長寿梅の挿し木に挑戦(2019年3回目)

長寿梅の挿し木と葉刈り 長寿梅 (チョウジュバイ)
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今年2回挑戦している長寿梅の挿し木ですが、イマイチ成果が出ていません。なんとなく枯れているようないないような。5月ももう終わりですが、諦めずにさらに挿し木を続けます。先日ネットを見ていたら、「挿し木で枝を切ったら、残っている枝の葉刈りをすると新しい枝を呼ぶことが出来る」とあったので、試しに葉刈りもしちゃいます。

これまで挿した長寿梅の状況

5月に入って2回ほど挿し木をしてみましたが、状況どうでしょうか?

葉っぱがくっついたまま、しおれるように枯れてしまっています。葉っぱが緑のままポロっと落ちるのはそれほど問題ないと思っていますが、くっついたまましおれる、というのはよろしくないですね。

どれもこんな感じに枯れてしまっています。多分失敗なんだと思います。白っぽくなっているのはおそらくルートン。ルートン水溶液に浸けたため、葉にもしっかりルートンがついてしまい、葉が呼吸出来なくなってしまったのではないか、と推測。

こちら、もみじの挿し芽をした挿し床に挿した長寿梅はどうでしょう?

葉はとっくに落ちてしまっていますが、幹はまだみずみずしい感じです。これは最初に挿した芽だと思います。

こちらはまだ葉がついたままですね。ほどなく落ちてしまうと思いますが、軸はまだしっとり湿っています。

これは葉がついたまま枯れ込んできています。ダメかも知れませんね。

一本でも発根してくれればいいや、と、引き続き挿し木をしていきます。

長寿梅の挿し木、さらに挑戦

素材の確認

では、挿し木をしていきます。長寿梅の様子を見てみましょう。

相変わらず樹勢は旺盛、元気です。

一番気になっている取り木の根。1週間経ってさらにまた増えています。

ここだけ見たらもう早く切り離してしまいたくなるくらい伸びています。細根の数も増えて来ているので、まずまず順調と言えるでしょうか。

前回一本だけちょろっと伸びていた根ですが、数も増えさらに長くなっています。こちらも順調。

ただ残念ながら、追加で根が欲しいところには発根の兆候はありません。これ以上の発根は期待出来ないかな?予定通り来週末、6月初めに切り離すことにします。

こちら、最初に挿し穂の材料になったひこばえです。順調に、というか、ものすごい早さで新芽が伸びてくれています。これは取り敢えずこのまま伸ばすことにしますが、秋〜冬になって葉が落ちたタイミングで針金を掛けてみようかとも考えています。どうするかはまだ決めていませんが。

今回はこの左側の徒長枝を使って挿し木をしようと思うのですが、右側の取り木がうまいこと発根してくれているので、こちらも取り木をしようかとちょっと迷います。

取り木をするならこの辺?緩く曲がりがついているのですが、いかにも「曲げました」と言わんばかりの人工的な不自然な曲がりなので、気に入らないのです。

ちょっと下から見るとよく分かります。ここのもうちょっと上を見ると…

程よく二股に分かれています。さっきのところで取り木が出来ればいい感じになりそうな気がするんですが…どうしよう?

いろいろ考えた結果、今回、というか今年は取り木は見送ることにしました。一本取れそうだし、そっちの発根でかなりエネルギーを使っているはず、というのがひとつ。もうひとつは今回葉刈りをして枝が出て来てくれたら、取り木をする位置を変えるかも知れない、ということ。タイミングもあるのですが、来年2カ所いっぺんに取り木をしてみてもいいかな、と思っています。

挿し穂の準備

やり方はいつもと同様です。まずは挿し穂を準備します。

今回はここ、右の方に長く伸びた徒長枝を切っちゃう必要があったので、これを使います。後はこれの元の方、左側に上の方に伸びている徒長枝も2〜3芽残して切ってしまい、挿し穂として使います。

パチンと切った後。こうやってみると結構長く残してしまいました。

左側のはこれくらいの位置で切りました。一芽しか残っていませんね。

どちらの、断面にはトップジンをたっぷり塗っておきました。

今回使う枝なのですが、先日挿し木をするために剪定した影響か、先端から新しい芽が伸びてしまっています。今回はここも挿し穂に使ってみます。

早速ですが、いつものように短く切り、葉を落として断面をカミソリで整えます。木、というより草?に近い感じですね。

これを水に浸けておきます。今回はルートンを溶かしていません。ただの水です。

こちらは新芽の下側。葉が大きいの一枚しかなかったので、半分にしてあります。これも水に浸けておきます。

後は今までと同様に。先端の葉を少しだけ残して全部落とし、切り口をカミソリで整えて断面を水に浸けておきます。

こんなんだったり…

こんなんだったり。特に変わったことはしていません。

最終的にこんな感じに。しばらく水に浸けている間に、葉刈りをしてしまいます。

葉刈り

挿し穂を水に浸けている間に葉刈りをしちゃいましょう。剪定をした後、残った枝を葉刈りするとそこから枝が出て来やすい、というのをネットで見たので、挑戦してみます。

これ、さっき挿し穂を取るために剪定した枝ですが…

分かりづらいですがさっぱりしています。実はこの後、もっと葉を落としています。

一旦これくらい。先端には一枚だけ葉を残そうと思っていました。そこから蒸散してくれれば、枝全体に水分・養分が行き渡るだろう、と思ってのことです。

どんどん切っていき、これくらいさっぱりしてしまいました。ちょっとやり過ぎた?

ここなんかは先端なんですが、先に芽が出て来そうだったので葉を全部落としてしまいました。ここから新しい葉、そして枝が出て来てくれたらいいですね。

挿し穂を挿し床に挿す

葉刈りをして30分くらい?もっと短かったかも知れませんが、水に浸けておいた挿し穂を挿しどこに挿していきます。

今回はまずこちらに挿し、場所がなくなったら大きい方に挿すことにしました。

今回ルートンは少なめ、薄めに付けています。

いつも通り、爪楊枝で穴を開け、挿し芽を挿して指で用土を軽く押さえます。その後バケツの水に浸けて揺すり、用土を締めました。

こちらも同様に。

これは水の中で揺すったらかなり横に寝てしまったのですが、なんとなく固定されたみたいなのでこのままにします。

先端に伸び出していた若い芽も挿しています。やり方は一緒。

こちらも先日伸びて来た若い芽です。下側ですね。

新芽他何本かはこちらの鉢に挿しました。

今回の挿し芽はこれで終了です。お疲れさまでした!

今後の管理

また枯れてしまいそうで怖いのですが、直射日光の当たらない明るいところに置いておきます。水は腰水のつもりなのですが、それだけでなく霧吹きで葉水も与えようと思っています。日中出来ないのが歯がゆいですが、朝晩は欠かさずあげようと思います。

最初に挿したのは5月に入ってすぐだったので、後1〜2週間で根が生えて来てもいい頃合いになるはずではありますが、今のところその兆候は見られません。とはいえ諦めずに世話はしていこうと思っています。

長寿梅 (チョウジュバイ)
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