今年ずっと育ててきた八幡屋磯五郎さんのプリッキーヌちゃんですが、今回が最後になります。そこそこ実ってくれたので、いよいよ収穫していきます。さて、どれくらい取れるかな?
収穫時のプリッキーヌ
一般的な唐辛子は収穫する前に苗を根元から切ってしまい、逆さにしてしばらく干しておくのだそうです。プリッキーヌも同じようにすればいいと思うのですが、12月はいろいろ忙しくてゆっくりそれをする余裕がありませんでした。ですので、鉢に植えたまま水を断ち、枯らせてそのまま乾燥させてみました。
根元を切って鉢から持ってきました。葉っぱはカラカラに乾いていますが、実は乾燥しているものもあればまだプリプリなものもあります。乾燥しているものも乾き切っている訳ではないようです。
プリッキーヌの収穫
ハサミでプリッキーヌの付け根をプチプチと切っていきました。
プリッキーヌ4本でこれだけの収穫。ちゃんと数えていませんが、おそらく100個くらいはあるものと思われます。
これはちょっと乾燥し始めている感じ?色もまだ黄色いものです。
これなんかは真っ赤でプリプリです。隣にあるオレンジ色のはもうしわしわし始めてますね。
こういうのは生唐辛子的にこのまま食べちゃってもいいのかしら?
という訳で、かじってみました生プリッキーヌ!
……かっら〜い!!……のですが、舌が麻痺してビリビリ、何も分からなくなる程でもないような気がします。フレッシュで爽やかな辛さ?これ、一本分を細い輪切りにして醤油とかに入れたらそのままいい感じの薬味になるような気がします。なんだろう、沖縄の島唐辛子的な使い方なのかな。
真っ赤なのと黄色いの、ふたつ試してみましたが、黄色い方が辛味が強かったような気がします。気のせいかも知れませんが、赤い方が若干深みがあって美味しかったような??
収穫出来たこの実はオリーブオイルに漬けてみようかな、と思っています。イタリア料理でよく出てくる調味料ですね。あとごま油に漬けたらラー油みたいにならないかな??出来がいいの2〜3本はそのまま輪切りにして食べてみるつもりです。
育ち方が不十分でこの程度の辛さなのか、そもそもこんなものなのか分かりませんが、よく激辛唐辛子としてテレビとかで紹介されてる割りには思った程でもないというのが正直な感想でした。
来年に向けて
収穫したプリッキーヌはこんな感じで使う時まで保存しておきます。
ただその中で、こんな感じの出来のいい子を4〜5本選別して、来年の種を採るつもりです。種は10個もあれば十分なのですが、念の為念の為。ひとつの鞘の中にはおそらく15〜20個くらいは入っていると思われます。
今回収穫していて思ったのは、ずば抜けて出来が良かったのは八幡屋礒五郎さんの缶に入れて育てたもの。ですので、もしこれからやってみたい、という方はそのまま育てるのが一番いいかと思います。私は2本残しましたが、1本だけ残して肥料をガンガンやった方が結果的には実付きは良くなるような気がします。
発芽するのかどうか分かりませんが、今年収穫した種で来年も挑戦してみます!
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