4月にたくさん生えてきていたヤマモミジをまとめて軸切り挿し芽し、株立ち仕立てにしてみようと目論んでいたのですが、残念ながら全部枯れてしまいました。去年は少なからず残っていたのですが、今年は全滅。がっかりです…
ヤマモミジの株立ち仕立ての状態
何日か前の話なのですが、こんな感じです。
全部の葉がカラカラに乾いてしまっています。これでは復活は望めません。
萎れているってレベルじゃないですね。ちゃんと水はやっていたので、おそらく根が出なかったのでしょう。
諦めて株を抜いてみたところ。あちゃー、真っ白いカビに覆われています。今年はこのカビが多いのです。
さすがにこれではダメですね。カビが生えたせいで枯れちゃったのか、枯れ始めて元気がなかったのでカビが生えたのかは分かりませんが。
多少は根が出ていたのだろうか?と用土を払ってみたのですが、全く生えていませんでした。残念…
ヤマモミジを抜いたあと鉢を逆さにして用土を出したのですが、そこに残った用土はかなり湿っていました。湿っているというか、もはやびっしょり濡れている、といってもいいくらい。やっぱり鉢底石は必須のようです。鉢底周辺はしっかり隙間があって風通しが良くないと鉢の中の湿度が高くなりすぎちゃうみたいですね。必ずしもゼオライトである必要はないと思うのですが、何か粒の大きい石を入れておかないといけないみたい。反省です。
反省と考察
そんな大げさなものではありませんが。
- 鉢底石は必須。来年はゼオライトを必ず敷く
- 湿度は大事だが、ずっとペットボトルを被せていたので湿度が上がりすぎた?
- 腰水したらしっかり水を切り、すぐにペットボトルを被せず水分を飛ばすことも必要
- ルートンはもっと薄めて量を減らす
これくらいかな?雨降りの日でもペットボトルを被せておいたので、鉢の中の水分も蒸発できず、また葉からの蒸散もほとんどなかったと思われます。葉からの蒸散がないと発根が促進されませんので、やっぱり多少は外気に当てることが必要ですね。
あとはルートン、もっと流れてしまうかと思いきや、結構しっかり残っていました。もっとシャバシャバにして薄く塗るだけでいいかもしれません。
今年は残念でしたが、来年も懲りずに挑戦するつもりです!
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