何度かロウバイの軸切り挿し芽をしていますが、そのうち1本、3本目に挿したものが枯れてしまいました。葉は元気なのですが、なぜか突然パタンと倒れてしまったのです。まだ元気そうなので、もう一度軸切りして挿し芽しようと思いますが、さすがに発根しないかな…
枯れてしまったロウバイの軸切り挿し芽
こんな感じです。
元気だと思っていたのですが、朝見てみたらパタンと倒れてしまっていました。
根元が傷んで黒ずんでいました。何となくカビも生えているような…?
これはもうダメですね。ここから復活、というのはまああり得ないと思うので、諦めます。
一応発根はしたみたいです。ただ、挿し芽してからひと月くらい経っているのにこれしか伸びてないというのはやっぱりおかしい。いつまでも種の殻を付けたままだったのがいけないみたいです。しっかり葉が開かないと光合成も出来ないし、根元の水分も吸い上げられないので。軸切り挿し芽する時はちゃんと双葉が開いてから、にしないとダメですね。
もう一度!軸切り挿し芽してみる
少しとはいえ一度発根している挿し芽ですので、さすがにもう一回軸切り挿し芽しても発根は難しいだろうと思いつつ。上の方はまだパリッとしているので、もう一度挑戦してみることにしました。
傷んでいるところの上を切ります。切り方はいつもと同じ、カミソリでスパッと、です。
これをメネデールに丸一日浸けておきます。断面がしっかりメネデールに浸かるようにします。
だいたい24時間経ったところで用土に挿すわけですが、その前に鉢の準備を。
これ、もともとこの蝋梅が植えてあった鉢です。用土を半分くらい?に減らします。
バケツの水に浸けて用土に水を吸わせた後、用土を端に寄せて真ん中に大きな穴を作りまして…
例の「挿し芽・種蒔き用の土」をたっぷり流し込み、霧吹きでたくさん水をかけました。これ、最初はなかなか水を吸ってくれないので、根気よくやる必要があります。鉢底からぼたぼた水が垂れてきていても、土の中は全然水を吸っていないということがよくあります。時間をかけて何度も水をかける必要があります。
しっかり水を吸ったら、今後は上から指でギュウギュウと押さえます。この挿し芽・種蒔き用の土、フワッフワなので指で押さえるとかなり沈み込みます。芽を挿す前に押し固めておきました。
こちら、一晩経った蝋梅の挿し芽です。
ふやけたのか簡単に殻が外れました。
用土の中心に下穴を開け、ロウバイを挿して周りの用土をギュウギュウと押し固めます。写真撮り忘れましたがシャバシャバのルートンを断面と軸に塗っているのもいつもと同じです。この土、いつもの配合用土よりもしっかり固まってくれますね。…と?あれ?
あれ!?双葉が一枚取れてしまいました。というか、取れちゃってたのかな?
これは本体の方。少し黒ずんで傷んでいるようにも見えますが、もしかしたら作業の途中でヤッチマッタのかも知れません。
軸切り挿し芽はこれでおしまい。取り敢えず、お疲れさまでした!
今後の管理
双葉が1枚しかなくなっちゃったし、それ以前に同じ挿し芽を2回軸切りしてもさすがに発根する気がしません。ただ、残った葉はまだパリッとしていて元気そうなので、もしかしたら?もしかするかもです。
梅雨の時期で湿度が高いとはいえ、しばらくの間は500mlのペットボトルを被せておきます。風が当たるのを避けたいのです。置き場所は直射日光が当たらないところ。2週間くらいしてもまだ萎れてこないようだったらペットボトルは取っちゃうつもり。
結構強いし発根率が高いロウバイなので、ここから奇跡の復活を遂げて欲しいものです。
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