4/18に25本まとめて軸切り挿し芽をしたヤマモミジなのですが、枯れてしまいました。数本でも残ってくれれば、と思っていたのですが、残念ながら全滅です…何が悪かったのかなぁ?
枯れてしまったヤマモミジの軸切り挿し芽
けっこう前から調子悪そうではあったのですが、時折元気になったりまた萎れたりを繰り返していました。
葉っぱがみんなしおしおに枯れてしまっています。一応緑色ではあるのですが、パリッとしたハリがありません。
明らかに枯れてしまっていますね。
葉っぱの付け根を見ると、こんな風に黒く変色して枯れています。葉の方にちゃんと水分がいってなかったんでしょうか?
こちらは4/25に挿したトウカエデです。こちらはまだなんとか頑張っている感じかな?
葉先が黒くなってきていますが、これは用土に近すぎて湿度が高いせいなんじゃないかな?と思ってます。実際のところどうなのかは分かりませんが。ただ、反対側の葉っぱはまだ元気なので、大丈夫なんじゃないかと思ってます。
こちらも同様、1週間前の4/25に挿したトウカエデ。今のところ大丈夫そうです。
本葉が下を向いてしまっているのは水分が足りていないからと思います。根っこがないんだから当然ですね。ちゃんと発根すればこれがグッと上を向いてくるんじゃないかと思ってるんですが、まだその兆候はないです。
中央部には次の本葉が準備されているようなんですが、これが伸びてくれば発根のサインだと思ってます。まだまだ時間はかかりそうですが。
ヤマモミジの株立ち風軸切り挿し芽をあきらめる
残念ですが、株立ち仕立ては諦めです。
束ごと抜こうとしたら数本だけ抜けてしまいました。根っこは影も形も見えません。
残った分はまとめて抜けました。こりゃあダメだわ…
全く発根した様子がないですね。このまま置いておいてもしょうがないので、あきらめて処分しました。
結局トウカエデが2本残ったのみ、なんですが、この広大な挿し床が勿体無いので…
強風で倒れてしまったヤマモミジを挿しました。倒れたのは一昨日か昨日、枯れてしまった訳ではなくまだ元気だったので、早めに挿してしまいました。
今のところは元気です。この後双葉が枯れて落ちるところまでは想定済み。根がないため給水が蒸散に追いつかないので、双葉は自分で枯らして落とすようです。
霧吹きした時の水滴が残ってちょっと分かりづらいですが、中央に小さな本葉が準備されています。一応記録。
もうひとつのヤマモミジの株立ち仕立ての様子(御紅葉)
もうひとつ、御紅葉の方も5本ほどまとめて挿しておいたものがあります。やり方は一緒。トウカエデ(御楓)と一緒に挿したやつですね。これは5本まとめてはありますが、特に株立ちを狙った訳ではありません。全部うまいこと発根してくれたら株立ちでもいいですが、他のヤマモミジの軸切り挿し芽がうまくいかなかったら、バラして一本ずつにしてしまうかも知れません。
挿した時はこんな感じ。
真ん中のがヤマモミジ(御紅葉)、左下はトウカエデ(御楓)。右下のは風で倒れてしまったサルスベリをついでで挿しています。
そしてこれが今日の様子。こうやって比べてみると、あんまり元気がないな、と感じます。左上には風で倒れてしまった御楓を軸切りして挿してあります。
中央の一本は挿した時点で次の本葉が出かかっていたのですが、枯れちゃったようです。葉も赤くなってしまい、どうもダメそうです。
こちらは葉がかなり萎れてしまっていますが、まだ青さは保っています。ちょっと厳しそうではありますが、もう少し様子をみます。
こちらは同時に挿したトウカエデ。ヤマモミジよりはマシな感じでしょうか。挿してから2週間経っているので、そろそろ発根してもいい頃合いだとは思うのですが。
どちらも次の本葉は準備されているみたいですが、なかなか大きくなりません。
こちらは1週間ほど前に新しく挿した御楓。風で倒れてしまったものです。倒れてすぐであればまだ元気なので、挿しても根が付く可能性があります。ほっといても枯れてしまうので、こういうのはダメもとでどんどん挿しています。
葉っぱは一枚は枯れてしまいましたが、もう一枚はまだ頑張ってくれています。先端がちょっと傷んでますが。
こちらも中央には新芽がチラッと見えています。まだ挿して1週間程度ですし、伸びてくるのは発根してから。まだもうちょっとかかりそうです。
そしておまけのサルスベリ。これも風で倒れてしまったもので、どうせダメだろうと思いつつついでに挿しておいたのですが…
なんだか本葉が出始めました。一番期待していなかったのですが、どうも発根したんじゃないかと思います。なんだかなぁ。
今後の管理とか
25本まとめたヤマモミジが枯れてしまった原因を考えてみると、ずーっとペットボトルを被せていたために葉からの蒸散が少なく、発根が促されなかったんじゃないかなぁ、というのがひとつの結論です。ペット内は常に湿度が高い状態になるので、葉からの蒸散がほとんどなかったんじゃないかと。とはいえうちのベランダはクレイジーな強風が吹き続ける環境なので、ペットボトルは必須だったりします。何もしなかったら強風であっという間に葉が萎れてしまうし、それ以前に挿した芽が吹っ飛ばされちゃいます。
この湿度問題には気づいていて、風のない穏やかな日はあえてペットボトルを外して置いたりしたのですが、そう頻繁に出来る訳でもないですし。一応ペットの下に竹串敷いたりして通気口は作っておいたんですが、やっぱりうまいこといきませんでした。理想は風がほとんどない明るい日陰に置いておくことなんですが、今の環境では無理ですねぇ…室内で管理するしかないかもなぁ。
他にもヤマモミジやトウカエデの軸切り挿し芽があるので、これは引き続きペットボトルを被せて管理します。下に竹串を挟んで通気口を作ってありますので、多少違いが出てくるかも知れません。
ヤマモミジもトウカエデも数本ずつくらいは残って欲しいなぁ。
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