砂苔(スナゴケ)のまきゴケをやってみました!ちょっと新しいやり方に挑戦!

スナゴケのまきゴケの上に盆栽用土を撒く
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昨年秋に遊びに行った時、道端にスナゴケの大きなコロニーがたくさんあるのを見つけ、少しだけ頂いてきました。本当は1〜2週間乾燥させてすぐに蒔いてしまうつもりだったのですが、結局今頃に。乾燥しすぎ、ということはないはずですが、どうでしょうか?

スナゴケの蒔き苔のやり方

頂いてきたスナごけは、ジップロックに入れて口を開けっぱなしにして乾燥させていましたが、ある程度乾燥した時点で口をしっかり閉じておきました。ですので「乾燥しすぎ」ということはないはず。

まずはまきゴケをする器です。今回はこんなのを使いました。

これ、カマンベールチーズが入っていた器です。

裏側はカッターでこんな風に穴を開けてみました。ただ、これだと水捌けはすこぶる悪いです。まあ、苔を育てるのでその方が都合がいいかも知れませんけども。

この器、硬くて滑りやすいのでカッターでの加工はおすすめしません。キリとかドリルの方がいいです。もしカッターを使う場合、刃は厚いしっかりしたものを。滑りやすいので怪我をしないように充分注意してくださいね。

ここに鉢底石としてゼオライトを入れ、盆栽用土を2/3くらいまで入れました。しっかり水をかけて微塵を洗い流しましたが、如何せん水捌けが悪くなかなか水が切れないため、かなり適当です。

さて、まきゴケをする乾燥させたスナゴケ。ちょっとわかりづらいですが、こんな感じです。

袋から取り出したもの。この先端の緑色の部分だけを、ハサミで切り落とし、先程の苗床に蒔いていきます。

こんな感じ。多少茶色い部分が入ってしまっても気にしない気にしない。

スナゴケには小さな木の枝だったり髪の毛だったりと、いろいろなゴミが混ざっていますが、そういうものができるだけ入らないように気をつけました。

用土に含まれている水分を吸って、スナゴケが開き始めました。本当に乾燥に強いんですよね、これ。盆栽に使うには都合がいいんです。

ちまちまと切っていき、全部でこれくらいまでになりました。重なったところはピンセットや爪楊枝でできるだけ広げて均一になるようにしてみましたが、ある程度は仕方ないかと思います。

今回は目止めというか乾燥防止に用土の微塵をかけてやることにしました。

ザーッと盆栽用土を入れます。これで細かい粒子や微塵が落ちるはず。

んー…これって意味あるのかな?

霧吹きで水を吹いてみると、ほとんど洗い流されてしまいました。これじゃダメだな。

ということで、パラパラと盆栽用土をかけてみました。これはその後霧吹きで水をかけたもの。

近くで見るとこんな感じです。ちょっと多いかな?とも思いましたが、新芽が出始めたらいい具合になってくれるんじゃないかと思ってます。この写真を見ても、用土とスナゴケの間に水が溜まっているのが分かります。

と、今回のまきゴケはこんな感じにしてみました。

今後の管理とか

もう10年以上前にスナゴケのまきゴケに成功した時は、こんな風に上から用土をかけたりはしませんでした。ただ、ここは風が強いので、少しでも乾燥防止のためにということで試しに上に用土をかけています。

用土はかけなくてもいいと思うのですが、いずれにしてもしばらくの間は日陰で風も当たらないところに置いておきます。表面が乾燥したら霧吹きで水をかけて全体を湿らせる感じですかね。これからあったかくなってくるので、新芽が出てくれればいいな、と思います。じょうろで水をやってしまうと用土やスナゴケが流されて全体が荒れてしまうので、霧吹きでやる方がいいかと思います。

盆栽の上に貼るのはもちろんなんですが、小さな鉢にスナゴケだけの苔盆栽もまた乙なものですよね。うまく育ったらいいんですが、暫し様子見です。

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