5月の終わりに真弓に針金が食い込んでいるのを見つけ、慌てて針金を外しました。かなり大きな傷になってしまったものの幸い元気です。先日他の真弓を眺めていたところ、思い切り針金が食い込んでいるのを見つけましたのでこちらも慌てて針金を外しました。
真弓の現状
針金が食い込んでしまった真弓はこちら。
こちら、2月半ばに植え替えをした際、豆盆栽風に作ってみたうちの一本です。
葉っぱが開いた後はそれ程成長もしていなかったので、灌水のみでちゃんと見ていませんでした。意外に太っていてびっくりです。
根元です。かなり食い込んでいる気がします。
真ん中から上あたり。食い込み始めていますが、真弓が自分を守ろうとしているのか、表皮が白くなり始めています。こうなったら形はもうしっかりついているはずですので、早速外していきます。
真弓の針金外し
では上の方から針金を外していきます。
早速上の方を外しました。やっぱり見事に食い込んでしまっています。
徐々に進んでいきますが、全体的に針金の太さの半分くらい食い込んでいます。これだと無理して針金を切ろうとすると幹を傷つけてしまいそうだったので、針金を解くようにして幹との間に隙間を作り、そこを切るようにしています。
この辺からは切ることはあまり考えず、針金を解くようにして外しています。本来切るべきではあるものの、針金も細いので解くようにしました。
ある程度の長さが解けたら都度針金を切りました。あんまり長いと邪魔になりますので。
この辺まで来てはたと気付いたのですが、根の方まで針金を巻きつけていたようです。
鉢底から裏に通していたようですね。
根がしっかり張っていそうだったので本当は鉢から抜きたくなかったのですが、仕方なく鉢から抜いて針金を外しました。小さな鉢ですが細かい根がたくさん出ていて元気そうです。
根が鉢の形に合わせて四角くなっていたので用土を落としたり根を伸ばしたりせず、そのままの形で鉢に戻しました。
隙間にしっかり用土が入るように気を付けます。
ちょっと根が出てしまいましたが、どうにか収まりました。単純ですが気を使う作業ですね。これで作業は終了、お疲れさまでした!
今後の管理
根がしっかりして落ち着いてくれるまでは安心出来ませんが、樹勢が旺盛なのでなんとか大丈夫なのではないでしょうか。今年はこのまま灌水のみ、来春摘心をして枝が出てくるのを期待しようかと思っています。
しかし見事にぐるぐると線が入ってしまいました。そのうち目立たなくなってくれるといいのですが。
おまけにもうひとつ、真弓の針金外し
もうひとつ、食い込んでいる訳でもないのですが今にも枯れてしまいそうな真弓がありましたので、針金を外して大きめの鉢に植え替えました。
こちらのぐるぐる真弓です。葉が萎れてきてしまっています。まずは同様に針金を外します。
上の方から外していきます。細かく巻いてあるので作業しずらそうですが、食い込んではいないのでセオリー通り細かく切り刻んていきました。
食い込んではいませんが、針金の跡はしっかりついていますね。
とりあえず針金は外れました。この形で思い切り太くなってくれたら面白いのですが、枯れてしまいそうです。
手持ちにあったこちらの一回り大きな鉢に植え替えます。
苗を抜いてみたところ、かなり湿っていた、というか濡れていました。前の鉢では水はけが悪く、根がずーっと水に浸った状態だったようです。これはまずいですね。
最後に用土を入れてバケツの水につけておしまいです。根はまだ多少元気そうだったので、どうにか復活してくれないか祈るような気持ちです。
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