6/5に徒長枝を切って挿し木(緑枝挿し)をしましたが、翌日6/6には葉刈りをすることにしました。葉がかなり込んできて下の方や中の方の葉に日光が当たらなくなって来たのと、ちらほらではありますが黄色くなる葉が出始めたためです。
葉刈りする長寿梅
昨日徒長枝を切ったばかりの長寿梅です。
樹勢がかなり乗っているようでたくさん葉を出してくれているのはとってもありがたいのですが、これでは内側にある葉に陽が当たりにくくなってしまいますね。
こんな風にしっかりと濃い緑色に固まっている葉がほとんどなのですが…
こんな風にまだ黄緑色の葉も少しあります。出てから間がない若い葉です。本来であれば全部濃い緑色になり、分厚くしっかり固まってからの方が良かったかのかも知れませんが、梅雨に入っているし6月上旬ということもあり、やってしまいます。
長寿梅の葉刈り(ほぼ全葉刈り)
長寿梅の葉刈りのやり方ですが、葉柄を切るみたいです。
この辺?を切ればいいのかな?残った葉柄は数日で枯れて落ちてしまうと思いますが、あんまり付け根の方を切るよりも、この辺を切った方がいいみたい。
何枚か切ってみました。正直不安でしょうがないのですが、樹勢を信じてやってしまいます。こんな感じで一枚一枚、ちまちまチョキチョキと切っていきました。
これは今年伸びた徒長枝、昨日切ったものですが、先端の小さな托葉だけ残しておきました。これがあればここから水分が蒸散、結果枝全体に水分が巡り続けるはず、と考えてのことです。いわゆる「全葉刈り」では文字通り全部切ってしまうのですが、その勇気が出ませんでした…。
まだ途中ですが、だいぶ進んだところ。右側に切った葉を固めてありますが、結構な量になりました。
まだもうちょっと切りますが、こんな感じ。先端にあるのが大きな葉だったときは、それを半分〜1/3くらいの大きさに切っています。
反対側から見るとこんな感じです。このあともうちょっとだけ切りましたが、けっこう葉っぱ残ってます。
かなりの量の葉を切りました。ちょっと心配ではありますが、黄色くなっている葉も散見されるので、タイミング的には良かったのかも知れません。
続いてこちら、白花の長寿梅です。
黄色くなっている葉がちらほらと。状況は赤花のと似たようなものです。
葉の付け根が膨らんでいたので拡大してみたのですが、次の芽が準備されている、という程でもないようです。
ということで葉刈りしちゃいました。
ちょいちょい葉が残っていますが、葉柄はもちろんのこと、半分に切った葉もそのうち枯れて落ちると思います。
この辺先端あたりは枝が出ていていい感じなので、来年取り木しようかと思います。右側の方から細い枝がゆるっと出ているので、これを残してこの上を切れば2〜3本の挿し穂が取れるでしょう。
この辺とか…
この辺も取り木候補です。
ただそのままでは真っ直ぐで色気のない枝なので、ゆるーく針金を掛けておきました。この緩い曲がりがあるかないかでだいぶ景色が変わります。
こんな角度だったらまずまず見られるかな、と妄想が膨らみますね。
ということで、葉刈りもおしまいです。お疲れさまでした!
今後の管理とか
特に変わったことをする予定はなく、日々の灌水と週イチのハイポネックスくらいでしょうか。新しい芽が吹いてくるまではただただ祈るばかりですが、樹勢が強いのでまあ大丈夫でしょう。上の写真、左下の枝だけ、下を向けて曲げてしまったのが気になりますが、ここからも芽が吹いてくれることを祈ります。
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