれはそれで困るのですが、まあなんとかなるでしょう。

まず一本はこの辺に。向きにも気をつけます。既に挿してある挿し穂もあるのでバケツに浸けて用土を締めるわけにもいきません。挿し穂が動いてしまいますので。なので、遠目から霧吹きでたっぷり水をかけて用土を締めました。ちゃんと出来ているかどうかは疑問ですが…。

念のためV字に折った針金の切れっ端で動かないように固定しました。用土に挿さっている部分がかなり短いので針金は必須ですね。とにかく挿し穂を動かないようにする事が必須なので、どれだけ効果があるか分かりませんが、ないよりはマシと思います。

こちらも断面をカットパスターで保護しました。ちょっと出し過ぎたかも?

もう一本も同じように処理。用土スレスレのところにも芽がたくさん出ているのですが、こちらは枯れてしまう可能性が高いです。昨年やったのはそうでしたから。ただ、今年は少しだけやり方を変えてみようと思っているので、うまく生き残ってくれたらありがたいのですが。まあ、軸から横にひょろっと伸びている枝が本命なので、こちらの芽が生きていてくれればそれでいいのです。

ついでに全体にたっぷりと霧吹きで水をかけて終了です。お疲れさまでした!

今後の管理とか

あったかくなって芽が膨らみ、葉が開いてくるまではペットボトルを被せておきます。葉が開いてきても、しばらくの間は風除けにペットボトルを被せておくつもりです。ペットボトルを外すタイミングですが、あったかくなって蒸れてきそうになるまで、ですかね。根がしっかりするまでは風が大敵なので被せておきますが、蒸れるのも困りもの。タイミングを逃さないように気をつけます。

ペットボトルを被せていると用土がほとんど乾かないのですが、それでも少しずつ乾いてきます。用土の表面がちょっと乾いてきたかな、と感じたら、霧吹きを使って遠目からたっぷりと水をやります。ジョウロだと絶対に挿し穂が動いてしまうのでNG。霧吹きも近くから吹くと挿し穂が動いてしまうので、遠目からシュッシュと根気よく水をやらないといけないのです。

昨年挿して根が付いた長寿梅は普通の深い朱温鉢に鉢上げしてしまったのですが、今年挿したものでうまく根がついたもののうち数本は薄い鉢に植え替えようと思っています。

相変わらず捕らぬ狸のなんとやらなんですが、まずは発根してくれることを祈るばかり。頑張って欲しいなぁ。

長寿梅 (チョウジュバイ)
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