長寿梅の取り木、発根を確認しました!!

長寿梅の取り木 発根 長寿梅 (チョウジュバイ)
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4月6日に取り木を掛けた長寿梅ですが、発根を確認出来ました!発根を確認したのが5月16日の木曜日なので、1ヶ月と10日で発根が確認出来たことになります。水苔の中から見えるところまで伸びた、というのを勘案すると、約1ヶ月で発根してくれたことになるでしょうか。

発根の様子

いつものように霧吹きで水をやっていたのですが、白い根が伸びているのに気が付きました。

いつも通り。樹勢もしっかりあって元気なようです。

こちらは先日挿し芽をした残りのひこばえ。少しずつ芽が伸びて来ています。

拡大図。単に葉が出ているのではなく、軸として伸び始めているのが分かります。こういう時は伸びるのがとても早い気がします。この芽は当分伸ばして、また新しい素材にしようと思います。

こちらは先日挿し木の為に挿し穂を取ったあと。こちらは全然伸びてくれませんね。こちらはゆっくり伸びてくれるのを待ちます。

では、取り木したところを見てみましょう。

取り木を掛けたところです。毎日霧吹きで水苔に水を与え、常に湿った状態にしてあります。

近づいてみると、下の方、左側に何か白っぽいものが…

この白い筋、明らかに根っこです!ようやく発根してくれたようです!

他にもないか慎重に探してみました。ビニールと水苔の間の気泡だったり、ビニールを張り合わせたセロテープの筋だったり、見間違うものがたくさんありました。

そしてもう一本、セロテープのつなぎ目あたりに白い根を見つけました。

こっちの方が見やすいでしょうか。まだ短いですが、しっかり伸びてくれています。

根が生えているのと反対側を目を凝らして何度も見てみたのですが、残念ながら他の根は見つかりませんでした。

今後の管理と計画

残念ながら、今回確認出来た根は2本だけでした。どちらもビニールに近い位置に生えていましたので、反対側も実は発根していて、まだ表面まで伸びきっていないだけかも知れません。今の位置は90度くらいで、もし確認出来た2カ所にしか生えていないとすると片根になってしまいます。出来るだけ八方根にしたいので、もう少し様子を見ることにします。

問題はこの取り木を分離したあと。根を生やそう、ということばかりに集中していて、上側をどこで切るか、どんな形にするか全く検討していませんでした。以前の写真を見返しながらどうしようか悩みます。

長寿梅の取り木 現在の状態

これが取り木を掛ける直前の写真。右側の幹、以前取り木に失敗して傷になっているところのすぐ上で取り木を掛けています。取り木を掛けたところのすぐ上左側の枝とその上の右側の枝はひと芽ふた芽残して切り落とし、小さく作ろうと思っていますが、あとはそこから左に続く幹をどこまで残すか、が課題です。真っ直ぐ真上に伸びた枯れ枝は切り落とします。左右のバランスを考えると、幹もそんなに長くは残せないのですが、根元が見えないので今ははっきり決められないですね。とはいえ切り離してしまうと現状に比べて根が極端に減りますので、切り離しと同時に枝・幹も切る必要があります。この写真に写っている一番上の、ちょっと見切れている芽までを残し、そこから上を切るのが妥当でしょうか。もう一つ下の芽でもいいのですが、切りすぎてどうしようも無くなるよりは少し長めに残した方が後で修正が効くというものです。

先ほども書きましたが、もう少し発根が確認出来るかも知れないので、あと2週間ほど同様の管理を続けようと思います。あまり放置しすぎて生えて来た根が根腐れを起こしても困りますし。取り木を切り離した後、取り木の上の方は細かく切り分けて挿し木にしたいので、遅くとも6月の第1土曜日をひとつの期限にすることにしました。

数年前に一度失敗しているのでそう簡単に成功しないと思っていた取り木ですが、丁寧に処理・管理すればちゃんと根が生えて来てくれることが分かりました。こうなってくると、もっと別の場所でも取り木してみようか、と余計な考えが湧いて来ますね。でも、この木は今年がんばったので、来年の春までひと休みとしましょうか。

長寿梅の取り木、4月6日〜5月16日、40日程度で発根を確認。

長寿梅 (チョウジュバイ)
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