先日ヤフオクで購入したギンゴケ、たくさんあって使い切れない分を保管しておいたのですが、密閉した状況のせいかなんだかニョキニョキと伸び始めてしまいました。ギンゴケがこれでは格好がつかないので、少し散髪してまきゴケをすることにしました。
伸びてしまったギンゴケ
残ったギンゴケが乾き切らないように、こんなパックで保存しておいたのですが…
なんだかボサボサです。
購入当時はこんな感じ。
明らかに伸びてきています。おそらく保存しておいた入れ物が密閉空間で湿度が高くなったせいかと思われます。湿度が高いとギンゴケってこんな風に伸びるんですね。
これはこれで嫌いではないのですが、盆栽に貼り付けるための苔としては少し背が高すぎるし、貼り付けたらそこはもう密閉空間という訳ではないので枯れてしまうかも知れないし。ということで、伸びた分を少し切ってみることにしました。どこかの苔盆栽かコケリウムを販売しているサイトで、伸びてきた分は切ったらいい、みたいな記述があったのを覚えていたからです。切ったところからは新しい芽が出てくるらしいのですが、さて本当に出てくるのかな?
ギンゴケのまきゴケ
実際どうなるかは分からないのですが、切ったギンゴケを捨ててしまうのも勿体無いので、まきゴケしてみることにしました。
使うのはこちら。以前まきゴケをした鉢なのですが、状況芳しくなく、あきらめました。
まずは上に薄く鹿沼土を敷き、バケツの水にひたひたくらいに浸けてゆっくりと揺すって表面を整えつつ、鹿沼土にしっかりと水を吸わせます。
ギンゴケの伸びた分くらいをハサミで切り取ります。
切った後です。結構残っちゃいました。
これを出来るだけ固まらないようにパラパラっと撒いていきます。
どんどん撒いていきます。重なったり固まったりしちゃったところは、ピンセットでバラしていきました。
ちょっと固まっているところもありますが…こんな感じです。
霧吹きでたっぷり水をかけました。イメージとしては鹿沼土の粒の間にギンゴケを押し込む感じ。斜めから水をかけると苔が吹き飛んでしまうので、真上からかけました。
多少は用土の間に押し込まれたようですが、そんなに変わってはいませんかね。
その後少しギンゴケを追加したり、水をかけたりして、これが最終形です。簡単なものです。
今後の管理とか
新しい芽が出てくるまでの間、ペットボトルを被せようかどうしようか悩んでいます。表面はある程度湿度を保った状態じゃないといけないと思うんだけど、湿度が高いとまた伸びてきてしまうのではないかと。取り敢えずペットボトルは被せずに、霧吹きで頻繁に水をやるようにしてみます。ぞろっと生え揃うまでにはだいぶ時間がかかりそうですが…。
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