6月初め、ちょうど今から1ヶ月前に葉刈りと挿し木(緑枝挿し)をした長寿梅の徒長枝なのですが、1ヶ月目にしてようやく新芽が出て来てくれました!まだひとつだけだし、他のは新芽が吹く様子もないのですが、やっぱり嬉しいものです。
長寿梅の挿し木(緑枝挿し)、挿して1ヶ月目の様子
まずは赤花長寿梅の方を見てみます。
こんな感じです。枯れちゃった葉っぱも結構見られます。
こんな風に萎れてしまっている葉っぱが何枚もあります。これは軸がまだ緑なので、あきらめるのは早いですかね。
葉の付け根には新芽が吹く様子はありません。残念!
そしてこちら!今回のメインです。
この一本だけですが、新しい芽が吹いてくれました!多分まだ細いのがちょびっとだけとは思いますが、おそらく発根していると思われます。ただ…
ハダニがわいてるじゃん…
なにもこの大切なひと芽にわかなくてもいいと思うのですが、こいつらはとりあえず霧吹きで吹き飛ばしておきました。ただ、一度湧くと結構しつこくわいてくるので、根気よく吹き飛ばし続けるしかなさそうです。
これはまた別の挿し穂なのですが、新芽が出そうな様子は残念ながらありません。まだ葉っぱが緑なので希望はあると思うのですが、発芽までもう少しかかりそうです。
この辺の芽の写真を撮っていて気付いたのですが、葉の裏側に水滴のようなものがついています。これ、おそらくハダニの出す蜘蛛の巣に水滴がついているものでしょう。ということは、全体に蔓延ってる??ということで、全体に霧吹きをかけておきました。きっちり駆除するのはなかなかに大変ですが、続けるしかありません。
続いてこちら、白花長寿梅の方です。こちらは残念ながら状況は芳しくありません。
同じように挿したつもりなんですが、葉がみんな枯れてしまっています。
この緑色の葉の付け根あたりはまだ生きていると思われるのですが、発芽する様子はありませんね。
この根元あたりも厳しそうです。
ということで、白花の方はちょっと難しいかも知れませんが、もう少し様子を見てみることにします。
今後の管理とか
1本だけでも発芽してくれたのは嬉しいのですが、ハダニがわいてしまったのでちょっと困り気味です。本文中にも書いたように、霧吹きで吹き飛ばすのが一番効率がいいと思うのですが、とにかく頻繁にやらないといけないのでかなり面倒です。わいてしまった以上仕方ないのですが。
もちろんハダニ用の農薬もありますし、昨年何種類か試したのですが、その場では殺せてもすぐにまたわいてくる、といういたちごっこでした。またハダニはすぐに薬に耐性が出来てしまうため(そもそも農薬に対する耐性が高いらしいです)、何種類かをローテーションしないといけないとのこと。なので、農薬を使うのはあきらめ、霧吹きで水を吹きかけています。
管理は当面同じように灌水のみ、あとはひたすら霧吹きですね。ハダニ、ほんとに腹のたつ害虫です。
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