八幡屋磯五郎さんのプリッキーヌちゃん その6

大きくなり始めたプリッキーヌの実 その他
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先週ようやく初めての花が咲いたプリッキーヌちゃん、続々と花が咲き始めました。トウガラシ缶のやつだけでなく、プラ鉢の方も少しずつ咲き始めています。そしてとうとう唐辛子っぽい実が!?

今朝のプリッキーヌの様子

今朝のプリッキーヌです。いい感じに育っています。週の初めは1日1輪〜2輪咲くだけだったのが、最近は4〜5輪咲くようになってくれました。ひとつ咲いてくれるとそのあとどんどん咲いてくれるようになるみたい。

こちら七味缶のプリッキーヌです。花の数はこれがずば抜けて多いです。

これは多分昨日くらいに咲いた花。緑色の雄しべがちょっと干からびてしおしおになっています。咲いてすぐの時はもっとぷっくりふっくらしています。

こちらは受粉が終わった花。こんな感じで花びらがしおしおに枯れちゃいますので、こうなったらもう受粉の作業は必要ありません。程なく花びらと雄しべは落ちてしまいます。

こちらはさっき開いたばかりと思われる花。開いたばかりというか、今から開こうとしているんですね。中にちらっと見える雄しべ、ふっくらしてません?

こちらも昨日の花ですね。いつも夕方4時ごろ、まだ明るいうちに閉じ始め、暗くなる頃には閉じてしまうのですが、朝になるとまた開きます。こうやってちゃんと開いちゃう、ってことは、まだきちんと受粉できていないのかも知れません。こういうのは何度でも綿棒で受粉作業します。

そしてこれ!一番初めに咲いた2つのうちのひとつなのですが、中心部が大きくなってきました!これがもっと大きくなって、唐辛子の形になるんですね。真ん中にひょろっと伸びているのが雌しべ。大概落ちてしまいますが、これは残っています。

これも一番初めに咲いた2つのうちの1つなのですが、こっちは成長がイマイチよくありません。実はこの花、受粉の時に綿棒を使うのが面倒だしうまく花粉が付いているか分からなかったので、雄しべをピンセットでちぎって直接雌しべにつけてやろうとしたのです。が、ピンセットで引っ張った瞬間、花びらと雄しべが丸ごと取れてしまい、そのあと花と一緒に雌しべも落ちちゃったんです。一応綿棒での受粉は先にやっておいたのですが、もしかしたらうまく受粉出来ていないかも知れません。

花が落ちてすぐの中心部はこんな感じ。花の萼と同じくらいの高さですので、比較すると上の写真のは成長しているのが分かります。

これはちょうど花が落ちたところですね。雌しべは残るので、花びらと雄しべが引っかかっている状態です。そのうち落ちちゃうと思います。

こちらは花びらが落ちないままですね。そうそう、花は下を向いて咲くのですが、うまく受粉するとこうやってグィーっと上を向いてきます。唐辛子は上を向いてなるので花も上を向いて咲けばいいのに、と思っていたのですが、雨が降ったりすると花粉が流れちゃうから敢えて下を向いて花を咲かせるんだろうなぁ、とひとりで納得してました。ほんとかどうかは知らんけど。

これも伸びてきていますね。これは軸が太いので、大きな実になるかも知れません。

こちらはしっかり上を向きました。で、残っている花びらの下が大きく膨らんできていますね。期待大です。後ろには上を向いた蕾が見えていますが、これは成長してくるとだんだん下を向き、蕾が膨らんできます。

こちらは今にも咲きそうな蕾です。これ、あと30分ぐらいで開く気がします。花が開くのは大体6時半から7時過ぎくらいと決まっているのもまた面白いですね。夜のうちに開いてしまうものと思っていましたが、そうでもないみたいです。

このトウガラシ缶のプリッキーヌは、こんな感じでまだまだたくさん蕾がついているし、花が咲き続ける間にどんどん唐辛子の実も出来てくるので、あとひと月くらい?は楽しめそうです。

こちらは大きい丸プラ鉢の方のプリッキーヌ。こちらも花が咲き始めていますが、トウガラシ缶よりも遅めです。

これは昨日か一昨日咲いた花ですね。花がまだ萎れていないので、うまく受粉出来ていないかな?受粉作業はやっています。

こちら、あと少しで咲く蕾です。それこそあと5分とか10分で開きます。花びらに裂け目が出来ていますね。

と!ちょっと角度を変えてみたら開き始めていました。

こちらは角鉢の方。小さな蕾はいっぱい付いているんだけど、なかなか咲いてくれません。

こちらは多分さっき咲いた花。

こんな感じの蕾がいくつか付いてはいるので、少し遅れているだけでそのうちどんどん咲いてくれることを期待してます。

ほとんどの蕾はこんな感じ。まだまだ小さいです。

受粉のやり方

未来の自分のために一応書いておきます。難しいことは全くないですが、毎朝新しい花が咲いたらやらないといけません。多分。そんなに時間もかからないし、楽しいですけどね。

こんな風に綿棒を雄しべの真ん中に突っ込んで、綿棒の先に花粉を付けます。本当はもう一方の手で花の付け根を押さえておいた方がやりやすいです。

花粉が雄しべのどこに付いているか、実はよく分かりません。もしかしたら外側かも知れないので雄しべの外側も撫でてます。ご存知の方教えて下さい!

花粉が付いたであろうあたりをチョンチョン、とめしべの先に付けます。小学校の理科か何かで、「雌しべの先はベタベタしている」というのを習ったような習わなかったような。これでちゃんとめしべに花粉が付いているのかイマイチ自信がないんですが、やらないよりマシかなぁ、と。

唐辛子は多分自家受粉できると思うんですが、いくつかの花を行ったり来たりして、違う花、出来れば違う木に咲いた花の花粉も付けるようにしています。多分そこまで神経質になる必要はないと思いますが。

ピントが合っていなくて分かりずらいですが、綿棒の先端が薄い緑色になっています。花粉がしっかり付いている証拠です。

時折こんな風に葉っぱの上に花粉が落ちます。これは綿棒の先で拭い取って、ありがたく使わせてもらってます。

受粉作業自体本当に必要なのか、実はこんなことしなくても勝手に実がなるんじゃないかとも思うのですが、気休め、おまじない程度の気持ちでやっています。

今後の管理など

特に変わったことはしません。毎日の灌水と週イチのハイポネックス500倍液、それだけです。もちろん毎朝花をチェックして、受粉作業は続けます。

あんまり寒くならないうちにしっかり実がなってほしいですが、この調子でいけば最低でも2〜30個は収穫出来そうです。うまくすればもっと採れるかも??本当はもっと大きな鉢にもっと早く種を蒔いてやれば、もっとたくさん収穫出来たかも知れません。うまく唐辛子が出来たら2〜3個は収穫せずそのまま枯れるまで放置して、来年蒔く種を採取しておこうと思います。

来年は一番小さいプランターに2〜3本植えてみようかな?と思ってます。

ちょっとだけ写真ギャラリー

上の記事に使わなかった写真を後で見返せるように何枚か残しておきます。

ちょっとはバエる写真が撮れたかしら??

その他
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