私が盆栽をやっていることを知っている友人からもみじの種を頂きました。種類は分からないのですが、種の大きさからイロハモミジのようです。時期的に採り蒔きが出来るので、さっと蒔いてしまうことにしました。
下準備
難しいことは全くなく、ただ一晩水に浸けるだけです。
これが一晩水に浸けた後。残念ながらほとんどが浮いたままで沈んでくれませんでした。こげ茶の丸い種はエゴノキです。追加で採取出来ましたので一緒に採り蒔きしちゃいます。
一部沈んでいるのもあるので、こちらを蒔くことにします。
もみじの種まき(網伏せのやり方)
たくさん種がある訳でもないので、今回は小さな鉢で網伏せをしてみようと思います。
数も少ないしスペースも節約したかったので、2号の素焼き鉢です。以前藤が植わっていたものですが、枯れてしまったので用土も含めて再利用。元肥に少しだけマグアンプを足しました。
今回は網伏せにしてみますので、用土は多めに入れます。今回はこれくらい。
種は全部で5個沈みました。よく見てみると大きい種で沈んだのは一つだけ、あとはみんな左側の小さな種です。もしかしたら右側はイロハモミジ、左側はヤマモミジかも知れません。
こちら、沈まなかった種。気になったので割ってみました。
んん〜、中がスカスカですねぇ。これでは発芽は望めそうもありません。
大きい種を真ん中に、周りに小さい種を適当な感覚で囲むように蒔きました。
その上に用土を被せます。けっこう山盛りです。
そしてこれ、網戸の網の切れっ端。先日の残りです。
そしてこちら、幅広の輪ゴム。近所のホームセンターで買ってきました。文房具コーナーではなく別の場所(確か工具とか?そういった場所だったような気がしますがうろ覚え)にありました。一番小さいものを選びました。
ネットを被せてゴムを掛けます。今回は二重に掛けました。先に下側を掛けて網を固定し、上側を鉢の上の太いところに掛けます。
網を引っ張って用土との間に隙間が出来ないようにします。網を引っ張るとゴムもずれてきちゃうので、適宜位置を修正します。
ほぼほぼ隙間なく出来たと思います。
最後にバケツの水に浸け、何度も出し入れします。鉢底から出てくる水が透明になったら終了です。お疲れさまでした!
※沈まなかった残りの種は、ダメ元で水苔の中に突っ込んでおきました。
今後の管理
芽が出てくるまではひたすら灌水するのみです。これから寒くなってくるし日照時間も短くなりますので、それほど頻繁にやる必要もなさそうです。1〜2日に1回くらい?用土が網で固定されているので丸ごとバケツの水にドボンです。あ、置き場所は数時間だけ朝陽が当る場所にしました。土の中でも多少は陽が当たった方がいいと思うのです。
芽が出てきたらまたいろいろ作業が発生しますが、春まではこのままでしょうかねぇ?
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