もう盆栽は増やさない!今あるやつを大事に育てる!と決めていた…はずだったのですが、先日盆栽用土を買う際送料が高く(大きくて重いので当たり前なのですが)、ふらふらと見ていたら見つけてしまった「姫五葉松の種」。うっかりポチってしまいました…。今回はその種を蒔き、姫五葉松の実生に挑戦します。
姫五葉松とは…?
ちょっと気になって調べてみたのですが、結論よく分かりませんでした。名前からして小さいんだろうな、というのは容易に想像出来ますが、どう小さいのか?矮小性なのか?葉が短いのか?何れにしても、五葉松だし小さいということで、挑戦してみます。
姫五葉松の種を蒔く
全くもって難しいことはありません。いつも通り種を蒔きます。
こんな感じで届きました。
一晩水に浸ける
種を一晩水に浸けておきました。12時間くらいでしょうか?
種は全部で18個入っていましたが、そのうち14個が沈み、4個は浮いたままでした。一般的に沈まなかった種は発芽しない、と言われていますが、私はいつも蒔いちゃいます。絶対に出ない、ということもないと思いますので。
配合用土に種を蒔く
では種を蒔いていきましょう。
いつもはカップ麺の入れ物を使うのですが、今回は、というか今年は姫五葉松しか蒔くつもりがないので、スペース節約のために鉢に蒔くことにしました。用土は配合用土だけ、鉢底石等も入れていません。鉢に7分目くらい?配合用土を入れます。
とりあえず10個、こんな風に並べました。
土をこれくらいかけておしまい。簡単です。五葉松は種が大きいので、少し深めに植えました。
最後にたっぷり水をやって終了です。鉢底から出てくる水が透明になるまで、しっかりたっぷり水をやりました。
残りの4個も同様に。左上・右上・左下・右下の4個は沈まなかったやつです。ついでなので蒔いておきます。
もう一度たっぷり水をやって終了。お疲れさまでした!
今後の管理
とりあえず芽が出るまでは、日当たりのいいところに置いて灌水を欠かさないようにします。土の表面が乾いてきたらたっぷりと水をやります。芽が出てくるといいなぁ。
五葉松の種まきの時期についてちょっとだけ考察してみる
当ブログにたどり着いて下さる皆さまの検索キーワードの中で、「五葉松」「種まき」「時期」というキーワードが比較的多く見られます。私も五葉松の実生には何度か挑戦しているものの、他のものに比べてなぜか発芽率が異常に悪いので、不思議に思っています。
今回こんな中途半端な時期に種を蒔いたのにはひとつの思惑があったから。それは…
「冬の寒さに当てること」
至極当たり前のことなのですが、今まであんまりやってこなかったなあ、と思ったのです。そういう意味ではちょっと遅いくらいなのですが、今が2月の初め。暖かくなるまで2ヶ月程度?は寒さにあてられるので、全く意味がないわけではないと思っています。
もうひとつ、先のキーワードで検索する人が多いのは、もしかしたら皆さん種を蒔いて1年目かもしれない、と思いました。いや、私もなんですが。蒔いて最初の年には発芽せず、翌年の春、場合によっては3年目の春に発芽することもあるので、一応書いておきます。早く芽が出て欲しい身としては、1年も2年も待たないといけないというのはものすごく忍耐が必要なんですけどね。
幸い、昨年春に蒔いた五葉松(姫、ではない普通の)が秋に一本だけ発芽してくれたので、これは大事に育てないといけません。
今年(2021年)も挑戦しています!
挑戦の様子は➡︎こちらから!
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