昨年11月の終わりにいろいろな種をペヤングのカップに蒔いたのですが、早くも発芽し始めました。ここ最近季節外れの暖かい日が続いたせいで、うっかり春が来たと勘違いしたものと思われます。以前の記事を見てみると、蒔いた場所からして唐楓(トウカエデ)のようです。取り敢えずは様子を見て見ます。
どこに何の種を蒔いたっけ?
一つの苗床にいろいろな種を蒔いたので、まずは復習です。
これが2019年11月24日に蒔いた際の種の配置です。当時の記事を見ると、左からトウカエデ、ロウバイ、ボケ、ニワウメ、イロハモミジとのこと。ではペヤングのどの位置に芽が出てきたかというと…
発芽の様子
苗床の左側です。位置からしても双葉の形からしても、トウカエデで確定のようです。
これが一番奥、日当たりがいいところの芽。成長も一番早いです。
こちらは真ん中辺の芽。あと1〜2日もすれば双葉が開いてくれるんじゃないでしょうか。
よくみるとさらに3本ほど、苔の下から顔を出している芽がありました。苔の長さ(深さ)を考えると、まだもっと芽が出ている可能性が高いです。
また、トウカエデだけでなく、ヤマモミジやイロハモミジも近しい親戚ですので、苔の下で既に発芽あるいは発根しているものがあってもおかしくありませんね。さらに言えばこのペヤングだけでなく、鉢に蒔いたトウカエデ、モミジ類ももう発根くらいはしていそうです。網伏せとかどうなってるんでしょうかね?
今後の管理
一部を残してほとんどを軸切り挿し芽してしまうつもりなのですが、そのタイミングとしては最初の本葉2枚が開き切った頃。それまでにちゃんと暖かい春になっていてくれればいいのですが、軸切り挿し芽をした後にまた寒くなるのはちょっと困ります。これからまたしばらくは寒い日が続きそうですので、発芽してしまったものとこれから発芽してくるもの成長に差があるのも困りもの。今年も2〜30本束ねて株立ちにしたいのです。ある程度同じくらい成長したものを束ねたいので、寒暖の差があるのはやめて欲しいです。
もう一つ気になっているのが苗床に貼っている苔。今後軸切挿し芽なり植え替えをしていくにあたり、絶対作業の邪魔になるよなぁ、と今更気が付きました。せっかくいい具合に落ち着いてきてくれたのに移動させるのは枯れてしまいそうでちょっと怖いのですが、これ以上発芽しないうちに別のペヤングのカップに移植しようと思います。
いろいろ気がかりなことがありますが、種から芽が出てくるというのはいつ見てもいいものです。ワクワクします。今年もたくさん楽しめそうですよ♪
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