ボトルコケリウムの掃除をしました。まきゴケの準備です

コウヤノマンネングサの新芽
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2018年11月にボトルコケリウムを作ってみたのですが、そのまま放置していました。ふと思い出して見てみたところ、枯れたコケがあったり成長したコケもあったりだったので、掃除を兼ねて少し整理しました。せっかくなので育ったコケをまきゴケしてみます。

ボトルコケリウムの現状

現状こんな感じです。一年半?全く手を付けておらず放置状態だったので、すごいことになってますかね?

まずはこちらを見てみます。内側がかなり汚れていますね。

内側はこんな感じ。すごく荒れて見えますが、実はそれほど変わっていません。コウヤノマンネングサとカサゴケが枯れてしまっているのと、何やらスナゴケらしきものがひょろひょろ伸びている感じですかね。

異様に元気なのがこれ。ホソバオキナゴケを買ったはず。密閉空間だとこんなに成長するんだなぁ、と思っていました。で。コケ図鑑で調べてみたら、どうもこれはアラハシラガゴケだったようです。買った時は確かにホソバオキナゴケっぽく見えていたのですが、アラハシラガゴケと見分けるのはかなり難しいということが図鑑に書いてありました。

手前はスギゴケ。枯れてしまっているようです。奥の方でひょろひょろと伸びているのは実はスナゴケです。こんなに長く伸びるものだとは思っていませんでしたが、湿度が高い密閉空間で育てるとこんな風になるんでしょうかね。カサゴケも小さいですが新芽が出ています。

コウヤノマンネングサは枯れちゃってます。

こちら、枯れちゃったように見えるマンネングサですが、下から新しい芽が出てきています。

カサゴケは枯れちゃった後から新芽が吹いてきているようです。ただ、枯れている購入時の葉と比べるとかなり小さいです。

こちらはもう一つの方。マンネングサはほぼほぼ枯れちゃっているように見えます。

こちらのホソバオキナゴケもアラハシラガゴケだったようです。元気ですね。

枯れてしまったように見えるマンネングサですが、少しだけ新芽が出てきています。完全に枯れたわけでもないようです。

こちらもマンネングサ。地下茎ごと植えていたのですが、その一部から新しい芽が生えてきたみたいです。

こちらもスナゴケが!壁面にひょろひょろ伸びています。

ボトルコケリウムの掃除とまきゴケの準備

どちらの瓶にも細いながらスナゴケが伸びていましたので、枯れているコケを取り除くのと同時にスナゴケを「収穫」。まきゴケしてみることにしました。

ボトルコケリウムの掃除

まずはマンネングサの掃除。枯れている葉は全て切り落とします。

最初は葉を落とすだけにしようかと思ったのですが、最終的に一番下にある芽を残してその上は切ってしまうことにしました。

こんな風に生きている芽が生えていたら…

その上で切ってしまいました。下に出ている芽が伸びてくれるでしょう。

カサゴケも枯れている部分は落としてしまいました。

もう一方の細長い方に取り掛かります。こちらはマンネングサが酷いことになっているので、枯れている部分は全部切り落とします。

瓶が細長いので作業しづらいのですが、頑張って切っていきました。

これなんですが、下の方に元気な緑の芽が出ていたので切ってしまいました。先端には緑の芽が出ていてもったいないので、後で挿しておくことにします。下の古い葉は切り落とします。

こんな感じにしました。もしかしたら途中からもっと芽が吹いてくるかも知れません。

こちらは枯れてしまったタマゴケ。全部まとめて抜いてしまいました。

が、よく見ると小さな緑色の芽が出ていました。1mm程度の小さなものですので難しいとは思いますが、ここも残しておいてまきゴケしてみましょう。

枯れている軸もちょっと残してあります。

さっき切り落としたマンネングサは挿し戻しておきます。爪楊枝で穴を開けて挿し込み、周りを竹串のお尻でぎゅっと押さえて固定しました。

もうひとつの瓶も同様の作業をしてお掃除は終了です。もっと表土一面に苔が広がってくれるかと思っていたのですが、全然ダメでしたね。

まきゴケの準備

ざっとお掃除が終わったところで、まきゴケの準備です。ひょろひょろ伸びたスナゴケを切り取ってまきゴケしてみます。

まずはこんなのを準備します。その辺に置いておいたら風で吹き飛んでしまうのは確実ですので。新聞紙は水分を吸ってくれる、と聞いたことがあるので、気休め程度に入れています。

こんな感じに伸びているスナゴケを切り、一週間ほど乾燥させてみることにしました。

少しだけ緑色の部分を残し、これくらいの長さに切り取りました。

ん〜、これスナゴケですよねぇ?

さっきの容器に入れておきます。こんな感じで、長く伸びているやつを「収穫」していきます。

こんな立派なやつもありました。茶色く見えるのはカビではなく、おそらく仮根でしょう。

こちらは別の瓶のものですが、仮根がものすごく伸びています。

そこそこ収穫出来たかな?といっても細いものばかりなので芽が吹いてくるかどうかはわかりません。

こちらはスギゴケです。まだ枯れずに頑張ってくれているのですが、スギゴケからもひょろひょろした芽が伸びています。せっかくなのでこちらもまきゴケしてみることにします。

うっかり引っこ抜いてしまったスギゴケ。下の軸は枯れているように見えますが、ちゃんと芽が伸びていますね。

そうそう、この枯れてしまったタマゴケなのですが、根元の辺りに何か生えてきています。

外してみました。おそらく私の嫌いなゼニゴケだと思うのですが、透明で綺麗です。

もともとあった辺りを見てみると、もう少し生えていました。ゼニゴケっぽくなってきたら取ってしまうつもりですが、ちょっと図鑑で調べてみたくもあり、一旦このまま置いておくことにしました。さっき出したやつも戻しておきましたよ。

せっかくなのでアラハシラガゴケも少しだけまきゴケします。この茶色い部分はばさっと切っちゃいます。

本当にちょびっとですが…これでも生えてきたら儲けもの。わさっとコロニーになるには数年かかるかも知れませんけどね。

これだけ収穫出来ました。スナゴケ、スギゴケ、アラハシラガゴケです。タマゴケも小さなカケラが混ざっていますが、それはまあおまけです。

スギゴケもけっこう採れました。すでに乾燥が始まっています。

このスナゴケは仮根がすごいですね。ここもまきゴケしたら生えてくるのかな?

アラハシラガゴケです。まだ水分を含んでいます。

まきゴケにする苔の採取はこれくらいにしておきます。でもせっかくなので、ボトルに植えていない他の苔も少しだけまきゴケしようかとも思います。

今後のプラン

水分を吸収させるため、余った新聞紙を小さくちぎって丸めて入れておきました。このまま一週間ほど乾燥させ、来週末にまきゴケをやってみます。本当は飛ばないように蓋をするつもりで上にも新聞紙を入れてみたのですが、風がない日は蓋を取り、日当たりのいいところに置いて乾燥させようと思います。

わざわざ乾燥させず、そのまま小さく切って蒔いても生えてくるらしいのですが、乾燥したもの・生乾き・そのまま、で比較実験したサイト様があり、乾燥したやつが一番伸びが良かったらしいのです。一週間でどれくらい乾燥するかは分かりませんが、物は試し。やってみようと思います。

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