2月半ばに植え替えをした三河黒松、1ヶ月経っても枯れる気配がなく元気なので、ぼちぼち芯を落とす時期かなぁ、と思ってぐるぐる見ていたのですが、芯を落としてしまうとどうしても太りが遅くなってしまうのではないか、という懸念があり。植え替えの時から悩んでいたのですが、芯を落とすのはもう一年ガマンすることにしました。
芯を落とした三河黒松を見てみる
一本だけ、植え替えと同時に芯を落とした黒松があるのですが、そちらの具合はどうでしょう?
一応、こちらが正面のつもり。小さな芽がいくつか見えます。
緑色の芽がすこーし、膨らんでる?
植え替えた時に比べると膨らんできている気がします。先端も別れ始めているので、葉がでてくれそうです。
これが2/16、植え替え・芯を落とした時の状態。ほんの少しではありますが、やはり膨らみ始めています。
こちらがその反対側の芽。これも緑色がはっきり見えるようになりました。
こちらが1ヶ月前。あんまり変わらない?
いやいや、この芽の後ろ側にあった芽当たり、枯れているような気もしていたのですが、まだ生きているようです。こちらもほんの少しだけ、膨らんできているようです。緑が見えるようになってきました。(肉眼ではよく分かりませんが…)
そしてこちら、一番根元に付いている芽です。こちらは膨らんできたかな?
これも先っぽが分かれてきています。ここから葉が出てきそうです。
これが1ヶ月前。明らかに膨らんできていますね。
ということで、軸を切った黒松も少しずつ芽を膨らませています。しっかり葉が付くだけなのか、そこから枝が伸びてくれるのかはまだ分かりませんが、成長が遅くなるのは確実ですので、のんびり付き合っていきます。
芯を落とさないことにした三河黒松
植え替えた時には芯を落とさず、その時は1ヶ月後くらい=今くらいの時期に芯を落とそうと思っていた黒松がこちら。
この2本です。どちらも針金を掛けて根上りに植え直したもの。
まずは右側。ピントが合っていませんが、中心の芽がグイッと上を向き始めています。植え替えはきちんと出来ているようです。
中央の一番大きな芽の周りにも、3つほど芽が出てきています。これは枝になりそうな予感です。
そのすぐ下にも芽当たりが出来ています。これも枝になってくれるかな?
全体はこんな感じです。では根元の方を見てみましょう。
こちらは元々、夏くらいから新芽が顔を出してくれていましたので、心配はしていませんでした。
気持ち「ニョキッ」と伸びているような気もするのですが、気のせいかも知れません。
こちらも!ちょっとだけ伸びているような…?
根はこんな感じです。今のところ枯れる様子もないのですが、細根がどれくらい残ってくれるか微妙なのですが、特にここ、全体的に太って欲しいのです。
これは左側の苗。こちらも元気そうです。
先端の芽はこちらもニョキッと伸びています。その周りにも芽が伸びていますね。
脇芽2つかな?これも枝になってくれそうです。
よく見ると上の方に小さな芽当たりがあります。
こんなのや…
こんなの。どれも枝になってくれるかどうかは分かりませんが、芽が吹いてくれたことは素直に嬉しいですね。
根っこはこんな感じ。見れば見るほどブカッコウです。この、左上から右側にグルンと巻いているやつ、切っちゃおうかしら…?それか、来年の植え替えの時に針金で矯正するか、ですね。
芯は切らないことにした
どちらも、木がグラつかないように支えるために巻いてある針金の上あたりで切ってしまおうと思っていたのですが、どちらももっとがっつり太らせたいな、という思いもあり、かなり葛藤していました。先に芯を落とした一本を見るとちゃんと芽が動き出しているので、切ってしまっても枯れることはないのですが、でも早く枝を出して盆栽っぽく整枝したいという思いもあり。結論、今年は芯を落とさず、太らせることにしました。
おそらく何本か枝が出てくると思うのですが、これは7月くらいに切ってしまい、芯一本で育ててみます。そうすることで枝に行くはずの栄養が芯に集まり、太りも早いだろうと考えてのことです。
来年は植え替えはせずに芯を落とそうと思いますが、今年芯を落とした一本の成長具合を見ながらどうしようか考えます。
あ、そろそろ施肥の時期ですかね。
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