6月の初めに種を蒔いた八幡屋礒五郎さんのプリッキーヌちゃんですが、ようやく…ようやく!花が咲いてくれました!種を蒔いてから3ヶ月ちょっと、これはかなり嬉しいし、それ以上に安心しました。
プリッキーヌの花
明らかに蕾とみられるものが出来た後、台風の影響で一晩雨が降ったのですが、その後ピンッと上を向いていた蕾がへにゃっと下を向いてしまったんです。ずーっと暑かったのが急に涼しくなったりもして、もしかしてこれ、ダメなんじゃないか?と心配していたのですが、プリッキーヌだけでなく唐辛子類の花は下を向いて咲くそうで、これでいいとのこと。特に蕾が落ちちゃうとか枯れちゃうとかもなかったので様子を見ていましたが、よかったです!
これ、昨日の蕾の状態なんですが、今にも開きそうでした。どれがどの蕾かは覚えていませんが…
そして今朝!花が2個咲いてくれました!
こちらです。一番最初に咲いたのが一番小さいオリジナルの缶のやつだったのがちょっと不思議なのですが、用土が良かったのか、しばらく室内の涼しいところに置いておいたせいなのか、理由が気になるところです。
そして花がこちら!
これと…
これ!って、どっちもあっちの方を向いて咲いています。いつも向こう側から陽が差しているので、そのせいなんでしょうか。たまたまかも知れないけど。
鉢をくるっと回して写真を何枚か撮ってみました。
真ん中にひょろっと伸びている白いのが雌しべ、その周りを囲んでいる緑色のが雄しべでしょうか。雄しべはもうちょっと開いてくれてもいい気がするんだけど、こんなものかな?
受粉をしてみる
だんだんと涼しくなってきて、それ以前にそもそもベランダっていうのもあって、蜂が飛んできて受粉してくれる、というのはあまり望めなそうです。ということで、綿棒を使って受粉の真似事をしてみました。
右下の白いのが綿棒の頭です。これで緑色の雄しべを撫でて、違う方の花の雌しべの先にちょんちょん、と擦り付けておきました。ただ、花粉っぽいものは特に見えませんでしたので、ちゃんと出来ているのかはかなり疑問です。
受粉をした後の綿棒の先。ちょびっとだけ緑色になっている部分があるんですが、これが花粉なんでしょうか?花粉は黄色だとばっかり思っていたのですが、緑色なのかな?
この後、ピンセットの先で雄しべをめくり、裏側も軽く擦って雌しべにくっつけておきました。なんとなく雄しべの裏側の方に花粉が付いているような気がしたもので。
今後の管理など
基本的には変わらず、毎日の灌水と週に一度の液肥(ハイポネックス 500倍液)は欠かさずに。でも、これからどんどん花が咲いてくれることを期待しているので、花が咲いたら都度受粉はしないといけないかな、と思っています。
他の蕾の様子
この唐辛子缶に植えてあるプリッキーヌが一番成績がいいみたい。
こんなのとか…
こんなのとか。
これもすぐに咲きそうですね。
こちらは一番大きい丸プラ鉢のもの。よーく見ると蕾がありますよ。
これなんかそろそろ咲きそうなんですが…
これなんかは咲くまでもうちょっと時間がかかりそう。これくらいの蕾はたくさん付いているので、来週末くらいにはもっといっぱい咲いてくれているかも知れません。
これもすぐに咲いてくれそう。
そしてこちらが角プラ鉢。なぜか一番成長が悪いです。悪いって言ってもちゃんと蕾は出来ているので、遅い、っていう方が正しいかも。
こちらの鉢の蕾はどれもこれくらい。まだもうちょっとかかりそうですね。蕾自体はたくさん付いているので、そんなに心配はしていませんが。
うまいこと受粉出来ていないと花ごとぽろっと落ちるとのこと。受粉出来ていれば花びらは落ちるけれど花本体は落ちないみたいなので、それで判断できるみたいです。
早くしないと寒くなっちゃうので、それだけが心配なのですが、まだ最高気温は30度を超えていますので、ギリギリ間に合うんじゃないでしょうか。種を蒔くタイミングが遅かったので仕方ないんですが、せめて来年蒔く種の分、1個か2個は実がなってくれたらありがたいです。
これからどんどん花が咲いてきそうなので、受粉作業が忙しくなりそうです。
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