昨年大きく体調を崩してしまい、ブログがほったらかしになっていました。まだ本調子ではありませんが生きています(笑)。今年も種を蒔こうかどうしようかちょっと考えたのですが、イロハモミジとナンキンハゼをやってみることにしました。
ナンキンハゼ
なぜにナンキンハゼ?ということなんですが、たまたま近くの公園にたくさんの白い実をつけた木を見つけたんです。調べてみたらどうもナンキンハゼっぽい。ということで、ダメもとで蒔いてみることにしました。なお、ナンキンハゼを蒔いたのは昨年11月です。所謂取蒔きというやつですね。

これが採ってきた実。本当にナンキンハゼなのかは分かりませんが、多分そうなんだろうと思います。


一晩水に浸けたビフォーアフター。右がアフターなわけですが、あんまり沈みません。種を調べてみると…


周りの白いところが簡単に剥けました。ティッシュを使ってこそげ落とす感じでしょうか。この白いところは蝋燭の材料になる蝋ですね。こんな感じで全部の蝋をこそげ落としました。

蝋のせいで沈まないのか?と思ったんですが、あんまり関係なかったみたい。今回は半分お試しなので、沈んだやつだけ蒔くことにしました。


ナンキンハゼは根ぶせもできるっぽいので、いつものように軽石をつめています。鉢は大きめのものを使いました。


種の上に少しだけ用土を敷き、さらに軽石を乗せてます。これは網伏せ用。上も下も使ってやろうという魂胆です。芽が出れば、ですけれど。

網戸用のネットをかけ、ビニール紐でがっちり縛ってます。ナンキンハゼはかなり力が強くて勢いがあるらしいので、これでも足りないかも?
上にも軽石を盛り上げているのは、芽が伸びるためのスペースを作ってみよう、という実験です。軽石の間をクネクネと伸びてくれないかな、と思っていますが、そんなに簡単ではないですかね。

何個か残った種は寝伏せ素材用プランターの端っこに蒔いておきました。このプランターについてはまたそのうちに。
ナンキンハゼ自体には正直それほど興味ないんですが、根伏せとか網伏せとかいろいろたのしめそうです。芽が出てくれば、の話ですけどね。
イロハモミジ
続いてイロハモミジです。こちらも近所の公園で山盛りなっていたのを少し分けてもらいました。この公園にはモミジがたくさん生えているのですが、その中でもひときわ葉が小さいものを選んで狙いをつけていたものです。

いつものように一晩水に浸けたのですが、ほとんどが沈みました。沈んだ種の写真は撮り忘れ。

こちらもいつもとは違う大きめの浅い鉢を買ってきて、そこに蒔いています。用土はいつもと同じ、一番下に鉢底石、途中マグアンプKを混ぜながらの盆栽用土です。
種の位置に疎密があるのはわざとやっています。まとまって生えてきたところはそのまま寄せ植え風?に出来るんじゃないか、うまいこと癒着してくれたら板根になるんじゃないか、などなど。相変わらずの皮算用です。
この作業をしたのが昨年12月半ば。年を越して2月半ばには…



早速発芽してくれました。確か一瞬あったかかった時、かな?
そしてこれが今日の様子です。

ほとんどの種が沈み、蒔いた種のほとんどが発芽したんじゃないでしょうか。これから軸切り挿し芽をするかどうか考え中ですが、これだけたくさんあるので少しやってみようかな、と思っています。

一部枯れちゃってるのもあるみたいです。カエデをやった時はこの段階でどんどん枯れていってしまったのですが、イロハモミジはそうでもないようで、みんな頑張って伸びてくれてますね。

で、普段はこんなのに入れています。なんの容器?ケース?かは忘れましたが、使っていないちょうどいいサイズのがあったので。これだけでも強風に対しては意味があるみたいです。これを書きながら思ったのですが、夏場はここに針金?か何かで枠を作り、ネットを掛けて風避け・日除けにすればいいんじゃ?まあその季節になったらまた考えましょう。
今後の管理とか
軸切り挿し芽は今日明日には決めるとして、それ以外のものは一旦このまま育てるつもり。これからどんどん伸びてくると思うんで、どこかのタイミングで中心の軸を切ってやろうかと思っていますが、それはまた来年になるかも。
まずは出来るだけ枯らさないように、皮算用しながらぼちぼちと育てていこうと思ってます。
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