仕立て鉢の選び方:朱泥鉢が届きました!

仕立て鉢の選び方 盆栽全般
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来年いろいろな種を蒔いたり植え替えをするにあたり、所謂「仕立て鉢」が足りないのに気付きました。普通の盆栽鉢はいくつもあるのですが、それなりに形になるまでの間育てるための仕立て鉢を購入することにしました。

仕立て鉢の種類について

今回仕立て鉢を買うにあたりいろいろ調べてみました。すると「素焼き鉢」の他にも「朱泥鉢」だったり「駄温鉢」だったりと、いろいろ種類があるようです。果たしてどんな違いがあって、どれがいいのでしょう?

素焼き鉢

700度〜800度で焼成された鉢。通気性は一番いいが、比較的割れやすいようです。多孔質のため排水性、保水性は良いようです。ホームセンターなどでも様々なサイズを簡単に見つけられると思います。

今使っているのはおそらくこれの2号。デメリットとしては表面に苔?が生えやすいこと。多孔質で保水性が良いので仕方ないとは思うものの、見た目が汚らしくなります。と言ってもバケツの水の中で使い古した歯ブラシなどで擦れば簡単に取れます。

朱泥鉢

素焼き鉢よりも高温で焼成した鉢。硬質素焼き鉢とも呼ばれるらしいです。駄温鉢よりも粒子の細かい粘土で出来ているので、丈夫でキメが細かく保水性にも優れているとのこと。大きさは1.5号からいろいろ。

駄温鉢

朱泥鉢よりもさらに高温で焼成した鉢。鉢の上部、縁の部分に釉薬が掛けられているのですぐ分かると思います。こちらは1000度くらいとかなり高温で焼き上げられており、素焼き鉢ほどではないけれど適度な保水性も備えている。盆栽の仕立て鉢としては一番向いていると言われているみたい。ただ、あまり小さいサイズがなく、いろいろ探してみたけれど3号以上のものしか見つけられませんでした。

これらの情報は「キミの盆栽びより」さまで勉強させて頂きました。いつも参考にさせて頂いている、とっても勉強になるサイトです。

朱泥鉢を購入しました!

購入先は?

いろいろ調べていると「駄温鉢」が良さそうではあるのですが、ひとつ問題が。小さいサイズがないのです。3号か3.5号が最小サイズ。スペースの都合だったり、そもそも豆盆栽を目指す身としては、あまり大きな鉢はよろしくない。かと言って小さ過ぎてもいけないということで、今使っている2号を探してみましたが、駄温鉢は見つけられず。

一ヶ所だけ朱泥鉢の2号を扱っているお店を見つけましたので、そちらで購入しました。

盆栽鉢と常滑焼の店 MARUTATSU (まるたつ磯村商店) さんです。

愛知県常滑市のお店。常滑焼の盆栽鉢も多数取り扱っておられるので、これから長いお付き合いになりそうです。ただ、仕立て鉢はある程度まとまった数量でしか売っていません。ひとつだけ、といったような買い方は出来ません。

朱泥鉢が届きました!

まるたつさんにいろいろ質問し、最終的に「朱泥鉢2号」に決めました。ワンセット25個入りです。ちょっと多い気もしましたが、使い勝手が良さそうなので来年はこれを多用するつもりです。

こんなダンボールで届きました。

梱包はかなりしっかり。

こんな包みの中に…

5個ずつ入っていました。

大きさはこれくらい。とっても小ぶりです。

今使っている素焼き鉢と比べてみました。写真だとよく分かりませんが、今使っているものより赤みが強く、表面が滑らかです。しっかり焼き締められていると感じます。

大きさは一回り、とまではいかないですが、若干小さいようです。またエッジ部分の仕上げは滑らかで、とても丁寧に作られているように感じました。

来年はたくさん種を蒔くつもりです。植え替えなどもいろいろするつもりなのですが、基本この朱泥鉢を仕立て鉢として使おうと思います。

盆栽全般
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