切り離した長寿梅の様子を見てみました

長寿梅の取り木、切り離し後の様子 長寿梅 (チョウジュバイ)
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4月の初めに取り木を掛け、うまく発根してくれたので6月初めに切り離した長寿梅の取り木、無事に育ってくれているようです。その様子を確認してみました。切り離す際うっかりして取れてしまった根についても、新たに発根してくれていたらいいのですが。

取り木切り離し後1ヶ月の長寿梅

まずはどんなものか、様子を見てみます。

ババン!元気に育ってくれています。切り離し〜植え替えをした際、根がどれくらい水を吸ってくれるか不安だったので、軽く葉刈りをしました。ひと芽4〜5枚葉が出ていたのですが、これを2〜3枚に減らしたのです。これが功を奏したのか、新しい葉がどんどん出てきてくれました。

こちらは右側の細い枝。残念ながら先端の芽からは葉が出てきてくれませんが、途中のからは新しい葉がたくさん出てきてくれています。

といっても途中の芽はイマイチかも知れません。この辺は新芽が出てくる様子がないですね。

これは中央、一番太い幹の部分です。こちらもそれぞれの芽からわさわさと新しい葉が出てきてくれているのですが、一番芽が欲しい先端部分は新しい葉が出てくる気配がありません。幹を切ったのが芽に近すぎたのでしょうか。来春には生えてくるかも知れないので当面このままおいておきますが、来春芽吹きの時期になっても葉が出てくる気配がなさそうだったら、もうひと芽下を徒長させるために一段分切り戻さないといけないかも知れないです。

こちら、裏側(?)です。反対側ほど成長が早くなかったのですが、しっかり新葉が出てきてくれています。

さらに芽が出てきてくれていますので、こちらも一安心といったところでしょうか。

これは左側の一番細い枝。もともと去年伸びた徒長枝だったと思います。こちらもそれぞれの芽から新葉が出てきてくれています。

どれも葉が茂って元気そうではあるのですが、枝になりそうな気配がありません。梅雨で日照時間が少ないし、そういう時期でもないのだろうと思っています。来春にならないと枝は伸びてこないかも知れませんね。

根の様子はどうか

切断後、新しく根が出てきてくれるようルートンをまぶして水苔をかけておいたのですが、どうでしょうか?

まずはこちら。ピンセットで慎重に水苔を外してみます。確か、右に向かって伸びている細い枝の付け根に根が出ていたはず。これはうっかり落としてしまったのですが再度生えていてくれないでしょうか。

どうもそれっぽい気配はないようですね…残念!

諦めきれずに探してみたのですが、やはりないものはないのです。こちらは諦めます。

こちらは反対側の枝の付け根です。「表」から見ると右側に向かって伸びている枝の付け根です。そーっと水苔を外します。

んんっ??これ、根ですよね?細いのが2本、生えてきてくれたようです!でもこの根、新しく生えてきたものかもともと生えていたものかは分かりません。あまり露出させてしまっても、と思いすぐに水苔を戻してしまったのですが、きちんとどこから生えてきているか確認するべきでした。根の位置によってはこの右側の枝も切り離して新しい素材にしてしまってもいい、と思っています。

今後の管理

うまいこと根付いてくれましたので、今年はこのまま何もしないつもりです。梅雨が明けて真夏になるまでのちょっとだけ施肥をしようかとは思っています。

徒長枝が一本も生えてこないのがちょっと心配ですが、時期的なものと思っています。今はまだ十分樹勢を付けるべく、余計なことはしません。とはいえ葉の茂り具合を見ていると樹勢は十分に乗っている気がしています。

植え替えるかどうかは来春また考えますが、しばらくはこのプラ鉢の中で育て、徒長枝を伸ばして幹を太らせようと思います。徒長枝が伸びたら1〜2芽残して切る、というのを2〜3年繰り返して細かい樹形を作っていきたいのですが、植え替えしたりどうしてもいじりたくなってしまうもの。そこをぐっとこらえないといけませんね。

長寿梅 (チョウジュバイ)
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